17-05-25 | ヤマダ・マサミ ART&WORK 検:ヤマダマサミ

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主に仕事に関わる、特撮、怪獣がらみのブログです。
ときどき、猫が登場します。

17-05-25

ロジャー・ムーアが亡くなって、実はショーン・コネリーより年上だったと改めて知るんですが、中学へ入ってすぐ「007黄金銃をもつ男」を見たときは、ぜったいにコネリーの方が素敵なオジサンだと思っていました。

74年の、ぼくの好みの映画は、「燃えよドラゴン」をはじめとしたブルース・リー映画、「エクソシスト」「ヘルハウス」などのホラー映画、「タワーリング・インフェルノ」「エアポート75」などのパニック映画の3つぐらいに新しい波を感じていました。

東宝は「ゴジラ対メカゴジラ」と「ノストラダムスの大予言」、円谷は「ウルトラマンレオ」、東映は「仮面ライダーX」の頃。

和製特撮にちょっと飽きが来て、怪獣はどうも子供騙しになっちゃったなと思い始めるんですね、中学生になると。

ぼくは怖いのが苦手なくせに惹かれてならず、「エクソシスト」特集の「スクリーン」を見ながらあの映画は見たの見てないのとやっていて、「黄金銃」もスカラマンガ(クリストファー・リー)目当てでした。

でも「ローズマリーの赤ちゃん」があまりに怖かった事と「悪魔の沼」あたりから気持ち悪くなってきて、足が遠のきました。

怖い系は邦画で金田一シリーズが始まりましたが、文庫を読み始めていたのでそっちの方が良かったのでした。大人になってから市川崑はいいなと思っても、当時は、文字の方がイメージが広がっていました。

パニック映画は「ジョーズ」を経て、「スター・ウォーズ」「スーパーマン」やなどのSF映画ブームへつながり、マスコミは、我が日本には和製SFがある!と懐かしの「ウルトラマン」を紹介したあたりで、自分の中で眠っていた感覚が蘇って爆発的な欲求が芽ばえて、以下、現在へ続くのです。

子供から少し生意気な中学生になった自分の嗜好の中で、ロジャー・ムーアがいいなと思ったのは、テレビにかかって、広川太一郎が声をアテてからだと思います。やっとなんか繋がった感じでした。

そういえば、コネリーの方は若山弦蔵の声で、やはりテレビで馴染んでいたので、つまりぼくは映画での印象よりも吹き替えたテレビの方が頭に入るんですね。子供頭なのか。

74年当時、映画館へ行って映画のチラシをもらってくる事が仲間内で流行りました。中には「愛の嵐」とか「エマニエル夫人」とか、去年まで小学生だったのが堂々とそんなタイトルのチラシをもらって興奮して。「007」もエッチで良かったですけど。

ロジャー・ムーアと言うと、中1のあの頃を思い出してなりません。

 

 

 

美也のおでこの皮膚炎、良くなってきました。消毒と塗り薬で3週間かかりました。2週間でいったん通院する予定でしたが、忙しくて行かれず、ずるずると来たら、おとといあたりから良くなりました。

なにしろ美也は恐がりで、病院は最後の手段。消毒でさえ顔が引きつります。飲み薬の方が早いんですけど泡拭いてしまうんです。肝臓に負担がかかるため血液検査が要るなどと言われて、美也まいっちゃうよなと。

消毒・塗り薬の時間となると、逃げる逃げる美也、死にものぐるいの声を出します。ぎゃあああ。あうぅううう。まるで父ちゃんが虐めているみたいじゃないか。やめて下さい、そういう声。

ゴエモンとシロちゃん夫妻は遠ざかって冷ややかに見ています。自分の番になったら大変だとすぐ逃げられる体勢。

しんこはぜんぜん気にしない。

13歳3匹はほとんど寝ているのに対して、しんこは常に室内、端から端まで走り回り、棚へ上がっては降りて、賑やかです。

しんこが明るくてぼくもめげないでやっていけます。

 

通い猫たち。深夜から早朝、3匹そろって顔を見せました。小雨のうちに食べておこうと思ったんでしょうか。

クロスケ、銀ちゃん、くうちゃん。

兄弟じゃないし、去勢する前はいがみあっていた仲なのに、いつの間にか仲良しです。

大きな猫、ぺこちゃんは2週間おきに会える感じ。この猫は贅沢に育ったようで気まぐれです。でも可愛い。こんどはいつ?

 

mさんちのロクタロのオヤツをあげてから井の頭公園を回る。弁天様に挨拶。いろいろお願いします。仕事の事、猫の事。あの事この事。

三浦屋で買い物して地上へあがると、声がかかる。アッ、久しぶり。根岸くんでした。叔父さんは音楽家でその奥さんが真理アンヌさん。

前のアパートの隣に住んでいて、猫とフィギュア好きで、たまに近所の猫が喧嘩を始めるとそれぞれ部屋から出て来て話をしたものでした。

いまやっているヤマキチシリーズはもともと彼が知り合いだった大場さんを紹介してくれたのがきっかけです。

いまなにやっているのかと聞くと、ビックリマンシールのような「店員シール」を作って、ラーメン屋さんの景品にされているそうです。

 

その山吉屋の原型、今月中に終わらせるつもりで大車輪。作業は単純ながら根気が要る段階。でも少しずつ終わりに向けて進んでいます。

 

 

 

・順番待ちのくうちゃん。

 

・出かけようとしたらやってきたクロスケ。いつもはキッチンへあげるんですが、今日は外で。

 

・美也。甘える時は思い切り甘えて来ます。

 

・きのう。三浦屋に行く手前、ライブをやっていたので足も弾みました。