さーて、
青森県風間浦村・下風呂温泉郷にきた翌朝です。
めっちゃ晴れていますねー。
湯巡りで出会った
衝撃的な出来事の話をしたいと思います。
じゃーーーーん!
宿で買った「遊(ゆ)めぐり札(800円)」です!!!
下風呂温泉では、このイカのシール1枚で温泉に1回入れます。
★注意:とても厄介なシロモノです
シールが球体についているので、
いつはがれるか気が気じゃありません!!!
大切に運びましょう。
●実は、この札の種類は3種もあります!
①湯玉タイプ
②イカの形の板
③鉛筆立てタイプ ←狂ってる…
どれも青森ヒバで作ってあるので、いい香りです。
持って帰って、お風呂に入れてもいいそう。
有効期限は半年なので、何度も行かれる方はぜひ買ってみてください。
●たのしい湯めぐりスタート!
…さて
ねこぜが1番にやってきたのは、
まるほん旅館の目の前にある
共同浴場「大湯」さん
こちらもイケスっぽい水色の浴槽です。
(参考画像:イケス)
しかも、床が少しななめってます。
(右側の方に湯がながれる仕組み)
広くはないですが、
地元のおばあちゃんが4~5人いました。
矢印の「ぬるいです」「あついです」の表記がポイント。
※このあと出てくるので、覚えておいてくださいね。
●ねこぜの地味な楽しみ
ねこぜは、こういう温泉で、
おばあちゃんたちの会話をきくのが好きです。
背中をながしっこしている、おばあちゃんたちの話題はもっぱら孫の自慢。
しかし、ねこぜはここで
信じられない会話をきいてしまったのでした…
※注意※
ねこぜの下北弁のレベルが足りず、
方言が全く聞き取れなかったので、適当にくずしています。
おばちゃんA
「あんた、いつもシャンプー使わないんだか?!
シャンプーやってから、これ(リンス)やるんでねえのか?」
おばちゃんB
「シャンプー?
それ、使うと汚れおちるんだか!?」
衝撃の一言。
しかし、話は思わぬ方向へ急展開する…
A「たぶんのぅ…」
弱気!!!!
B「●さんも●さんも
こう(シャンプーなしで)やってたのさ!
だから、シャンプなしでもいいんでねえか?」
A「そ、そうかのぅ…?」
B「んだべー。シャンプ使わないのが普通だど思うよ」
A「そっか。おらがまちがってたのかのー…
シャンプっていらねんだか」
まさかの多数決結果!!!
(沈黙)
(沈黙)
(沈黙)
A「…やっぱり、
シャンプーはいる…と思うんだけど…な…、私は…(超小声)」
なにーーー!
その話、まだ続いていたのか?!
B「んだのかッ!?
知らなかったじゃ。
次やってみるのー」
(あっさり)
なんじゃい!!!
このショートコントはーーーッッ!!
それにしても…
「ぬるいです」が想像以上に熱い!!
「ぬるいです」が地獄レベルってどういうことなの…?
もう、
「あついです」は選ばれし者しか入れないんじゃないの…?
共同浴場の「共同」という言葉を見失いつつあるんじゃないの…?
地元の人は毎日通って特訓できるけど、
観光客は「ぬるいです」に見捨てられたら、
ほかに行き場がないじゃないの…。
ここは…
…我慢するしかない。
地獄で…。
●さらにここで、ねこぜに受難が…。
人は雪山で遭難したときなどに、
アツイアツイ!と叫びながら
服を脱いで凍死することもあるらしい。
今、まさにここで、
似た現象が起きようとしていた…
熱さに麻痺したのか、
もう、わけわかんなくなって、
「あついです」ゾーンに侵入しはじめるねこぜ…
「そっち、熱いよ!!」
とおばあちゃんたちに注意をされてびっくりしたせいか、
と意味不明な日本語で言い訳。
おばあちゃんたちがひるんだ隙に、
サッと足を入れてみるも、
やはり耐えらない!!!!!
「ハハッ…
「あついです」は熱いですね…」
大湯は3分でギブアップ。
わたし…
すごい温泉に来てしまいました…
(ねこぜの東京⇔地獄 「下風呂温泉で湯めぐり」編 はつづく…)