キングギドラ補填資料

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フェイスブックのグループ<帝都怪獣倶楽部>でレスが付いた時の補填資料でした。こちらでも。






・59年ソ連製作の「イリヤ・ムウロメツ巨竜と魔王征服」の3つ首竜。翌年日本で公開されている。こうもりの羽、背ビレなどもキングギドラに踏襲されている。
その操演モデル。










・実物大モデル。ぐっと大胆になってこれだけだとキングギドラとは似ていないが。20メートルほどの動かせるモデルを作ってしまう凄さとモブシーン10万人というのはただ驚くばかりです。








・キングギドラの最初と最後。上、「三大怪獣」64年。下、「流星人間ゾーン」73年。















・「ゴジラ」54年公開時の週刊誌から、リドサウルス(53年製作、54年日本公開「原子怪獣現る」)をヒントにしたとある。当時から和製怪獣の呼び水は海外のものだった。
「ゴジラ」のアメリカ公開が大ヒットしたせいで、東宝は、合作資本、海外公開を前提に怪獣、特撮、SF映画が作り、外貨を稼ぎ、政府に表彰されている。海外から、こういう怪獣をと、アプローチがあった事は想像に難くないです。キングギドラも、「イリヤ・ムウロメツ」を日本スタッフが参考にしたのではなく、海外からの要請だった可能性もあります。





・60年代の子供に最大のインパクトをもたせたキングギドラを使ったさらに最強な怪獣の案が当時の少年誌を賑わせた。成田さんは、こういう企画に幻滅したそうだ。










・前回掲載した「少年マガジン」のキングギドラ対ウルトラマンの解説です。瞬間移動で3つの頭と戦ったのが正確な内容でした。
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キングギドラ

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フェイスブック、グループ<帝都怪獣倶楽部>で怒濤のキングギドラコラージュが続いたので、手持ちの画像をまとめてみました。こちらにも貼っておきます。



ウルトラマンが50周年で、当時からのファンとしては永く夢を見ていた唯一最大の対決がキングギドラ対ウルトラマンでした。ゴジラはジラース戦で形ばかり見る事がかなっています。
映画の怪獣はサイズも格もテレビ怪獣より上という不文律が自分の中にあったのですが、そうであっても新進のウルトラ怪獣の方が魅力的でした。格上に挑むのが良いんです。
ウルトラマンの魅力は、ヒーローであり、宇宙人であり、未来の文明人でした。
かたやキングギドラは金星の文明を滅ぼした札付きの悪です。
宇宙のどこかですでに戦いがあったかもしれません。
そして「少年マガジン」が巻頭グラビアで表現した版権の壁を取っ払った夢の対決は当時の一大事件でした。
果たしてウルトラマンは3分以内に強大なキングギドラを倒せるのか?
半世紀経って、まだ答えは出ていません。





・当時、キングギドラをもっとも格好良く描いたのは南村喬之でしょう。最初は「三大怪獣」(64年)の時、「少年マガジン」のグラビアです。このときはまだ羽が灰色です。のちに緑色になって体も明るくなります。もしかするとモノクロ写真を渡されて描いたため地味な色合いになった?
その下は66年の怪獣ブーム時に出した秋田書店の「怪獣画報」の折り込みポスター。キングギドラと戦っている宇宙人は誰なんだか。このときギドラを捕獲して操れるようにしたX星人たちでしょうか。









・65年の「少年マガジン」ではキングギドラの羽は青、体色が明るくなっています。「怪獣大戦争」の宣伝グラビアではなく、それをヒントに作った記事で、ギドラを凍らせる作戦。したがって、似ているけどAサイクル光線車ではないんです。その下も「少年マガジン」、66年ウルトラマン登場の頃です。








・その原画。ウルトラマンが3人いたら?こうういう戦法でキングギドラと戦うであろう、の図。当時幼稚園だったぼくは、キングギドラはウルトラマンより遙かに大きな怪獣だと思って、そのように映画の怪獣はテレビの怪獣より大きさもランクも上だと感じていました。66年の企画です。





・南村さんの絵をもっとも効果的に使ったのは朝日ソノラマの「怪獣大図鑑」「怪獣解剖図鑑」でしょう。羽が緑色になります。キングギドラの方が大きくて、ゴジラもキングコングも挑んでいくという感じです。66、67年。










・図版は南村さんの画集から。朝日ソノラマ「怪獣総進撃」用の絵。68年。ケネディ宇宙基地を襲うキングギドラ。










・そのアップ。











・キングギドラの原点は、渡辺明のこの絵。なるほど、造型物は忠実に再現していますね。羽の美しいラインが良いです。この絵のように中腰だったらもっと印象が変わったでしょう。もし「宇宙大怪獣ドゴラ」が成功して、黒澤組「赤ひげ」が伸びなかったら、キングギドラは単体でデビューしていたかもしれません。







・おそらくアメリカへ宣伝用に作ったキングギドラの活躍想像図。こんな風にはならなかった。操演がいかにも日本的な動きで、アメリカ人は文楽のようだと絶賛しています。









・「三大怪獣地球最大の決戦」64年のキングギドラ。有名なアーリーショット。最初は青い怪獣でした。円谷英二は赤い怪獣のイメージだったとか。劇中では金色に。語り草になった鳥居が倒れる名場面。こういう所、手前に人間がいるのが円谷特撮の面白さ。






・「怪獣大戦争」65年のキングギドラ。怪獣たちを宇宙で活躍させるための話のギミックが秀逸でした。湖から円盤に運ばれていく合成も幻想的で素晴らしく見入ってしまいます。ゴジラのシェーも話題になりました。ここX星は空気があるんです。
















・上、ヤフオクに出た人工着色の原画と、下は左がノート、右がブロマイド。



















・同様に、これも人工着色の原画。昔は専用の絵の具がありました。














・ロビーカードと地方版ポスター。















・ベルギー版のポスター。


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古谷敏 ウルトラバースデーショー

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チラシ出来ました。

2016年7月2日(土)
古谷敏 ウルトラバースデーショー
今回のテーマは<縁(えにし)>。
最初のウルトラマンを演じた男・古谷敏が
2人の恩人、金城哲夫さん・成田亨さんを語ります。

★チケット:¥7,800
ビュッフェ・フリードリンク料込み╱全席自由

★TIME TABLE
16:30 開場
17:00~ サイン会
・古谷敏がみなさまにサインをします。
お1人さま2点まで、ご希望のアイテムをお持ち下さい。
また、会場売店でお買い上げの特製アイテムにはすべてサインをします。

18:00~ トークショー
「古谷敏が語る金城哲夫と成田亨」
「沖縄、金城家を訪ねて」

19:00~ 懇談会
~ビン・ウルトラマン・アマギへ~
敏さんへ思いの丈を伝えて下さい。ふれあいましょう!

20:00 終了

★会場:バタフライ・ストローク・株式會社
@btf 3階
大江戸線・勝どき駅
晴海トリトンスクエア方面改札
A2b出口から徒歩1分

<地図データhttp://www.shopbtf.com/map/>

●申込み方法●
チケットのお取り扱いは、専用メールアドレスまたは専用FAXでの受付となります。
以下の要領でお申し込み下さい。
折り返しこちらから返信メール(返信FAX)にてチケットの代金の振り込み先をお知らせします。
メール送信先╱shinbinpro@gmail.com
FAX送信先╱055-267-6641(シンビンプロモーション)

必須記入項目
件名╱「古谷敏バースデーショー」チケット
1)お名前(フリガナ)
2)チケット送付先ご住所
3)お電話番号(FAX受付の方はFAX番号)
4)ご希望枚数
※お申し込みが定員を超えた場合は先着順とさせていただきます。



※本会は縁あってバタフライ・ストローク・株式會社さまのご厚意で実現した企画です。

<お問い合わせ>
シンビンプロモーションTEL&FAX:055-269-6362







6月12日(日)猪木酒場のほうはこちらを。
http://www.mogurahouse.com/release/2016/05/09/ultra-talk-battle-八つ裂き放談/
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モーレツ!特撮ナイト36回目

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古谷敏さんが来てくれました。6月12日(日)に猪木酒場で、7月2日(土)は鬨橋でイベントがあります。チラシを持ってきてくれました。
栗原さんがホビーショーでお披露目したメカを持参、リモコンで動かしてやんやの喝采。成田亨の珍しいイラストの載った子供新聞のようなもの?へ、みんなでなんだろうなんだろう。キネ旬怪獣怪物のウルトラマンメイキングで紹介されている成田さんの背景に貼ってある展示用のイラストの
シリーズだと思うんですが。いろいろ珍しいものが登場するモーレツですが、突如タロウに変身する荒技もあったりします。
さて次回は、

<モーレツ!特撮ナイト>は36回目、6月17日(金)です。
吉祥寺SORA
6月17日(金)19~22時
参加費4.000円
2次会(マック)、3次会(ガスト)は成り行きです。

<お約束>
・予約制です。
・第2か第3の金曜の19時~22時です。
・予約受付を、出来るだけ水曜夕方くらいまでにお願いします。
・18名で締め切ります。
・キャンセル受付は前日まで。
・当日キャンセルは参加費負担になりますのでご注意下さい。
・開始前の来店時間は5分前で。それより前は準備中。早すぎるとお店が困るので、厳守です。
・人数が多くなるとお店の仕込みが大変です。上記、ご協力下さい。


6月11日(土)17:30開映(21:30終了予定)
料金■3,600円(別途チケット発券料324円)
チケット■5/14(土)10:00発売開始 チケットペイ( https://ticketpay.jp/booking/?event_id=3892 )
※当日券を含め劇場販売はございません。

上映作品■
ウルトラマン第1話「ウルトラ作戦第一号」
ウルトラマン第2話「侵略者を撃て」
ウルトラマン第19話「悪魔はふたたび」
ウルトラセブン第8話「狙われた街」
ウルトラファイト傑作選
帰ってきたウルトラマン第18話「ウルトラセブン参上!」
登壇者■なべやかん/西川伸司(漫画家・怪獣デザイナー)/DJいぬ 他

http://cinemacity.co.jp/wp/ccnews/ultraman50_goku-baku/

マルサンの広告

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・「週刊朝日」10月14日号の記事。66年3月に銀座松屋で開催した「ウルトラQ大会」は13日間に5万人が集まった、そうだ。そしてマルサン商店のソフビ生産高、月産百万個。1つ350円かける、その数。現在の5倍くらいです。誰か計算して下さい。ちなみに週刊朝日は50円の時代。
そのマルサンの下請けをしているパートのおばちゃんたちの風景。9月くらいの取材です。最新商品がアントラーなんでしょうね。






・その記事の扉。デパートの風景。完成品のプラモデルはチビたち、垂涎の的。ゴロー、尻尾の重りのミルク缶がさっそくなくなっています。右の写真は「世界画報」から。











・左、66年12月公開「ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘」の宣伝用マンガの裏表紙で使われたマルサンのソフビの広告。新製品エビラはまだ写真がなくて、この時点の最新商品はアントラーだった。66年夏頃。
右、玩具業界紙「よいこの太陽」掲載のソフビとお面、赤ちゃん怪獣の広告。ゴメス、尻尾がないんですね。この時点の最新商品はハヤタ隊員だった。66年の夏頃。






・左、現代コミックスウルトラマンシリーズの表4を飾ったマルサンのプラモデルの広告。これ、ポスターになっていたんですね。66年の秋頃。
右、プラモデルの完成品の広告。パッケージが魅力的だっただけにそのギャップに引いたのでは?と思うなかれ、当時の子供はこのゴツゴツした怪獣が憧れでした。少年マガジンなど雑誌に載った広告。66年の年末。






・左上、少年キングのマルサンの広告。まだラインナップが少ない。66年夏。その下、「玩具商報」掲載の広告。お話シリーズが登場。らくがきシリーズは個人の想像だが、塗装が間に合わなくて出した苦肉の策のような気がします。マルサンはプラカラーも独占販売していたので一挙両得の発想。だが、ソフビの塗装は難しくて流行らなかった。
66年の年末商戦時期は、ソフビの生産が月産100万個と謳われた。
右、マルサンのカタログから。ギャンゴが新製品。67年の春。




・「ウルトラマン」のヒットを受けて、日本テレビで「快獣ブースカ」が始まった。マルサンも商品をこぞって出すが、ウルトラ怪獣の真似は出来なかった。女の子向け商品を兼ねた。ジャイアントブースカよりデカイ縫いぐるみ、見た事ありません。66年秋以降。








・67年の4月から始まった「キャプテンウルトラ」、6月から始まった「宇宙家族ロビンソン」もマルサンはスポンサー契約。1つの企業でこれだけたくさんの番組を2年の間に契約した会社はないですよ。あと「トッポジージョ」とディズニーシリーズも出しています。







・67年10月に始まる「ウルトラセブン」の商品は放映に合わせてラインナップが準備されていたが、マルサン商店は社名を変更、KKマルザンとなる。湯水のようにお金が出ていってしまうので、丸(お金のこと)が残るように、丸・残にした。「セブン」23話で防衛軍の施設として03倉庫(まるさんそうこ)が爆破されたのはご愛敬。
ユートムを最後にソフビは商品が出なくなった。
68年の夏休み公開、東宝「怪獣総進撃」のSY3号がラインナップに。











・マルザンのプラモデルの広告。68年の夏。セブンがぐたぐたで、ウルトラマンに期待しているようなニュアンスが受け取れますねぇ。
最終回の少年の秘密基地(部屋)で使ったオモチャ、トイマークだけでした。皮肉にも、「ウルトラセブン」放映後、マルザンは倒産します。






・おまけ。マルサンはプラモデルとプラカラーを開発してパテントを取っていた。のちに協会(組合)へ委譲する。当時の子供にとって色を塗る事は至難の業。小学校高学年からの趣味になります。
ぼくも実際らくがきシリーズのウルトラマンは父に塗ってもらった。チャームセットと呼ばれる基本色3色のパックが、らくがきシリーズに付いていた。画像の下です。






・そして、昆虫採集セットと共に、みんなが憧れた逸品。プラカラーセットです。これ、どれだけの人が夢を持っただろうか。これがあればどんな色も塗れる! と思うんですが、そうは行きませんよね。最初は紙箱。それから発泡材になり、ブルマァクでは出なかったと思う。

訂正

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慣例的に平成ウルトラが毎日放送製作だった事もあって思い込みがありました。腸捻転で、ABC朝日放送がNET(現在のテレビ朝日)と系列になる前ですからABC朝日放送が正しいのです。指摘があったので修正します。ありがとうございます。
関連記事を貼りますね。
「週刊TVガイド」の記事。ここにちゃんと「TBSテレビ・朝日テレビ」の、とあります。
朝日テレビの大阪タワーロケの模様。67年1月発売号(当時は朝日放送とは呼ばなかったのだろうか、>TVガイド)。
この画像に押してある判子、実はTBSのスクラップブックのコピーです。栫井巍さんが切り抜いて貼り付けていたもの。番組が終わって円谷プロへ寄贈されて、竹内博さんが管理していた時に借りました。






もう1つは、つまり、朝日放送の番宣写真。大坂城の撮影。あるいはこれもTVガイドの特写か。どちらかです。

バルタン星人の捕捉╱高山さんとラゴン

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いやラゴンとバルタン星人が関連している話ではありません。




まず、毎日放送のと思われる番宣写真を改めて見てみます。おそらく66年の7月前後のアトラクションです。
踏み出そうとした瞬間、バルタン星人の頭が落っこちる寸前です。何度か落ちたんでしょう。頭の樹脂製の角の中央に亀裂があります(この時点ですでにある)。バランスが悪いんです。
なぜバランスが悪いかと言えば、単1電池がたぶん10本くらい入っているため。目の電飾、自転車用6V球が2つで電池8本、それと回転ギミックのためのモーターを回す電池が最低2本。重たいです。
電池のスイッチはありません。









次の写真、そのアップ。
電池は配線でオンオフしています。このリード線のプラス・マイナスの文字はまぎれもなく、高山さんの細工です。セミ人間が中に入っている証拠です。
次の写真がその証明です。














これは80年頃、存命だった高山さん晩年の仕事、ラゴンのリメイクです。その配線が同じようにプラス・マイナスを記したビニールテープで指示されてあります。
バルタンの方、マイナスがもうありませんが、高山さんは電気関係に弱いので、倉方さんへ全面依頼していて、そのための呼び水としてここまでやっていたわけです。これがセミ人間をバルタンの芯にしている証と見て間違っていないと思いますが。







あと2点のラゴンの写真はおまけです。目玉、中心はビー玉です。白目の中央をくり抜いて点灯すると怪しく揺らいだ瞳になる寸法です。
まぶたはヒモコンです。










もう1点、裏側。番線で骨組みをしてあります。これで型くずれしませんが、いかんせん36年前のラテックス、ベトつきはありませんけど、劣化しています。市川ゴム、すごいですね。まだ柔らかいです。
番線を、天竺布を細く切ってラテックスを塗って巻いて、やはりラテックスを混ぜた苆(すさ、壁土に混ぜた細かい麻の補強材)で固めます。
目の裏側は反射するよう厚紙でお椀のように細工してあります。
まぶたの開閉はテグスでした。まだ動きます。さすがにまぶたそのものは劣化でもうダメですが。
覗き穴となる口の中は細かい穴が空いています。
ヒレの薄い所がやぶけています。布で内貼りをしていれば劣化してもこうならなかったのですが、ま、しょうがないです。
これに頭へ乗せるハーネスか自作のヘルメットが中に入ります。








あとはおまけの画像。
初代バルタンとアトラクバルタンの角の比較。角の表面は削れたか剥がせたんでしょう。輪郭に対して横線に当たる部材との隙間に段差があります。アクリルのようなものを貼り合わせてパテ埋めするような感じではなく、もしかするとそれこそ硬質ウレタンのようなものかもしれません。
そのためか、もし同じ角だとしても、横線の数が違います。
ただ、センターの下の所、鼻の上へかかる内側へくいと曲がるアールは同じです。このくいと曲がったところを似せて作るなんて芸当が出来たのか。今の人なら簡単にこだわって再現するでしょう。








そのアトラクバルタンの最初。まだ口先が付いている感じです。画像が不鮮明でよく分かりません。
体は初代。ぼくは頭の芯も初代そのまま、表面加工だと思っています。ハサミは新造です。なかなか雰囲気ありますね。
隣、カラーが「ウルトラファイト」版。顔以外は新造型。口先が完全にありません。頭の横線がくたくたになっています。輪郭と隙間があるので、やはり硬いものでないかもしれません。









さらにおまけ。
「ぼくら」の巻頭見開きカラーグラビア。正義の宇宙人ジグリ星人ことセミ人間とゴルゴス。右下小さい画像、ゴルゴスの左脚をもいでいるのはM1号。
南村喬之さんの絵。なぜジグリ星人がマフラーをしているのかと言えば、正義を表す感じでしょうか。駄菓子屋のチープトイにこれの立体化がありました。講談社の絵本の復刻ボックスにこれの本文、絵物語がありますので、詳しくは参照して下さい。











最後はバルタン星人の偉容。高野宏一さんが撮ったブローニーサイズのネガから。

朝のウルトラ

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放映当時に見返して以来。29話「遠い町・ウクバール」。太田さんの脚本で、本編特撮ともに原田さんの演出。
20年近く経つので懐かしいのに古い感じはしないです。よくまとまった話でした。ミニチュアのセットが素晴らしかったです。
もう1本「悪魔のマユ」。こっちは片思いの話。
原田さん、映像から遠い町への想い、片思いへの情愛を感じられました。人は亡くなっても作品が残るなぁ。

「ホビージャパン」の自分でやった連載ページをファイルしているんですが、紐解いてみると、ちゃんと取材に行っています。
この時、ロフト╱プラスワンで「平成ウルトラマンを作った男たち」というイベントをやっていました。我夢が来てくれました。
この前の号で、小中組劇場版「ガイア」、平成「ウルトラセブン」の取材、東宝の富山プロデューサーに99年の展望、「モスラ3」が終わって新「ゴジラ」製作を語ってもらっています。
この後の号は、「セブン」満留組キングジョー、「ガイア」は原田組本編と村石組特撮の取材。「ガメラ3」を見て、など。


そのあとすぐ、地上波のウルトラマン枠で「ウルトラマンティガ」の名場面を見る事が出来た。これも放映当時に何回か見たきり。こっちはしっかり20年が経つ。
50話「もっと高く!~Take Me Higher!~」は、レナがダイゴの正体を知っていて、もう1人で戦わなくていいと告白し、ダイゴもそれを受ける。怪獣を追っている中、追いつかないといけない切羽詰まった場面。悲しいまでに人間的で切ない愛の告白だった。
ネットで探したらその場面がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=LbBxyj8S03g

「ずっと一人で戦い続ける、そんなのひどいと思わない?」
しかし番組では、ジャニーズの肖像権のせいか、ダイゴ不在です。レナだけ泣いている。ぜんぶ思い出した。見ていて涙腺が緩んだ。
「義務とかじゃないよ、おれは人間だからおれがやれることをやりたいだけだよ」
「あたし、いまは後ろ見えない、だから、いいよ」
「光になれるさ、レナだって」
主題歌がかぶる、変身!
気持ち1つになって万感の思いの2人。
愛おしそうに機体を抱いて飛ぶティガ。
そして邪悪な怪獣との戦い。強いやつです。音楽入らない。苦戦ののちタイプチェンジ。ここで戦いの曲、格好良く入る。情感を感じます。
番組では怪獣を倒して終わり。
「おかえり、ダイゴ」
「ただいま」
風そよぐ草原。2人の抱擁はロングシーンで見せない。そこへ世界各地で怪獣出現の連絡が!
素晴らしすぎる脚本は、小中千昭。原田さんの演出で、特撮は北浦さん。

この頃は模型雑誌の取材であちこちへ通っていました。ちゃんとこの話も取材しています。
レナが操縦したスノーホワイト、正確にはマキシマオーバードライブ・テスト機という。ガッツウイングの本体にジェットのズルが付いていて。配色がなんとティガ色。
エンジンの白い部分からスノーホワイトというのだろうが、レナの純愛の色なんだろうなと当時思った。
長野さんは忙しい中、よく撮影に出たと思う。ビルトですれ違うと、向こうから先に頭を下げる人です。レナはいま見ても可愛い。
毎週楽しみでした。模型雑誌なので怪獣ばかりの取材でした。

ヒドラのガレージキット

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アス工房の浅川さんから高原竜ヒドラのキットをいただいた。
解説を書かせてもらって、そのサンプルとして、発売と同時に送ってもらったのでした。ありがとうございます。
素晴らしいデティールと高い再現度、手を加えないでこのまま保存した方が良いんじゃないかと言うぐらい、見事なキットです。
ボディが軽く、脚が重たいのは安定させるためと思うんですが、ボディ、中空なんですか、すごい。それと鱗の先に気泡がない。真空脱泡器を使っているんですよね。実はガレージキットは無調法で、知識がありません。
ですが、これは良い物です。落ち着いたら完成させたい。
ヒドラについて今まで書かれてない事を書きました。キットを買って下さった方だけにどうぞ。次回もやります。
さてキットの発売記念に、ヒドラの画像を集めてみました。作る際に参考になれば。





















・TBSの番宣。国道ルート87。右上は拾い画像です。紫なんですね。







・合成素材のヒドラ。ラッシュから。火を吐く寸前。







・ムトウ少年とヒドラ。ヒドラは正義の怪獣でした。







・成田さんのヒドラ。右がデザイン。左は現代芸術社の「ウルトラマンカード」の描き下ろしヒドラ。








・柳柊二のヒドラ。現代芸術社の現代コミックス「ウルトラマン」シリーズ。「怪獣大全集」は収録マンガの傑作集。「TBSコミックス」は同じ編集方針で梅田プロデュースセンターから発行。







・右上、梶田達二のヒドラ。ショウワノートと、ミュージックグラフ社の「パノラマ大怪獣」から。切り抜き線が入っていて、切り抜いて背景に立てて遊びます。
下、左はシスコの原画。たぶん地元大阪の絵師。右はミュージックグラフ社の「パノラマ世界大怪獣」。石原豪人のヒドラ。