ファイアーエムブレム暁の女神 ユニット評価:オルグ | 司法書士のゲームブログ

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オルグ

【成長率(%)】
HP魔力速さ幸運守備魔防合計
9525153540901510325


暁の女神において最初に仲間になるラグズユニット。

平民ラグズなので王族ラグズとの間にはいかんともしがたい格差があり、単純に戦力として比較すればニケのほうが遥かに強くて使いやすい。これはオルグに限らず、他のほとんどの平民ラグズも同様。



しかし、オルグに限って言えば「劣化王族」の一言で切り捨てるにはちょっと惜しい差別化要素を持っている。

それが初期スキル「半化身」で、これはラグズが常時化身状態を保てるようにするというもの。

その代り能力値の上昇が半減してしまう(化身時能力2倍→1.5倍。画像は半化身状態なので能力が1.5倍になっている)のだが、ニケの言うように第一部のベオク相手であればこの状態でも十分戦える強さ。

HPが非常に高いので炎魔法にさえ気を付ければ大抵の攻撃は耐えることができ、サザに続く第2のお助けユニットとして活躍できる。ただし、ラグズは武器(牙)が外せないので壁役に向いているかどうかは状況によりけり。



一見成長率は悪いのだが、ラグズは化身することでHPと幸運以外の能力が倍加するため、HPと幸運以外は実質成長率2倍と考えることもできる。

それを見越してか、ラグズユニットの成長率はHPと幸運以外低めに設定されていることが多い。成長率が45%あれば高いほうと考えてよい。

しかし、それを加味してもオルグの成長率はあまり芳しいものではなく、グングン上がるHPと幸運を除けば他の能力はレベルアップで1つ上がるかどうかといった程度。オルグ加入時の敵では経験値もほとんど入らないので育成もしづらい。

狼の上限値は、パワーとスピードにおいて猫と虎の中間にある性能。ただ、技の上限が高く魔防の上限は低い。

何より残念なのが、第一部では「半化身」が「永久に化身していられるスキル」だったのに対し、第三部以降では「いつでも化身ゲージを貯められるスキル」に仕様が変わってしまうこと。自分で化身ゲージを管理しなければならないので手間が増すうえ、下手をすると集中攻撃で化身が解けることもある。



色々と苦しい面も目立つオルグだが、第一部での使いやすさと強さは本物なので、戦局が苦しいようなら使ってみよう。能力ではニケに劣っても、出番はニケよりずっと多く第一部では強制出撃。化身状態を維持できるなら第三部でも通用する。

ここから先、オルグ以上に強力なお助けユニットが続々加入するので目移りしていしまいがちだが、オルグは第三部デイン軍に残り続けるというメリットもある。地属性持ちなので支援をフル活用すれば活躍できないことはない。


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