がんの中でも罹患数が多い胃がんは、日本、中国、韓国などアジア
に多く日本では、罹患率上位3位には入るがんです。

胃がんが発症しやすい年齢は、40歳代から増え始め高齢になるほ
ど罹患率が上がってきます。それは、がんの原因ヘリコバクター・
ピロリ菌の感染者と関係があります。戦中・戦後で衛生環境の悪い
中ピロリ菌に感染していると思われ、今の40歳代以上がこの世代
にあたるため高齢者の発症が多いのです。

がんは増加のイメージがありますが、胃がんは減少傾向にあります。
衛生環境が良くなり、ピロリ菌に感染する人が減り胃がんの原因の
食事が改善されてきたからです。鮮度の悪いものや焦げ、塩漬けの
もの油ものの摂取控えた食事をするようになってきたというのが大
きな理由になります。

さらに、がんの治療も胃がんの減少にも貢献しています。胃がんの
罹患率の低下よりも死亡率の方がかなり低下しています。それは、
医療技術の発達による早期発見、がん治療に有効な方法があるとい
うことが胃がんの罹患率・死亡率を低下させています。

がんは自覚症状のないものがあり、胃がんも初期段階では自覚症状
がなく、進行すると食欲不振や身体の衰弱という症状が現れます。
進行してがんを発見すると胃がんは、進行スピードが速く特にスキ
ルス性胃がんの場合は、治療を行なうことができないこともありま
す。がんの中でも胃がんは早期に見つかれば、5年生存率は90%
という予後のいいがんなので、定期的に検査して早期発見に努めま
しょう。




■ご推薦多数【改訂版】元リストラ、ガン患者が語るガン癌治療のこころがけ~心の負担を軽くする突破口~意志が弱くても面倒くさがり屋でもできるように体系化いたしました



リンク

卵巣がん 名医

前立腺癌 症状

膵臓癌 転移

前立腺癌 転移

がん 化学療法

肝臓癌 再発