こんにちは、猫使い探偵です。
沖雅也の死、当時は全く意味不明でした。
31才での自殺だったのですね。
インターネットで検索したら、遺書が見つかった。
(下記、掲載)
老いを非常に怖れた文面とも読み取れるし、生きる目標を失った文章
である。
まあ、死んでしまったのは仕方がないが、まだまだ続きを見たかった。
老いぼれた二枚目俳優・頭も薄くなった『沖雅也』は決してイメージ出来
無いが、そんな彼も見たかった。
ホテルに残された遺書の全文
今……
プラザホテル様へ
大変申し分けなくおゆるし下さいませ。
つかこうへい様 あなたの名、つかを使いし僕をゆるせるものならおゆるし下さい。
人は病む。いつかは老いる。
死を免れることはできない。若さも、健康も、生きていることも、どんな意味があるというのか。
人間が生きていることは、結局何かを求めていることにほかならない。
老いと病と死とを超えた、人間の苦悩のすべてを離れた境地を求めることが、正しいものを求めることと思う が、今の私は誤ったものの方を求めている者。
(便箋裏)
沖 雅也