お腹の中の偏西風 「子宮内膜症と五十肩」 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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お腹の中の偏西風
…子宮内膜症(生理痛、胸痛、肩こり、五十肩)との関係


「偏西風」…と言えば、当然地球のはるか上方を西から東に蛇行しながら流れている「風」の事を思い出されると思います。当然その通りです。
では「お腹の中の偏西風(☚私が個人的に名づけているだけです)」とは何なのんか?、、、

それは腹腔にある「腹水」の流れのことです。
実は腹水は生理的にはお腹の中を「時計回り」に循環しているのですね。時計回りですからDrから見ると「左から右」・・・つまり地図的には「西から東」へ、ま、ちょっとコジツケですが、腹水が西から東へ移動しているという事で「お腹の中の偏西風」と言ってみました。
ところでこれがなぜ女性の子宮内膜症-胸痛・肩こり・五十肩と関係するのか???

今まで何度も当コラムで書いてきました通り、「月経血は容易に逆流する」という事実から、子宮内膜組織が子宮➡卵管➡腹腔の順で漏れてくる訳ですが、その際、漏れ出た内膜組織がこの「お腹の中の偏西風」に乗っかってしまうと、それは当然右下腹部から右側にある上行結腸(大腸)を昇っていき、肝臓から右横隔膜まで達する事がある、、、という結果になります。
(本当はここから横行結腸に沿って身体の左側に進むのですが、ある理由からあまり進みにくくなっています。それは別の機会に譲ります)

その場所(右大腸-肝臓周囲)で内膜組織は性周期に影響を受けて「増殖-出血-脱落-消退」を繰り返し、時には炎症を起こしたり、時には「組織同士の癒着」の原因になったりして、関連痛として「右の肩コリ」や「五十肩」の原因になったりします。

それに留まらず、その炎症が横隔膜に穴をあけると「内膜組織」が「胸腔」にまで侵入し、胸痛や肩-背中の痛み、あるいは気胸(肺に穴が開く疾患)の原因になったりします(実際には胸腔の内膜症に気づいていない女性の方も多い)。

閉経を迎える頃になると、さすがにこの繰り返しによる疼痛は無くなりますが、人によっては胸膜などの癒着の原因となり、それが肩の可動域制限や五十肩の原因になったりするようです。

そう言えば日常の臨床で、女性の患者さんの診察-治療で圧倒的に「右大腸」や「肝臓周囲」に癒着・圧痛・叩打痛、そしてその関連痛として「右肩こり-五十肩」などを頻繁に見受けられるのは「お腹の中の偏西風」によるケースが多いのではないでしょうか。先述の様に、この事実に気づいていない女性の方がほとんどなので、今まで全くと言っていい程治療されていずそのままの放置状態ですので、正直、同部位の施術は結構大変なんです。

「お腹の中の偏西風」・・・
年を重ねてから治療を始めるより、この事実をもっと多くの女性の方々に共有して頂き、若い頃から予防手段を講じる事、これが大切ではないでしょうか、、、。







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