「腹痛 (慢性膵炎の増悪?) 」と整体   | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

●当院は「整体治療」と、「2年制整体学校」を運営しています。
●各疾患・症状に対しての研究-治療成果、患者さんとのエピソード、コラムなどを掲載しています。
●当院での治療(左下欄参照)、又は学院への入学希望の方は専用メールか06-6180-6880までお電話下さい。

「腹痛 (慢性膵炎の増悪?) 」と整体治療  

 

● 機能性胃腸症 (胃もたれ・胃下垂・他) の総合案内はこちら

● 逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、萎縮性胃炎の総合案内はこちら

● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

 

①整体による実例

33才・女性・会社員

・「お腹が痛いのですが・・・」と、突然お昼過ぎに当治療室に電話が有り、そこから診察が始まりました。

・朝出勤する時は何ともなかったそうですが、事務仕事を続けているうちに少しずつ腹痛が起こり、だんだんと悪化しているそうです。そして昼休憩になる頃には身体を前かがみにしていないと我慢できないくらいになってきたそうです。

 

 

 

②診 察


・電話で腹痛の部位を聞いたところ「臍の上のほう」とおっしゃりました。そこを指で押さえていただくと圧痛が増加するそうです。
・それからいくつか質問した結果が以下のとおりです。
 ◎痛みの性状は持続的な痛みで、腹痛の場所の移動は今のところありません。

 ◎いつもの月経痛とは違うそうです。
 ◎便意はありません。
 ◎前かがみになると腹痛は軽減し身体を上に向けて寝ると痛みが増強するそうです。

 ◎悪心・嘔吐は今のところ無いそうです。

 ◎腹部の皮膚に色の変化は無いそうです。

 ◎吐血・血便などの所見は無いそうです。

 ◎血圧は覚えていないそうですが、普段から血圧は低いそうです。◎尿は今日も出てい るそうですが、普段から便秘だそうです。ガスは出ているそうです。
 

・近所の病院に駆け込むか、それが無理だったら救急車を呼ぶかのアドバイスをしましたが、当治療室に行きたいと患者さん本人がおっしゃったので、来院してもらうように言いました。但し、途中で無理そうであれば病院に行くなり救急車を呼ぶ段取りはしておくように伝えましした。

 

 

 

③整体治療と結果
内臓整体 (膵臓、胆嚢、胆管、十二指腸
) 整体テクニック=オステオバシーはこちら

 

 

・触診による上腹部の圧痛と抵抗感、そして上記所見から膵炎が疑われますので、やはり専門医へ送致する事が懸命な事と思いましたが、当治療室に来院後も病院へ行くことを拒否されたので、患者さんの同意の上膵臓、胆嚢、胆管、十二指腸の内臓整体を慎重に施術しました。

・特に膵液や胆汁の十二指腸への排出を心がけて施術したところ、次第に腹痛は軽減していき、やがてかなり落ち着かれたので整体治療を終了しました。


 

 

④概 説

・やはりこの患者さんは以前に「慢性膵炎」の診断を受けていたようです。にもかかわらずビールを毎日2-3本飲まれていたりして、相当厳しくお医者さんに注意を受けていたようです。☚慢性膵炎に対して飲酒は自殺行為です

・おそらく病院へ行くことを拒否した理由がここにあるのかもしれません。

・膵炎は原因不明のものも含めて様々な原因が絡み合って発症するようです。ただ、直接的には膵液や胆汁の膵臓への逆流による「自己消化」が本態と考えられています。

・そこで先述のようにこの患者さんに対しても、その自己消化を解消する目標として膵液や胆汁の十二指腸への排出を心がけて膵臓、胆嚢、胆管、十二指腸の内臓整体を試みました。その結果相当改善したようです。

 

 

・慢性の便秘も関係あるかもしれません。

・但し、最悪のケースでは出血性の膵炎を呈したり、急性腹症を呈したりして生命に関わることもあるので、当然病院での治療が第一選択肢であることは言うまでもありません。

 その意味で今回の症例は特別かもしれませんが、整体治療の可能性の研究においては興味深い症例でした。

・整体治療終了後ビールを減らす事と(断酒が原則ですが)、念の為病院へ行く事を勧めました。今回の腹痛は相当キツかったようで、患者さん本人もその両方を約束してくれました。

 

 

 

------------------------------------------------------------------------------------------

上記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではお大事にしてください。 

 

● 機能性胃腸症 (胃もたれ・胃下垂・他) の総合案内はこちら

● 逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、萎縮性胃炎の総合案内はこちら

● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

※ その他の関連愁訴のご案内

 便秘症の整体治療=総合案内はこちら

● イボ痔、直腸瘤(肛門下垂)とウエスト矯正(体重減少)、側弯症、セルライトの整体治療=総合案内

● 冷え症の整体治療=総合案内はこちら

 

※ 参考整体コラム

1 下腹部の「ポッコリ」とした膨らみを改善するウエスト矯正(その一/全二章)

2 下腹部の「ポッコリ」とした膨らみを消滅させるウエスト矯正(その二/全二章)

 

 

● 治療のお問い合わせは下記まで

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

付属治療室

JHSC整体治療室

●診療時間 【予約制】
 ・午前診…10時~13時
 ・午後診…15時~18時

●診療日
 ・月曜日~金曜日
 (水曜日=午前診のみ)
 ・第2土曜日、第4土曜日=午前診のみ

●休診日
 ・第1土曜日、第3土曜日、日曜日、祝日

●治療費
 ・初 診 7,500円
 ・2回目以降  5,000円
●住所 大阪市都島区善源寺町1-5-43 アイムワンビル2F

      地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
●電話 06-6180-6880 

メールでのご相談・治療予約はこちら



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

● 本学院-入学のお問い合わせは下記まで

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

2年制整体学校

ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院


次の二つのコースからどちらかを選んで入学して頂けます。

1 本科2年課程 (一般の方が入学するコース)
2 プロコース (鍼灸師、理学療法士などのプロの方が入学かるコース)

 

●住所 大阪市都島区善源寺町1-5-43 アイムワンビル2F
      地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
●電話  06-6180-6880
●メールでのご相談資料請求体験入学…受付中


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

患者さんが通院される主な地域
大阪市、淀川区、東淀川区、西淀川区、大淀区、福島区、中央区、北区、旭区、都島区、此花区、大正区、東成区、城東区、住吉区、住之江区、平野区、守口市、門真市、寝屋川市、交野市、枚方市、東大阪市、大東市、八尾市、四条畷市、藤井寺市、柏原市、吹田市、豊中市、摂津市、茨木市、高槻市、箕面市、池田市、川西市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市、堺市、岸和田市、和泉市、泉佐野市、奈良市、生駒市、京都市、
亀岡市,向日市、長岡京市、松山市、岐阜市、広島市、横浜市、東京都、和歌山市、名古屋市、北海道-札幌市、鹿児島市、島根県