難易度ルナティックに挑戦 FE風花雪月 攻略と感想17 | 司法書士のゲームブログ

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前回(4周目)までに全てのルートはクリアしたが、だからといって風花雪月をすべて遊び尽くしたというわけでもない。というか、4周クリアしても自分の中の「風花雪月欲」が全然衰えていないのである。元々このシリーズは大好きだが、4周遊んで「まだ足りない」と感じるレベルとなると、「マイフェイバリットFE」である蒼炎・暁まで遡らなければならない(蒼炎が14周、暁が9周。ちなみに新暗黒、新紋章、覚醒は3周、if、エコーズは1周しか遊んでいない)。それだけこの風花雪月という作品の完成度が高いということでもあるし、何周も遊びたくなる魅力があるということでもある。

 

 

5周目を遊ぶのはいいとして、次は一体何をするか。一通りのシナリオは読み終えたので、次はDLCで新たに追加された高難易度「ルナティック」に挑戦してみようと思う。元々、DLCが追加される前は「ハード」が最高難易度だったが、システムに不慣れだった1周目はともかく、慣れた2周目以降になってくると従来シリーズの「ハード」ほどの難しさはない。高難易度=面白いとは限らない(暁のマニアックなどが最たる例)が、せっかくこれだけ好きになったゲームなのだから、最高難度にも1回ぐらいは触れてみようと思う。

 

 

ルートは青獅子の学級を選択する。1周目に選択した学級なので最も時間が開いているし、前回の金鹿ルートで支援会話を集められるだけ集めたので、その残りを埋めていきたい。ディミトリ、ドゥドゥー、ギルベルトは青獅子ルートでしか仲間にできないので、ここで支援を集める。また、忘れがちなところでイングリットとセテスの支援A+も、青獅子ルートでなければ見られない。高難易度で大変だとは思うが、合間をみてこれらの支援集めも進めていこうと思う。

 

 

 

 

■育成メンバー

 

最高難易度に挑むからには使うユニットも厳選していかなければならない。そこで、今まで遊んだ1~4周目の中で特に使い勝手のよかったユニット10名を選抜し、今回のルナティック攻略の一軍メンバーとする。各学級から選りすぐりの精鋭を集めたオールスターチームであり、まさに「新・フォドラの十傑」と呼ぶに相応しい(?)。

 

育成するユニットは、ただ強いというだけでなくパーティの中で何らかの役割を担わせる。特定の枠にメンバーが偏ってしまわないよう、10人のユニットを以下の役割分担に振り分ける。

 

 

前衛枠(3人) … 壁役がおびき寄せた敵を火力で倒すユニットのうち、武器で戦うもの

後衛枠(3人) … 壁役がおびき寄せた敵を火力で倒すユニットのうち、魔法で戦うもの。回復役も兼ねる

ハイブリッド枠(1人) … 相手によって物理と魔法を使い分けて戦うもの。ぶっちゃけマイユニット

壁役(1人) … 敵の攻撃範囲に入っておびき寄せるもの。火力は最悪なくてもいい

遊撃枠(1人) … 地形を無視して縦横無尽に動き回り、厄介な敵を強引に排除するもの

壁役&遊撃枠(1人) … 壁と遊撃の役割を兼ねるもの。ぶっちゃけイングリット

 

 

 

■マイユニット

 

 

1~4周目まで毎回使っている(使わざるを得ない)、我らが主人公。その強さは折り紙付き。成長率が高いのでどう使っても強いが、武器と魔法を高いレベルで使い分け、回復までこなすというのはやはり他にない長所。他のキャラも同様だが、初のルナティックなので奇をてらわずオーソドックスに強みを活かしたい。もちろん最終的にはニルヴァーナを目指す。後衛3人と合わせて4人がライブを使えるようになれば、部隊を2つに分けたときそれぞれに回復役を2人置けるというのが地味に便利。

 

また、今回は初めて女主人公を使ってみようと思う。それは、支援会話を集めたいという理由もあるが、ずっと男主人公だったので気分を変えたいという理由が大半(さすがにルナティックで支援をすべて集めきるのは厳しいので)。女主人公ならペガサスにも乗れるので、余裕があれば飛燕の一撃も取得したい。

 

 

 

 

■ディミトリ(青獅子の学級)

 

 

前衛枠。級長なので強制出撃になる機会が多く、育成しないわけにはいかない。といっても本人の成長率は級長キャラらしく優秀なので、不都合なことは何もない。

 

前衛はみな最強兵種のウォーマスターとして育成したいのだが、ディミトリは斧術が苦手なため育成が間に合わない可能性が高い。また、1周目では速さが若干ヘタレてしまったので今回は騎馬ユニットを経由せず、そのままハイロード→マスターロードで育成する。まずは弓と斧の技能をD+まで上げ、アーチャーとブリガンドにクラスチェンジ。命中+20と鬼神の一撃を習得した後、ハイロードに転職する。

 

 

 

 

 

 

■フェリクス(青獅子の学級)

 

 

4周目、金鹿ルートで使っていたユニット。主要な能力である力や速さの成長率は、級長キャラであるディミトリにも引けを取らず、前衛として高い資質を持つ。個人スキルがほとんど死にスキル(騎士団を配備すれば大抵はダメージ+5以上の恩恵を得られるため)なのは残念だが、それを差し引いても優秀なユニット。

 

最終的に目指す兵種は前衛最強のウォーマスター。拳による4回攻撃と高い必殺率による排除能力が魅力で、厄介な難敵を有無を言わさず沈黙させる。特に必殺率については、ただ普通に武器を装備しただけで70~80%をキープしており、他の最上級職と比較してもダメージ期待値が2回りは大きい。連続攻撃によって、魔法ユニットを反撃を受けることなく倒せるというのも嬉しい。

 

本音を言えば前衛全員をウォーマスターとして育成したいのだが、他のユニットは諸々の理由でそれができない。そのため物理アタッカーへの期待はフェリクスの双肩にかかっている。

 

 

 

 

■イングリット(青獅子の学級)

 

 

1~3周目に青獅子、黒鷲、教団ルートで使っていたユニット。主人公の次に使用率の高いユニットであり、その出番の多さも、確かな実力の裏付けがあってこそ。成長率合計370%と、級長のディミトリと5%しか変わらない高い将来性はもちろんだが、ファルコンナイトへの適性も自軍随一。1周目に回避盾として運用して以来、強キャラの座を確固たるものにし続けてきた。

 

今回もファルコンナイトとして育成するが、「一撃」系のスキルを使ったアタッカーではなく、「警戒姿勢+」を活用した1周目さながらの回避盾として運用する。ただし「剣回避+20」をイングリットには習得させないため、完全に回避盾に徹するというわけではない。半分遊撃、ときどき壁役という形で使っていく。

 

 

 

 

■ドロテア(黒鷲の学級)

 

 

1~3周目で使用。3回使って3回ともグレモリィにしているが、やはり後衛枠として圧倒的な使い勝手のよさがある。黒魔法ではトロンにメティオ、白魔法ではリブローと優秀なものをズラリと揃えた贅沢なユニットであり、攻撃をしても回復に回っても強い。特にグレモリィになれば1回のマップでメティオを2回撃てる。これに助けられる場面は、ノーマルやハードですら非常に多い。ましてルナティックともなればこれに頼る場面は一層多くなると思われる。

 

 

 

 

■リシテア(金鹿の学級)

 

 

1周目、4周目で使用。成長率自体は低めだが、最もキーとなる魔力と速さの伸びがいいので、火力がある。また、強力な闇魔法を習得するため魔法使いの中でも攻撃力は群を抜く。ただしそれ以外の能力はかなり低く、武器はもちろん、魔法ですら手痛いダメージを受けがち。そのため敵から攻撃を受けないよう、細心の注意を払って使う必要がある。

 

ドロテアが高いレベルでバランスの取れた魔法ユニットだとするなら、リシテアはだいぶ攻撃に振り切ったユニット。回復魔法もライブしか習得しないが、補助魔法として「ワープ」を覚えることができ、使い方によっては無限の可能性を秘めている。とにかくピーキーなユニット。

 

 

 

 

■メルセデス(青獅子の学級)

 

 

1周目、4周目で使用。ドロテアがバランス、リシテアが攻撃寄りだとするなら、メルセデスは回復寄り。黒魔法に関してはあまり強力なものを覚えず、射程も1-2どまりだが、白魔法に関してはライブ、リブロー、レスト、リザーブと誰よりも充実しており、回復において右に出る者は存在しない。そのためドロテア、リシテアよりもややヒーラー気味に使っていく。

 

特にリザーブの習得は稀少であり、雑に突っ込ませてダメージを負った前衛たちを、メルセデス1人でまとめて回復させられるというのはどう考えても強い。前衛たちが手の空いたヒーラーの人数を気にする必要がないばかりか、他の後衛たち(ドロテア、リシテア)も気軽に攻撃に回れるため、ひいてはメルセデス1人でパーティ全体の火力向上にも寄与しているといえる。他のシリーズでは合計で5回しか使えないような貴重な魔法を、本作では1マップにつき4回も使えるのだからたまらない。

 

ちなみにマリアンヌとどちらを使うかは悩んだ。成長率はほぼ同じで、マリアンヌは射程3のトロン、メルセデスはリザーブがあるのが利点。しかし難易度ルナティックであることも考えると、やはりリザーブの頼もしさに軍配が上がった。また、今回選んだルートが青獅子の学級なので、なるべく多くの生徒を使うことで序盤や2部序章「夜明けの追討戦」が楽になるというメリットも見込んでいる。

 

 

 

 

■フェルディナント(黒鷲の学級)

 

 

メインの盾役。今回はドゥドゥーやラファエルのような、守備(あるいは魔防)の数値によって敵の攻撃を受ける、いわゆる普通の「壁役」は使わない。それは、1周目にイングリットを使って以来の、風花雪月では回避盾が強いという考えに基づいている。数値で受ける「壁役」は、武器か魔法どちらが片方が穴になることが多く、またステータスもしっかり吟味して上げていかないと、ダメージがインフレした本作では耐え切れないことがある。しかし回避盾なら必要スキルを覚えさせるだけで簡単に完成させることができ、そのうえ武器も魔法も受けることが可能。

 

フェルディナント自体は普通の前衛キャラだが、HPが最大のとき回避が上がるスキル「自信家」を持っており、これが回避盾という視点で見たとき極めて優秀な素質になる。HPが最大という簡単な条件だけで回避が15も上乗せされるし、回避盾はダメージ0か大ダメージのどちらかなので、普通の壁役のようにジワジワとHPが削られることもなく効果を維持し続けられる。

 

使い方は簡単。剣回避+20と警戒姿勢+、それに回避率の高い騎士団や「回避の指輪」を装備させ、敵陣のど真ん中に突っ込んで待機するだけ。あとは、反撃で少しでもダメージを与えられるよう剣の達人などを習得させていく。

 
 

 

 

■ヒルダ(金鹿の学級)

 

 

遊撃枠。元々この枠は、4周目に使ったヒルダとレオニーの内、どちらか使い勝手の良かったほうを5周目で起用しようと決めていた。勝ったのはヒルダ。2人のステータスは力のヒルダ、技のレオニーという感じで、それぞれのステータスには10以上もの差が開いていた。それぞれ上振れ、下振れもあるだろうが、個人の成長率だけでなく兵種成長率込みで思ったより大きな差が開いた。そして力と技、どちらを優先するかと考えれば、本作の計算式ではやはり力になる。ただしヒルダの技が不足気味なのも事実なので、そこは秘伝の書などでカバーしていく。

 

 

 

 

■カトリーヌ(セイロス騎士団)

 

 

前衛枠。スカウトキャラのレベルはスカウトするタイミングによって決まるのだが、上級職には「基本能力値」のようなものが設定されているため、早くスカウトすればするほど得をする(最低でもこれだけの能力は保証されていますよ、というのがあるため早ければ早いほどレベルの割に高い能力を持った状態で参戦する)。早くスカウトするには、主人公に経験値を集中させ、レベルを上げればいい。

 

難易度ノーマルと違い育成できる機会には限りがある(=レベルアップ回数に限度がある)ため、「初期能力が高い」というのはそれだけで大きなアドバンテージになる。高い能力でまだ育ち切っていない序盤の味方を引っ張る、ある意味ジェイガン枠。しかもジェイガンと違ってよく育つ、高性能ジェイガン。

 

女性ユニットなのでウォーマスターになれない事が最大の欠点。ディミトリもそうだが、魔法使いと戦うときなどどうしても反撃を受けたくない場面というのはあるので、勇者武器を常備させておく必要がある。

 

 

 

 

■副官

 

副官として最大3人まで設定できる枠。出撃メンバーが10人より多いときは、サブメンバーとしても活躍できる。「囲いの矢」をもつベルナデッタ、初期能力の高いシャミア、ウォーマスター適正の高いカスパルの3人を使う予定。