モニタースピーカーのお話し5(余談) | ギター兄ちゃんの独り言…

モニタースピーカーのお話し5(余談)

はい。本日も更新。オッサンオッサンによるオッサンの為のオッサンのブログ。

こんばんわ。オッサンですσ(・∀・)


えーとですね。俺のブログが携帯だとちゃんと表示されない時がある。らしいです。ね。

途中までしか表示されない。だとか。メモリ不足で表示出来ません。みたいなことになったり。

で。その原因ですが。。文字数が多過ぎる(・∀・)キャ

ということなので。解決方法が見つかりません。困ったもんです。(ノ∀`)あいたた

まぁ。前から気付いてはいたのですがねw

PCやスマートフォン携帯なら普通に読めると思うので。そっちからおいでませ。

解決法が無いということで解決したところで。今日の本題ですw



今日で締めということにして。さくっとまとめて終わりましょう!ね(°∀°)b

最初にテンモニのお話しをしましたが。

最近のモニタースピーカーとテンモニとの違いって何だと思いますか?

解像度だとか。再現性だとか。高域の伸び具合だとか。再生可能領域だとか。色々あるとは思います。

一番の違いはやっぱり低域の出方じゃないかなと。俺が思うだけですけどね。

公表スペックが60Hz~。実際に聴こえてくる音は80Hz辺りからの落ち具合が半端ないですw

60Hz~というのは。今の時代に売られている製品で言えば。もはや卓上スピーカークラスです。

最近のスピーカーって一般的には小型のスピーカーでも50Hzまでは再生するものがほとんどですし。

40Hzあたりまで再生するようなものも沢山ありますからね。

たった数十Hz分ぐらいで。と。思うかもしれませんが。聴き比べるとその差は歴然としています。

それがテンモニを聴いた時のあの低域のスッカスカな感じに繋がるのだと。

もちろん公表スペックと実際のスペックが必ずしもイコールではないにせよ。です。

とは言え。そもそもあの時代のスピーカーの低域は全てがそうなので。

テンモニだけが低域が極端に出ないというわけではないんですけどね。ようは時代が違う。



さてさて。低域のお話しをしたので軽くサブウーハーのお話しをします。

サブウーハーは概ね100Hz以下の低域成分だけを再生するスピーカーです。

最低再生域は20Hzまでぐらいあったりして。クロスオーバーの値を設定出来るモデルが多い。

で。よく勘違いされがちですがサブウーハーは低域の増幅装置ではない

低域を増幅してガッツり低音を感じたいのであればそもそもEQでも良いわけだから。

難しい話しは抜きますが。口径の小さいウーハーでは低域の再生が振動し切れない時があります。

オーディオマニアの方だとウーハーが空振りしてるなんて通な言い方をしますね。

まぁ。最近のスピーカーは優秀なので空振りに関してはそんなに神経質にならなくても良いのですが。

低域の成分だけをセパレートして。専用のスピーカーから出力させて低域の再生を安定させます。

またスピーカー単体だけでは再生できない、より低い超低域の部分を再生させることが出来ます。

ようするに低域をより正確に再生する為のツールがサブウーハーということ。

低域の部分をセパレートしてサブウーハーから再生させるということなので。注意が必要です。

サブウーハーとメインスピーカーとで低域がダブらないように調整することになります。

それがクロスオーバーということで。この調整が実はめちゃくちゃ難しい

スピーカー同士の相性もありますし。なによりどの周波数でクロスさせるかで音が激変する。

どこでやっても音は変化するし再生の仕方が変わるもんだから何をどう再生させれば良いのか。

にっちもさっちもいかなくなって。どこに向かおうとしていたのか見失う。迷子になる。

  アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

それだけに上手くセッティング出来た時は悦に浸れますけどねw

サブウーハーに関しては音響の世界よりオーディオの世界の方がずっと進んでいるので。

気になる方はそっちの方で情報を集めれば有益な情報が沢山手に入る思います。

ピュアオーディオをやっている人は音屋よりサブーウーハーに熟知した人がすごく多いですから。



んーで。サブウーハーと対を成す存在としてスーパーツイーターというものもあります。

こっちはまだあまり浸透していないので知らない人もいるんじゃないかな?と思います。

ようするにサブウーハーの逆版です。だいたい10~15kHz以上の音を再生するのですが。

その最高再生領域は200kHzまで再生できるようなスピーカー(ツイーター)です。

人間の可聴領域と言われる20kHz以上の音を再生させる必要があるのか?

今回の記事を最初からここまで読んだ人は。そんなことは言わないで下さいねw

そもそも実験でのサイン波で聞こえる聞こえない音とか関係ないですから。

楽器とか声とか倍音を含む音は帯となって存在し、サイン波のような点で存在する音とは別物。

20kHz以上の帯域には実音に対してその倍音が存在していて。それは聴感に影響を与えます。

それが高域の伸びや聴き心地となり。よりリアリティのある空気感を感じることが出来ます。

ただしアナログ機器特有のノイズの部分もその帯域に含まれていたりするので。

処理のされていないアナログレコードなんかを再生する場合は逆に汚い音に聴こえますが。

SACDDVDオーディオブルーレイビデオなど次世代のハイサンプリング規格に向けて。

それらに含まれる超高域を再生する為のスピーカー(ツイーター)として最近注目されています。

とは言え。実は今のところBDビデオでそこまでの音質で作られている物はかなりマニアな作品だけ。

SACDDVDオーディオもジャンルが偏っていて。ジャズやクラシック、室内楽とかだけで。

これからどう変化するのか分からない部分も多いので。(特にBDビデオ)

今はそれほど気にするほどのものではないです。浸透はしていません




では。最後に少しアクセサリーの紹介。(さくっと終わる気がないwww

1つのシステムで複数のスピーカーを使う時。モニター・コントローラーを利用すると便利。

モニター・セレクターとも言いますね。厳密にはコントローラーとセレクターは別物なのですが。

その両者の機能が複合されたものが多く製品として出されています。

そもそも以前はスタジオにはコンソール(ミキサー卓)が置いてあるのが当たり前で。

ある程度の規模のミキサー卓にはモニターセクションが付いています。

そのモニターセクションを使って複数のモニターを切り替えて音を確認することが出来ましたが。

DAWの普及でミキサーを使わなくてもレコーディングやミックスが出来るようになったことで。

卓のモニターセクションのみを抜き出した単体のハードウェアとしての需要が出てきたから。

なので歴史としてはそれほど古くもなく。わりと最近になって普及してきた機器です。

ま。使っている人は多いと思いますし。どんなものか知っている人も多いと思いますが。

1つ(ないし複数)の入力信号を1つ(ないし複数)の送り先へ個別に信号が送れるツールで。

ボリュームの調整機能が付いていて手元でボリュームをコントロール出来たり。

トークバックの機能が付いていたり。その他の機能が付いていたりと機種ごとに多様です。

またステレオなどのオーディオ信号をモノラル信号に変換したり、ミュート機能があったり。

ヘッドフォンアウトが付いていたり。それにDIMという機能が付いた機も最近は増えました。

DIMは一定量だけ音量を下げる機能で。音を流しながら会話をする為などに便利な機能です。

こういった機器を使わずに単純に小型のミキサーを導入して音を分配するのも良いのですが。

用途を搾って作られた単体機の方が1つ1つの機能の使い勝手が良く。省スペース化にもなります。


世界中でプロアマ、ジャンルも関係なく使っている人が多いのは。MACKIEBIG KNOB

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アクティブ機。人気の理由は何よりその安さ。実売で3万円台で購入出来ます。

電源の供給が必要で。その為、MACKIEの小型ミキサーのような特有の中域の癖が付きます。

ただMACKIEの小型ミキサーの音に慣れている人ならば特に気にせずに使える範囲だと思います。

名前の通りの大きなボリュームノブはMACKIEらしいネーミングセンスで寒いですw

豊富なアウトプットに加えてフォノ入力端子も備えているのでターンテーブルを繋げることも可能。


PreSonusCentral StationCSR1のセットも使っている人は多い機種です。

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パッシブ回路なのでBIG KNOBなどの電源を必要とする機器に比べて音の変化が少ないです。

多少、中域と高域が落ちるているのか。低域が出る感じがします。が。概ね問題の無い範囲です。

実売はセットで7万円を切っています。デジタル入力がありますがD/A部は糞で使えませんwww


上の2つはどちらも周波数特性が10Hz50kHzなのでひとまず使用にはまず問題はないレベルかと。

特に宅録だとこの2つの選択肢が多いと思いますが、特に必要としない方も沢山いるかと。

ハイエンド機になると周波数も上が200kHzぐらいの周波数特性まで対応していたり。

またD/Aコンバーターとしての機能を備えた上でコントロール機能が付いた製品なども。

GRACE DESIGNCONISISなどの製品を使っているエンジニア、スタジオもよく見かけますね。

あと音質の変化や劣化を嫌ってモニター・コントローラーを使わない人も少なからずいて。

そういう人はアウトップットの出力を複数持っているD/Aコンバーターの出力を、

それぞれのスピーカーに直接に繋いでいる人もいます。まー。これが一番劣化が無いのは確かです。

あんまり神経質すぎるのもどうかなとは思いますけど。ね…( ̄ω ̄;)


あと。セレクター機能もその他の機能も別に要らないって人で。

だけどボリュームのコントロールは手元でしたいって人はt.c.electronicLevel Pilotがオススメ。

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パッシブ回路なので電源特有の癖は付かないのは勿論のこと。パッシブ特有の劣化も少ない機です。

シンプルな機能だけに限定してD/A以降の信号を出来るだけ変化も劣化さずにというならコレです。

スピーカー1本で一貫して作業をやっている人にもお勧めです。価格は一万円ちょいぐらい。

ミックスダウンの最中とかマスタリングとか。毎回の作業音量位置を統一して。

かつ手元で操作するのは。やってみると意外と重要性が高いことに気がつくと思います。

まー。なくても良い物なので絶対にというわけじゃないですけどね。気になる人はオススメです。


あとSM Pro AudioというメーカーにM-Patchというコントローラーのシリーズがあります。

 $ギター兄ちゃんの独り言…

コントローラーの種類が豊富で入出力やアクティブ、パッシブの仕様も幾つかあります。

値段も安いので海外の宅録ユーザーにわりと人気があって使っている人も多いのですが。

このメーカー…。日本で取り扱っている製品が少ないんですよね。Σ( ̄Д ̄)ぐはぁっ

なので。気になる人は向こうからお取り寄せw

(*2012年10月よりTACSYSTEMさんからの取り扱いが開始しました。)




そんなわけで。これにて今回もやっぱり無駄に長かった長編記事終了です(σ・∀・)σ

ちなみに俺はツイーターって言ってますが一般的にはトゥイーターと呼びますw


でわでわm(_ _ )m

STUDIO Air Room (PCサイト)
Twitterhttp://www.twitter.com/gaku4321

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