いかにもJR東日本らしい自動販売機 | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

150409_1138~01.jpg

どこにでもありそうな飲料水の自動販売機。写真のものは、中央線の中野駅のホームにあります。一見、特別なイメージはありません。しかし、これには新しい試みが…。
情報は手に入れていたのですが、どこの駅にあるのか分からずあちこち探しましたがなく、探すのを諦めてから偶然見つけました。

SN3M1251.JPG

この自動販売機の飲料水は、小銭や紙幣では買えません。お金を入れる場所はとりあえずスペースは取ってありますが、穴が開いていません。この自動販売機は、ICカード乗車券をタッチし、チャージされている電子マネーで決済します。では問題です。何でお金ではダメなのでしょう?

150409_1138~02.jpg

正解は、1円単位で精算するからです!乗車券も、昨年の消費増税を反映する時に、JR東日本ではICカードで乗車する時は1円単位、現金での切符購入は10円単位で別々に設定され、関東の民鉄やバス会社なども続きましたが、他の地域はどちらも10円単位を採用しました。さすがに1円単位での現金購入は、自販機が新しかったとしても合理的ではないのでしょう。
この自動販売機も、お金で買うならすぐ近くにある別のもので、ICカードでここで買えば1円単位でコンビニとほぼ同じ値段で買うことができます。いかにもJR東日本らしい自動販売機です。