えっ?丸ノ内線の電車が? | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。



鉄道雑誌を読んでいたら、東京メトロの事業計画で、平成30~34年度にかけて、丸ノ内線に新型車両を6両編成53本を投入して車両を入れ替え、使う電気も現在の直流600Vから750V化されるとありました。
私の中での感想ですが、まだ新しい車両というイメージがあり、それに加えて大幅にリニューアル工事も施され、まだまだ使う気があるんだなと安心していました。ところがこの発表です。
リニューアル工事も最初のほうは、なるべく過去のイメージに近付くように赤いラインの中のサインウェーブの他に、車内も壁などピンク色にするなど懐かしさを感じさせるほどでした。様々なメニューでした。後になって元から機器が一歩先の時代のものを積んだ編成まで及ぶようになると、ややどこにでもあるような改造メニューになってゆきました。


丸ノ内線には支線もありますが、 方南町駅の改修でホームが3両編成から6両編成対応とし、池袋との直通列車を運転すると過去に発表され工事も始まったようですが、これも意識しての計画でしょう。
もっと前に丸ノ内線を走っていた赤い電車は、アルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄のB線に転じました。あとは私の出身校の系列の短大にも来ました。支線の中の1両は銚子電鉄にも譲渡されましたが、ブエノスアイレスや銚子電鉄でも再老朽化によって役目を失ってきてしまい、東京メトロはどこに置くのかブエノスアイレス地下鉄に4両買い戻したいと交渉しているとのこと。過去には、長野電鉄から日比谷線でかつて活躍した3000系を買い戻しています。
丸ノ内線の新型車両は、果たしてどんなものなのか、今から気になります。