食欲に振り回されないマインドのつくり方
ダイエットに悩む人の多くは、「空腹ではないのについ食べてしまう」といった形で
不要な食欲に振り回されてしまい、お菓子やラーメンなどつい余分な物を食べて太ってしまうケースが多くみられます。
こうした「不要な食欲」は多くの場合、私たちの「こころ」にその原因があります。
人が、空腹感以外で食べてしまうパターンって実は2通りあります。
(1) 食べることが習慣になっていて食べないと気が済まない
(2) ストレスでつらい気持ちを癒すため
(1)の食べることが習慣になっているという人は、例えば会社の帰りに夕食を買うついでにお菓子も一緒に買い、それを寝る前に食べるとか
飲み会の帰りには甘いものを食べないと気が済まないとか、
「自分はこういう時には食べずにはいられない」
という思い込みが作り出している食欲です。
だからこの「食べずにはいられない」という思い込みを外せば
この食欲はなくなります。
この「食べずにはいられない」という思い込みを外すには、食べたいと感じたら
「本当に今、私は食べたいの?」
と自分の体や心に問いかけて、今の自分の心と体の状態をじっくり聞いてあげることです。
ほとんどの場合、素直な気持ちで心と体の状態を見つめてあげると
この偽りの食欲はスーッと引いていきます。
この時に大事なのは、「素直な気持ちで感じてあげる」ということです。
うまく行かない人はここで、
「いや、今まであれだけ食べていたのだからきっと食べたいと思っているに違いない」
といった今までの習慣に対する思い込みで、素直な気持ちで感じてあげられないと、今までの習慣を続けたいという現状維持の本能に負けてしまい、習慣を手放せないのです。
ここを素直な気持ちで感じるためには、自分の心を静かに見つめることが必要になります。
方法としては瞑想などマインドフルネス的な考え方を学び、身に付けるといいかと思います。ここはちょっとトレーニングが必要かもしれません。
でも必ずしも座禅のようなポーズをとる必要はありませんよ。
心静かに自分を見つめるだけでいいので、立っていても、椅子に座っていても、横になっている時でもできます。
慣れれば目を閉じずに歩きながらでもできます。
またここでもう一つ大事なのは、「食べてはいけない」という思い込みも外してあげることです。
「食べてはいけない」という思い込みを持ってしまうと、自分の心に素直になれなくなるばかりでなく
余計に「食べたい」というニセの欲求を大きくしてしまいます。
だから「食べちゃいけない」ではなく、
「今は食べなくていいよね。また次に食べたくなったら食べればいい」
という感じで、完全に禁止ではなく、次に食べればいいと言う感じで食べられる余地を残してあげることです。
こんな風に心に対して素直な気持ちで問いかけて、自分の心と体の声に耳を傾けてあげましょう。
そうすることで、「習慣の食欲」を手放すことができます。
これを身に付けると、かなり不要な食欲を手放すことができるので
本当におススメの方法です
それでもどうしても食欲が止まらないという方は、(2)のストレスによる食欲で食べている可能性が高いです。
(2)の食欲で食べている人も、一見すると(1)の習慣による食欲で食べているように見える場合が多いので、この方法でダメな方は(2)の食欲ではないか自分を見つめてみてください。
(2)の食欲を手放す方法は次回お伝えします。
お楽しみに!(*⌒▽⌒*)
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