水の古戦場、剣豪でいくか杖パでいくか | 司法書士のゲームブログ

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18日から水の古戦場が始まる。最近の古戦場ボーダーはインフレの一途を辿っており、前々回の3万5千位ボーダーは約5億、前回は枠が拡張されたものの5万ボーダーが約4億。その前の光古戦場が3億弱だったことを考えると、億単位で上がっている

 

 

自分も光古戦場まではなんとかボーダーに入れるよう走ってきたが、最近のインフレぶりにはついていけんと土風はスッパリ諦め、2番目に高いボーダーを狙って走ることにした。

 

何しろこのボーダーだと44箱開けたとしても上位に入り込めないのである。まあ取得戦貨と貢献度はバトルによって異なるのでどんな稼ぎ方をするかにもよるのだが、予選で肉集め、本戦で消化というソロ中心の走り方をしていると、44箱開けたぐらいでは3億程度がやっと。最近のインフレしたボーダーには到底入れない。

 

自分は割と箱開けもしたいほうなので、44箱掘ると同時にボーダーに滑り込む、というのは一つ理想的な動き方だったのだが、44箱を超えると箱の中身が一気に増えるため、一転して箱掘りの旨みというのは激減してしまう。そうなると50箱も60箱も掘って無理やり上位を目指すというのは精神的にきつい。

 

もう1つ、単純にスケジュールの都合が合わなかったという理由もある。風も土も、イベント中まともに走れたのは日曜日だけで、それ以外はせいぜい1時間程度しか走ることができなかった(それでもソシャゲという括りで考えればやりすぎなぐらいだが)。団ノルマの達成については問題なかったが、さすがにこれで上位を目指すのは無理がある。

 

そういうわけで、風や土の古戦場では最高ボーダーを諦めざるを得なかった。戦力でいえば闇や光より風土のほうがずっと強いのだが、古戦場というイベントがいかに戦力よりも張り付ける時間を競うイベントであるかがよく分かる。それでも前々回の7万位ボーダーは3億弱、前回の10万位ボーダーは2億弱と決して楽だったわけではない。走れる時間はなるべく走るようにして、なんとか滑り込んだ形だった。

 

 

 

そして今回の水古戦場だが、正直今回も5万ボーダーは厳しそうかなあという気がしている。プラス要素とマイナス要素はそれぞれいくつかあるが、どちらかというとマイナス要素のほうが大きい。

 

・水編成があまり強くない
・スキル餌やエレメントが足りず、作りたかった編成が作れていない

・ヴァジラがいない

・十天極みが近づき、箱掘りのメリットがさらに減った

・そもそも今回もスケジュール的にあまり走れそうにない

・ウーノ、カトルは最終している(が、多分使わない)

・石はいいものが揃っている

・終末5凸はした

 

 

 

 

■水編成

 

前回の水古戦場まではマグナ編成を使っていたが、その後フェンリル討滅戦が開催されたのを機にヴァルナ編成に移行。といってもリミ武器はミュル1玉1だけしか作っておらず、他の枠を何で埋めるか悩むレベルで武器がない。

 

エウロペとフォリアは引いているので、これらの武器の最終次第ではダマを使って編成に組み込むことも考えたのだが、正直この2つは今すぐダマ3つ入れたくなるほどの魅力を感じなかった。今あわてて水属性を強化する理由も特にないので、ミュル1玉1のままでいく予定である。

 

 

 

ではリミ武器が足りないぶん無課金武器で補えるのかというとそれも怪しく、エレメントとスキル餌不足が原因で作ろうと思っていた編成もまだ完成できていない。

 

まずエレメントだが、終末4凸、天司4凸、アーカルム石最終など最近のコンテンツで要求される水エレの量が非常に重く、土古戦場で稼いだぶんは一瞬にして吹き飛んだ。本当は肉集めの効率なども考えエウロペ琴を3つ作る予定だったのだが、いらないガチャ石などを砕いても2つ作るのがやっと。十天最終のたびにエレメントを使うのも地味に辛かった。

 

そしてスキル餌。5凸終末武器にはバハ武器やオメガ以上のスキル餌が要求され、Lv.15→20に上げるだけで150本近いSSR武器が必要になる。なぜ今さらこんな大量のスキル餌を要求する必要があるのかまるで理解できないのだが、そもそも作るまでが大変なのだからスキルレベルぐらいさっさと上げさせてほしいと思う。いちいちLv.3~4のSSR武器を作ってから食わせるという作業も面倒で仕方がない。

 

 

 

ただ、石だけは珍しくいいものが揃っており、4凸カツオをメインにサブ4凸ムーン、ジャスティス、ガブリエル2枚と優秀な石で固めている。といってもムーンとジャスティスはアーカルムを回れば誰でも作れるものなので、ガチャ運に恵まれたのはガブリエルだけなのだが、召喚効果に5ターン喪失があるので火力不足な水のダメージを補ってくれる。召喚間隔は12ターンなので、2枚あればターンの大部分を喪失が入った状態で殴ることが可能。

 

 

 

そんなわけで当初は「フォリア弓とエウロペ槍を入れてリミ武器4本!ロペ琴も3本作って予選も本選も捗らせるぞ!」などと考えていた脳内理想編成には到底及ばず不完全燃焼のまま古戦場を迎えてしまった。仕方がないので、今ある編成でどうにかするしかない。いま水属性で主に使っているのは、剣豪と黒猫道士の2つ。それぞれにメリット、デメリットがある。

 

 

 

■剣豪

 

剣豪のメリット、デメリット

○ 奥義火力と回転率の高さのおかげでDPTが高い

○ ロペ琴で枠を埋められる

○ フォリアの固有バフがかかったキャラは素殴りでも十分なダメージが出る

○ フォリアの固有バフはほぼ永続維持可能

○ フォリアの奥義バリアが2ターン毎に回るお陰で、密かに耐久もなかなか高い

× 奥義硬直があるのでDPSは少し下がる

× 得意武器がバラバラなのでオメガ、虚空が入れられない

× 高火力ボス相手だと8000バリア/2ターンでも突き破られる

× 回復力はなく、HPは減る一方

 

 

無銘金重とグレアのデュオでひたすら奥義を回す。通常攻撃がどんなに貧弱でも気にしない。基本的に主人公、グレア、デュオ相手は2ターンに1回奥義が撃てるので、通常攻撃が弱くとも奥義で十分取り返せる。というか、主人公はフォリアのレコグニションを受け、グレアはドラグフォース、フォリアはホワイトヴェールによって素殴り火力もそれなりにある。

 

 

剣豪パで特に輝くのがフォリアで、2ターンに1回奥義が回るおかげで味方にバリアを撒き、自分のホワイトヴェールは回復し、レコグニションは実質永続といいことづくめ。特にレコグニションの維持が重要で、バッファーにありがちな「バフの効いている間は高火力」というのでなく、継続的に、かつアビポチなしで火力を維持し続けられるというのがとても嬉しい。正直、杖パよりよっぽど適正があると思う

 

問題は残り1枠をどうするか。ヴァジラを持っているなら文句なしにヴァジラだが、いない場合は代役を立てる必要がある。ウーノ、カトル、エウロペなど候補は多いが、自分は色々試した結果アルタイルに落ち着いた。

 

まず剣豪・グレア・フォリアではデバッファーが全くおらず、主人公1人に任せてもミストが全く安定しない。アルタイルを入れるだけでそこがまず大きく安定する。奥義効果のクリティカルも頻繁に回せるので安定してダメージを底上げできるし、少しでも奥義を使いたいこのパーティには3アビも嬉しい。

 

問題は、完全なサポート専なので本人の火力は悲しいほど低いこと。8ターン待てば次のレコグニションはアルタイルに回せるので、そこから先はそれなりに殴れるようになる。

 

レコグニションが行き渡るにつれてパーティの火力が底上げされるという意味では長期戦向きだが、回復役がおらず100HELLなどの強敵相手にHPが維持できるかが怪しいところ。シヴァ戦などで使っていると分かるが、2ターンに1回8000バリアを張ったとしても、剥がされるときは剥がされる。バリアが割れた瞬間フォリアは弱化するのが辛い。まあでも古戦場はポーションも多いし何とかなるか。

 

 

 

 

■黒猫道士

 

黒猫道士のメリット・デメリット

○ 得意武器統一なのでオメガ・虚空を入れられる

○ 耐久力がメチャクチャに高い

○ おまけに回復力も高く、対強敵への適性はピカイチ

○ フォリアを入れるとバリアが長持ちし、エウロペとの相性抜群

○ エウロペ&リリィでほぼ常時属性バフ55%

○ 素殴りダメージが高い

○ 主人公は黒猫のサポアビによって奥義ダメージも高い

× 奥義回転率は並以下で、DPTでは剣豪に水をあけられる

× フォリアを入れるとデバフが全く安定しない

× フォリアの固有バフが維持できない

× かといってアルタイルを入れるとエウロペバフがすぐ剥がされ魅力半減

 

 

ルナティックブルームを握りブラックチャームを永続させて戦うパーティ。何といっても特筆すべきはその圧倒的な耐久力。ブラックチャームの防御80%アップに加え、リリィ、エウロペの被ダメ軽減、フォリアのバリアが組み合わさり、その硬さはプロメテウスHLソロがマジでノーダメージで終わるレベル

 

耐久は高くても火力がお粗末かと言えばそんな事はまるでなく、相性のいいオメガ杖や虚空杖のおかげで上限が高く、連撃も安定し、バフも豊富なので素殴りは剣豪よりずっと強い。そのうえ奥義に関しても、主人公は黒猫のサポアビのおかげで威力が高く、素殴り、奥義ともに剣豪のダメージを凌駕する

 

 

素殴り、奥義ともに黒猫のほうが強い、耐久も上回ると聞くと、カタログスペック上は黒猫のほうがずっと強そうに思える。しかし実際にダメージを比較してみるとそうとは限らない。というのは、黒猫には剣豪のような奥義加速がなく、むしろムーンライトでゲージを消費する関係上、奥義頻度が落ちてしまうからである。70万TAと400万奥義では後者のほうが倍強いわけで、DPTで比較すると奥義で無理やりダメージを出し続ける剣豪に比べやや見劣りしてしまう。

 

また、リリィ・エウロペを固定とすると残り1枠を誰にするかが問題。基本的にはフォリア or アルタイルの2択だと思うが、どちらも一長一短。フォリアを入れてデバフが安定しないのは周回前提の古戦場では致命的だし、かといってアルタイルを入れてもエウロペの魅力が半減する。デバフを気にせず殴れるマルチならフォリアでいいだろうが、それならそもそももっとダメージの出る剣豪でいい気がしてくる。

 

また、奥義頻度が低いせいでフォリアのレコグニションが維持できないのが辛いところ。黒猫の高火力は、あくまで「バフの効いている間は高火力」ということでしかない。一応、主人公だけなら奥義によって維持できなくもないが、剣豪のときのような実質永続で次々とキャラにバフを撒いていくような芸当はできない。

 

 

 

どちらも便利でよく使うパーティなのだが、実際によりダメージが出ているのはどちらなのか。上の剣豪と黒猫道士を使ってトライアルで15ターンずつ殴って試してみた(黒猫のほうはアルタイルinとフォリアinでそれぞれ計測)。

 

 

剣豪のダメージのほうが1.2~1.4倍高いという結果に。被ダメージを気にしないタコ殴りなので元々剣豪有利なのは分かっていたのだが、ここまで差がつくとは思わなかった。特に主人公のダメージに関しては、フォリアバフがないほうの黒猫は剣豪に倍以上差を付けられている。剣豪のほうは1ターンにつき平均440万近いダメージを出しているわけで、剣豪のDPTの高さが伺える。

 

また、剣豪のほうはアルタイルのダメージだけ大きく凹んでいるというのも1つ大きな特徴だろう。こいつは本当にサポート専である。15ターンのうち9~10回の奥義を回しているのもさすがは金重剣豪といった感じ。奥義を6回しか撃てていないアルタイルが、黒猫のときよりダメージが落ちているところを見ても、やはり剣豪は奥義を回してナンボだという事だろう。

 

黒猫に関してはアルタイルを入れたときよりフォリアを入れたときのほうがダメージは大きい。ただし、これはあくまでリリィと主人公のデバフが両方入ったと仮定したうえでのダメージであり、実際は両方入るほうが珍しいぐらいには安定しない。そう考えるとフォリア入りのパーティを継続的に使い続けるのはやや気が引ける。

 

経過時間に関してはさすがに奥義硬直の長い剣豪のほうが長めだが、古戦場は毎回ボスの登場演出が長い(うざったいのでさっさと改善してほしいと思う)ので、この点についても古戦場は剣豪有利である。

 

もう1つ切実な問題として、日曜に被っているのが本選1日目なせいで、95HELLしか解禁されていないという問題がある。貢献度稼ぎは100HELLが解禁されてからが本番なのに、平日ど真ん中に被るというクソスケジュール。正直これを見た瞬間「ああ、今回も駄目だろうな」と思った。

 

そのため今回は95HELLで肉消費をするのがメインになるかもしれない。100HELLであれば黒猫杖パの耐久力が輝いたかもしれないが、95HELLぐらいであれば耐久もそれほど求められないだろう。今回の古戦場は剣豪がメインになりそうな気がする。

 

 

 

 

■箱掘り

 

今まで古戦場を走ってきたおかげで、いよいよ十天極みが見えてきた。残るはフュンフとサラーサ。それぞれ36箱、35箱掘れば最終解放である。そのため今回無理して走る必要性はそもそも薄いのだが、次回の火古戦場は自分の装備が貧弱すぎるせいでマジで走る気がしないので、できれば今回のうちに掘れるだけ掘っておきたい。

 

そもそも十天極みを目指す意味があるのか?と言われると微妙だが、光の終末5凸を目指すためにフュンフは取っておきたいし、アーカルムを少しでも楽にすることを考えればやはりサラーサも解放しておきたい。

 

ちなみに前回の記事で脱法ヒヒを10回達成してから4個追加され、計14脱法(うち、アルバハ金2赤9、つよばは3)。これだけあれば、十天極みに終末5凸を6本作っても事足りる。もし「やっぱマグナから神石に乗り換えよう」となって終末5凸を作り直すことになったり、新しいヒヒの使い道が追加されたりしたら更にヒヒが必要になってしまうが、そうならない事を祈るばかり