レコスタやエンジニアの選び方 | ギター兄ちゃんの独り言…

レコスタやエンジニアの選び方

どーも。毎度おなじみ。永遠の47歳フリーター。ど変態どぇす(・∀・)/


ここ最近。しばらくドラムとマルチマイクのマイキングの話しばっかりしていたので。

そろそろ皆様も飽きてきた頃じゃないかと思います。そして。何よりも。

俺がダレました(゚∀゚) w

なので。今日は全く違うお話しでもしましょう。

ドラムとマルチマイクのマイキングの話しはマイクをセッティングするところまで書きました。

取り合えず。折り返し地点までは行ったので。切りの良いところで少し中断。

その後の処理などのお話しなども最後まできちんと書きますので。しばしお待ち下さいませ(・∀・)


と。ゆーことで。タイトルの通り。

星の数ほどはないレコスタやレコーディングエンジニアですが。

そうは言っても。いざ選ぶとなると。なかなか選択肢に困りますよね。

どーいったスタジオが良いのか? どんなレコーディングエンジニアなら相性が良いのか?

レコーディングスタジオやレコーディングエンジニアを探すということは。

当然ながらお金を出して。何かしら音を録り商品レベルのものを作るということ。

そーいった必要がある場合がほとんどだと思います。

お金を出す以上。それなりのクオリティが結果として戻ってきて欲しいのは当然のこと。

問題は、そのクオリティが場所や人によってそれぞれ見解も質も異なるということ。

予算に上限が無く。納期も緩いのであれば。それこそ国内トップスタジオなり、

海外のトップスタジオを貸し切って。一流と呼ばれるエンジニアをロックアウトで連日契約をして。

国内外の厳選された音響機器を揃えて。スタッフも一流どころを何人も用意すれば。

出来上がる作品のクオリティは自他ともに誰が聴いても間違いのないものであるのは確かです。

でも。これを読んでいる人のほぼ大多数の方。そんなお金ないですよね(ヾノ・∀・`)ムリムリ


と。ゆーことで。限られた予算、条件の中であっても。

クオリティに満足が出来。良い作品というものを提供してくれるレコスタやエンジニアと出会いたい。

100人いれば100人がそう考えるのは当たり前。ですよね。

大手レコード会社と契約をしているメジャーのなかでも第一線で活動するアーティストや、

スポンサーから無制限に近い制作費を約束された映像やアニメの制作会社でもなければ

アマチュア、インディーズ、メジャー、個人、団体に関係なく誰もがそう思うはずです。

当然ながら。それらの中でも使える予算はピンからキリまで様々だと思います。

共通しているのは。出来れば出した予算以上の出来映えでありたいと思いますよね。


特に音源の場合。それがアーティストにとって。一番の売り込み宣材になるわけですので。

逆に言えば出来の悪い音源を作ってしまえば。それが悪い意味での宣伝になることもあります。

悲しいかな。良い方向へ物事を流すには地道な努力でコツコツやっていくしかないのに。

悪い方向へ物事が進むときは簡単に落ちるところまで落とせます。

誰しもがそんなことは絶対に避けたいと思うのは当然のこと。でも。。

演奏に問題はなかったのに。クオリティがすこぶる低くなってしまい。うんこちくしょー(TωT)

なんて。乙な経験をしてしまった人も少なくはないんじゃないかなと思うのですが。どうですか?

そんなことにならないために。どうすればいいか。簡単なことです。それは…



俺に依頼しましょうσ(・∀・)

$ギター兄ちゃんの独り言…

STUDIO Air Roomへおいでませ( ´艸`)

と。

言いたいところですが今回はそうでなく。(←言ったけどもw

おいどん自身もちょくちょく外のレコーディングスタジオなどで仕事しています。

俺が外のスタジオで仕事をする時は。だいたいは事前にクライアント様側でスタジオを抑えてあり、

自分は指定されたスタジオと事前の確認事項のやり取りをしてただ行くだけという場合が多いですが。

クライアント様から都合の合うスタジオをこちら側で手配して欲しいと指示されることもあります。

その場合は。クライアント様の要望であったり予算であったり立地であったりをお聞きした上で。

それらの都合を前提にしつつ。自分の都合やスタイルも踏まえて場所を探します。

現職のレコーディングエンジニアの俺がスタジオを選ぶ際の幾つかのポイントって。

かなり信憑性が高い。気がする。そんな予感 :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

それに。約3億8千万年ほど前までは俺も現役の演奏者だったという古い言い伝えがございます。

プレイヤー視点から見ても。俺がスタジオを選ぶ際のチェックポイントってかなり参考に出来る。

そんな。気がする。たぶん。違ってたらしらん。殴れや(・∀・) w



と。まー。本題に行く前に。少~し一呼吸しましょ。

この記事を読んで音を録って加工するまでの流れでどんな職種の人が関わるのか。

今一度。確認しちゃっても。良いんだからねっ!w

てか。あれだね。今までブログに色々書いてるので記事引っ張ってくる時に便利だw

で。リンク先の記事のとーり。仮に音源を作ると仮定した場合。

レコーディングエンジニアミキサーマスタリングエンジニアの3種のエンジニアが関わります。

スタジオもレコーディング、ミックス、マスタリングのそれぞれの専門に

特化してるスタジオもあるのですが。特にインディーズやアマチュアの場合であれば。

レコーディング~マスタリングまでを一貫して1つのスタジオやエンジニアに任せる場合が多いかと。

ミックスやマスタリングに関してはそれぞれを専門でやっているスタジオやエンジニアの方が

環境が良かったり腕が高かったりもしますが。それもピンからキリまで様々で。例外もありますし。

なので一貫で作業の出来るレコスタや請け負っているエンジニアが駄目ということは全く無いです。

レコーディング、ミックス、マスタリングそれぞれに必要な機材と環境が変わりますが。

共通して必要なモノも多くありますし。共用するものも多々あります。

大事なのはどんな機材を使い。どんなエンジニアが居て。そのエンジニアの技量と知識がいかほどか。

基本の概念として音というものをどうとらえているかのコンセプトがしっかりしているなら。

扱っている機材や環境。関わる人のあり方も信用できるものであると俺は思っています。

あとエンジニアの人柄やスタッフの接客レベルなんかも依頼する側からすれば重要な部分です。

気持ちよく音を録る為にはそーいった部分も必要不可欠ですよね。


そんなわけで。前フリ終わり。やっと本題ですwww

俺が個人的にレコーディングスタジオやエンジニアを選ぶ時のポイント。という基準です。



HPが見やすい構成になっている

知っているスタジオであっても必ずHPをチェックしてから依頼します。

なんで?と思うかも知れませんが。HPを見れば仕事のスタンスがなんとなく見えます。

今時はレコスタでもフリーランスのエンジニアでもHPが無いことは絶対にありませんが、

その作りは様々で。オシャレなレイアウトでフラッシュなどを駆使した凝ったHPもよく見かけます。

でも。知りたい情報が見つけにくかったり。無駄な情報で散乱しているHPもありますよね。

ひどい場合はあっちのページに飛ばされ、こっちのページに飛ばされ、でも情報は見つからない。。

気がつけば。元のページは一体どこだったのかさえ分からなくなる。まるで迷路のような構成のHP。

えてして。そんなHPを用意しているとこは仕事の対応もそんな感じです。HPは親切丁寧完結が良い。

見る側のことを考えて必要な情報が探しやすく完結にまとめてくれているかどうか。これが大事です。

まー。ほとんどの場合は分かりやすいHPだとは思うのですが。たまにエゴの固まりのようなHPも。

なので。これはよく分かりにくHPならパスするという消去法ですね。

作りがオシャレであろうが手が込んでいようが。それと良い作品作りとは別物なので。

もちろんHPの見栄えが良いにこしたことは無いですけどね。

HPの構成で仕事の対応や接客レベルの様が幾らか判断できます。

ちなみにHPが無いなんてスタジオやフリーのエンジニアは最初からパスしましょう。

情報を提示する気がそもそもないようなところの仕事の仕方は疑惑感たっぷりですw

非公開の隠れ家的なスタジオなんてのもあるにはありますが。

これを読んでおられる方で、そーいったスタジオを利用する機会のある方は少ないと思います。

ちなみにうちのHPは情報は見やすくなっているはずだけど。見事なまでにダサいですw

そのうち。ちゃんと作り替えたいなー。と。思っております( ´・∀・`)



整理整頓された環境

作業スペースが整理整頓され見た目がすっきりされていると気持ちが良いもんです。

でもそれと音は別では?なんて思ったら負け(笑)

散らかっているとか作業スペースが乱雑に見えるとか。そんなもん俺は絶対に嫌です。

えー。何で?とか思ったら。やっぱり負けw

もし仮に整理整頓されていない環境であったとしたら。ケーブル等の扱いも乱雑かもしれないから。

見た目はごちゃごちゃしていて。整理整頓されていない環境だけれど。

ケーブルの配線はきちんとやっています。なんて言われたとしても。疑わしいですよね。だからです。

もしかしたら音声ケーブルがまとめて束ねられていたり。コイル状に巻いたまま使用してたり。

電源ケーブルと音声ケーブルとPC関係のケーブルすらも混在されているかもしれません。

これは録音ということに対して最大のタブーだと思っても良いぐらい。それぐらいタブー。

音が電気信号として通っているケーブルを複数束ねてしまうと、

別々の信号が流れているケーブル同士で音が混在してしまうクロストークが起きる場合があります。

ケーブルをコイル状に巻いて使用していると磁場が発生したりノイズの元になるのはご存知の通り。

また電源と音声ケーブルが平行した状態で近接していると、

電源ケーブルからのノイズを音声ケーブルが拾ってしまう可能性が高くなります。

なので電源ケーブルと音声ケーブルをどうしても近接させなければならない場合は、

必ず十時にクロスさせ何かしら工夫をして直接触れないようにする必要があります。

PC関連のケーブルはノイズの原因になるのでオーディオ系のケーブルとは区別する必要もあります。

機材の系統ごとに電源の供給を適切に分けていないと思わぬノイズが乗っかってくることもあります。

こういった細かい部分。どうしても案内だけでは見えてこない部分ではありますが。

現実問題として音に直接に影響を与える重要な部分なのできちんとしていて貰わなければ困ります。

録音のいろはを覚える前に覚えるような。ほんと初歩の初歩的なことではありますし。

初心者向けの音響雑誌やミュージシャン向けの音楽雑誌でも、

度々記事で取り上げられているようなことなので知っている人がほとんどだと思います。

でも。それをきちんとやっているかどうかは現場の意識レベルによってかなり差があります。

実際のところ。その程度がまちまちなのも事実です。

整理整頓されているスタジオなら絶対に大丈夫。と。ゆー。ことではありませんが。

少なくとも整理整頓されていない環境ではその不安はかなり大きいです。

まー。最近のスタジオはどこもキレイにしてあって。しかもオシャレなところが多いですが。

見た目が整理整頓されていて作業スペースがスッキリまとめてあるところを前提に選んでみて下さい。

依頼したら。あとは運を天に任せて信じて祈っておきましょうwww



HPに機材リストがない場合はパス

そんなHPあるわけないだろwwwと言いたくなるでしょうが稀にあるのでムカつきますw

こういう仕事に限りませんが。情報提示や説明責任を果たさず仕事するとか問題外です(´_ゝ`)

少なくともマイクやマイクプリアンプなどはどんな小規模なスタジオでも複数台はありますので。

そのマイクやマイクプリアンプがそのスタジオでの録り音に直結する。いわばカラーです。

拘わりとも言えますが。そのカラーを公開していないとなれば判断すら出来ない。

判断されたくないのか。判断せずに依頼しろと思っての殿様商売なのかは分かりませんが。

どうであれ信用が出来ません。なのでHPに情報を載せていない場合は消去法でパスです。

ミキサー宅の場合は楽器を問わず使い回すことはよくありますが、

1つのマイクやマイクプリアンプを別々の楽器で同じように使い回すことはほぼありません。

基本的に録音時に扱う機器はそれぞれの楽器の特性や音作りの傾向に沿ったものを個別に用意します。

なので。録音用の機材は複数台を用意するのが必然となります。

ボーカル、ギター、ベース用に用意しただけでもマイクとマイクプリアンプは最低3つ必要ですし。

ドラムやピアノなどのマルチマイクでの録音では

10ch以上のバスアウトを備えたミキサー宅や10ch以上の単体のマイクプリアンプが必要になります。

だから通常はHPの機材リストには複数のマイクやマイクプリアンプが載っています。

うちではこんな機材を使って音を録音しますよというアピールをしているわけです。

その機材がよくわからなくとも。機器が複数台用意してあるだけで安心する方も沢山おられます。

安心したいお客様の気持ちは録る側の人間もよーく分かっているので。

だから分からなくとも安心して頂く為にも情報として説明するというのも常識です。

常識を守らないところは信用も出来ない。のだー(ノ-o-)ノ ┫

エンジニア個人のプライベートスタジオの場合は。録音できるのは単一の楽器限定で。

例えばボーカル録音のみ対応なんて場合もあります。

その場合は豪華一点主義で数十万円のマイクプリアンプを1,2台だけ。なんてのもありますが。

そういった場合はHPを見ればなんとなく分かるでしょうし。HP内に説明もあるはずです。

常設の機材は何が置いていてもいいです。とか。言いつつ。も。

Focusreite,NEVE,API,SSL,TUBE-TECHなどのお約束となっているメーカーの製品があると、

やっぱり安心感はあるので個人的には置いていて欲しいです。てか無いと拗ねますw

逆にベタなメーカーの製品が何もないスタジオは不安で不安でたまりません(((゜д゜;)))

あと基本的にオリジナル設計の音響機器は別と考えます。いくら良い機材でも判断出来ないので。



HPに作業環境の写真がない場合はパス

上に同じ。常識で考えればさすがに有り得ないとは思いますが。

たとえば自分が演奏者として。立合わずにミックスやマスタリングだけ頼むとしても同じ。

どんな環境でどういったモニタリングシステムで作業しているのか。それが何より大事なのです。

その環境の善し悪しはそのままクオリティに直結しますから。納得した上でないと頼めれません。

不透明な状態で大事な楽曲を預けるのはギャンブルなので絶対に避けましょう。

これは多くのレコスタではまず無いと思います。

危険なのは俺も含めたフリーランスでやっているその他大勢のレコーディングエンジニア。

エンジニアという仕事柄。よく分かっていない人からすればそれだけで尊敬されたりします。

それもフリーで生計を立てれるだけの顧客を抱えているとなれば

何となく信用できそうな気になってしまうのは当然です。

でも。たまに。とんでもない環境で平気で作業している人もいるので。

まー。そんな人がいると知ったのは俺もこっち側に立つようになってからですが(汗)



どんなモニタースピーカーが置いてあるか

と。言っても。どんなスピーカーが良いのかなんて分からない人も多いでしょうがwww

一番重要なチェックポイントです。

モニターとADコンバーターさえしっかりしているとこなら他もだいたいしっかりしています。

モニタースピーカーはそれがそのスタジオの顔とも言えますし、

なによりそのスピーカーからの出音が作業の基準となりますし。

最終的に出来上がるモノの出来映えはそのモニタースピーカーからの出音以上のものは作れません

自分がエンジニアという仕事をしているからというだけでなく。

仮に演奏者としても判断するにあたってゴマ化しやボヤけた部分があっては困りますよね。

当然ながら音が良いとか。ノレる音、気持ちの良いであるのは最低必須条件です。

ただし高級なモニタースピーカーを置いてある必要はないと思っています。

今現在のスピーカー事情はメーカーも作りも多種多様で色んな種類が販売されていますが、

それなりの物であれば。よほど古いものでなければ高級なスピーカーでなくても大丈夫です。

大事なのは今現在の一般的な再生領域と再生レンジが確保されていること。再生音に偏りがないこと。

それと再生する環境に合った適切な出力で使用できるスピーカーが置いてあること。

あと。あまりにマニアックなモニターを設置してあると興味はあったとしても避けます。

普段から音を聴いている現場のスタッフはそのスピーカーの音を熟知しているでしょうが、

こちらが音を判断するにあたって出音の基準を間違えてしまう可能性があるからです。

それとYAMAHAのMS-10M(通称テンモ二)しか置いていないとパスする場合が多いです。

以前の記事でテンモニついて軽く触れましたが。理由は古すぎるからw

と。ゆーか。初めてのスタジオで未だにテンモニしか置いのであれば。まず100%避けます。

メインのモニターがありサブモニターとして置いてあるのは別に良いと思ってますし。

よく使うスタジオで音の傾向も把握できているとこであればテンモニでも我慢出来ますが。

やっぱり。今のDAWが扱う高解像度のレコーディングに対応できるモニターではないので。

昔のスタジオモニターの王道とは言え。それは昔の話しですから。俺も以前は。

テンモニでこのぐらいだから一般的にはここはあれぐらいの感じで出るだろうな。

そんな感じでテンモニを基準にテンモにでは見えない部分を予想を踏まえて作業をしていましたが。

今のスピーカーってもっとも━━━━っと再生のレンジも再生領域も豊かです。

ようするに。いちいち出音にプラスして予想を含めて作業をしなければならない環境よりも、

予想せずに実際にその音を聴きながら作業した方が楽じゃないかっ!

と。ゆー。とっても画期的で斬新な方法をふとある時に思いつきましたw

おかげで俺の持っているテンモ二は押し入れの中で棚と化しています。

奴とは二度と出会うことはないでしょうw

今のレコーディング時のデフォルトはだいたい96kHz88.2kHzです。もちろんその上もあります。

テンモニは時代的に。そんな高解像度の音をそのまま再生出来るようには作られていないので。

見えない部分が多すぎて仕事にならんぞクソボケぇぃ/(^ω^)\

それほど高級でなくて良いので。今の時代の解像度に沿ったモニターが置いてあるのが条件です。

定番というほどではないですが。

最近はADAMREQSTのスピーカーを置いてあるスタジオや使用しているエンジニアは多いです。

俗に言う高解像度モニターです。オーディオの世界でもわりと評判の高いメーカー。

これが置いてあれば絶対に大丈夫ということではありませんが。ある程度信用しても良いと思います。

少し前ならばGENELEC8000シリーズもそこそこ人気がありましたが最近は低迷気味。

出音のローの脚色が強いせいもあって、HipHopや4つ打ち系の音楽では人気がありましたが。

その他のジャンルでは扱いにくいのも本音。個人的には嫌いではない音ですけどね。

ただ。品質は良いですがナチュラルな出音ではないですし、解像度も決して高い方ではないですし。

現状としては少しばかり現代的な状況からは周回遅れになって来ているというのが実情。

最近は店頭であまり見かけなくなっているのもそんな理由からかと思います。

まー。力のあるメーカーなので。そのうち。次世代向けの新しい製品を出してきそうな気がします。

映像関係では以前は定番だったFostexNF-1Aも最近使っているスタジオは減りました。

これもテンモニと同じで古いというのが理由かと。店頭でもあまり見かけなくなりましたよね。

もともとポストテンモニのとして銘打って出て来た製品だけに今となってはこれも古いですから。

当時はペアで20万ほど。テンモニと比べて圧倒的に高い解像度と音の透明感が売りでしたが。

現行の製品と比べると圧倒的な解像度の低さにびっくりしますwww

とは言え。これは今でもいちおう現行品。古くなっただけに価格もかなり値下がりしてます。

当時の定番モニターを自宅で使いたいという理由で購入される宅録ユーザーも多いみたいですね。

個人的にはスタジオでこれしか置いてないと。ちょっとばかし大丈夫か?と思ってしまいます。

あとB&Wのスピーカーを好むエンジニアも多いですよね。俺も好きです( ´艸`)

昔からオーディオ好きのエンジニアには人気のあるイギリスの老舗のスピーカーメーカーで。

特にマスタリングエンジニアには絶対的な人気があります。よく雑誌でも見かけますよね。

録音業界でもピュアオーディオの世界でも昔から高級機として一目置かれているメーカーです。

高級機なので定番とまではなっていませんが。

このメーカーのモニターが置いてあるなら信用の出来るエンジニアが居ると思って大丈夫かと。

と。まぁ。モニタースピーカーだけであんまり長く書くと続きもあるのでこのへんでw

取り合えず。次世代モニターとか高解像度モニターって呼ばれてるものが好ましいということです。



どんなAD(DA)コンバーターが置いてあるか

モニタースピーカーと平行して考えます。ADについてはこの記事で確認して下さい。

特にADコンバーターは録音時に素材のクオリティを決定づける最も重要な部分です。

単体機器でなくとも高級I/Oでも良いのですが。信用の出来るものであるのが必須です。

高級I/Oはそれほど沢山の種類が出ているわけではないですし、

業務用に使える単体のADコンバーターも王道と呼ばれている機器が幾つかある程度なので。

実際は数えれるぐらいしかないので。それほど選択肢は多くありません。

一般的にネットで検索すれば簡単に情報は拾える製品ばかりですし。

良いか悪いかが分からなくとも。なんとなく記事やレビューや金額で判断出来るかと。

今時にADコンバーターに無頓着なところは信用出来ないので問題外

また。あまりに古いADを使っているようなスタジオも自分はパスする場合があります。

今のADコンバーターの対応サンプリングレートは192kHzのものがほとんどで。

そこそこ古いモデルや現行エントリーモデルでも96kHz88.2kHzぐらいはまず対応しています。

でも。それよりもっと古いもの。上限が48kHzまでしか対応していないようなものすごく古いモデル。

それを名機だからだとか。音が好きだとか。何だとか。…etc…

そう言って使い続けているスタジオやエンジニアは少ないですが0ではありません。

好みなのかもしれませんが。。。 それは言い訳にしか聞こえません。

個人的にはレコーディングのレートが48kHzが上限というのは笑うことすら出来ない。

趣味や宅録でのデモ制作程度ならそれでも気にならないでしょうが。

お金を払って低レートなレコーディングをしたい人は居ないはずです。(居たら土下座しますw

いくらDAWソフトの解像度が上がろうが解像度の高いモニターを導入しようが、

それ以前の録り込み段階でレートが低く解像度の荒い音ではそれらの意味も全くありません。

今や192kHz1bitでのレコーディングも多くはなくとも行われるようになってきた時代で。

96kHz88.2kHzでのレコーディングやマスタリングはプロアマ問わず今や普通です。

44.1kHz48kHzとか。どうあがいたところで趣味の宅録レベルの音質なのは否めないです。

いかに良い腕を持ってしても解像度の差を埋めれる技術をもったエンジニアはいません。

低レートな音を高解像度の音と同等のクオリティに持って行くことは不可能なので。

ロックやヒップホップは低いサンプリングレートの方が合う場合もある。なんてセリフ。

そんなもん嘘だぴょーんw

サンプリングレートは高いほどサンプリングの精度が上がるので実際の音の再現性が高くなるだけ。

それに録った後で高いレートから低いレートにサンプリング数を落とすことは簡単ですしね。

だから。信用の出来るADコンバーターが導入してあり高解像度でレコーディングできる環境があり。

高解像度の音を再生することの出来るモニターを合わせて用意されている。これが必須条件です。




どんなエンジニア/スタッフが居るかは事前にチェック

メールの対応であったり。電話の対応であったり。足の運べる距離ならば実際に行く。

話してみるなり。メールで相談してみるなり。取り合えず。まずコンタクトを取ってみる。

その上で丁寧であることは当然のこと。質問に対しての説明が的確でかつ分かりやすいかどうか。

特にレコスタの場合は若いスタッフの言葉遣いや対応をよく見ておくのも大事。

エンジニアは信用できる人だったけど若いスタッフへの教育は出来ていなくて。。

その若いスタッフのせいでさらにイライラさせられた。なんて話しはよく聞きます。

どうしてもレコーディング中は雰囲気がピリピリしてしまいがち(演奏者が)。そんな時に。

スタッフがオロオロしたり挙動不審であったり。曖昧な行動をされると尚更にピリピリしがちです。

勉強中だから仕方ないさ。と。優しく思える時もあるでしょうが。

誰しもが常に仏の心を持っていたらクレームなんて言葉はこの世に存在しませんwww

だいたいそんなこと気にしないなんて寛大なことを言う人に限って実際はクレームを言いますw

気持ちよくレコーディングできる為にも事前にどういった人が関わるかは要チェックです。

あとエンジニアですが。どういった人柄であるか。それと人柄だけでなく"馬が合うかどうか"です。

初対面の場合はどうしても最初はギクシャクしがちではありますが。

エンジニアってだいたいが色んな話しを振ってきます。それは相手の緊張をほぐそうとしていたり。

会話の中から相手の性格や音の好みを探ろうとしています。仕事柄そういう癖がついています。

くだらない世間話しと思うなかれ。実は色々探っています。 | 壁 |д・)

でも。もし。仮に無口でなんとなく気難しい印象のするエンジニアだったら。

話していると。威圧感を感じてちょっと怖い感じのするエンジニアだったら。

話していると。なぜかイラっとくるようなエンジニア。(←生理的にムカつくみたいなw

話していると。大丈夫かな?と不安にさせられるエンジニアだとしたら。

エンジニアにそういう印象をもったのなら。それは"馬が合わない"ということかも知れません。

そういった点も踏まえて。依頼前にまずは必ずエンジニアと直接に相談しましょう。

その結果。こいつは駄目だと思ったら依頼しなくても良いです。

切り捨てれば良いじゃないさっ!どチクショー(TωT)

とか。そんな風には誰も思わないのでご安心して下さいw 

よくあることなので相談だけして依頼しなくても問題は無いです。

エンジニアとしてもきちんと話しをした上でベストな環境を提示したいと考えています。

どういった環境を求めているのか。どういった物を作りたいのか。どんな条件であるのか。

だからスタッフが対応だけして当日よろしくだけのところは止めておきましょう。

基本的には必ず担当するエンジニアが直接お話しをします。

作業中のことが多いので後ほどということが多いですが。必ずコンタクトしてくれます。

なにをどう聞いて相談すれば良いのか分からないという人も多いでしょう。最初にこう言って下さい。

レコーディング(MIX作業/マスタリング)を検討していて話しをしたいのですが。

それだけ。それだけ伝えたら。あとはスタッフやエンジニアが丁寧に対応してくれるはずです。

あと。質問に対して。何でもかんでも安請け合いで大丈夫とだけ言う人もパスした方が良いです。

なぜそうしたいのか。何を求めているのか。出来ないことは出来ない。出来ることは出来る。

きちんと話し合おうとする人の方が最終的に満足出来るものが作れるかと思います。

場合によってはエンジニアの方から別の案を出す場合もありますしね。話し合える人が良い。

稀に。こちらから何を話しても。一切話しかけるなというスタンスで。。

心のATフィールド全開のお客様がおられるのでとっても切なくなりますけどね…(´・∀・`)アハ



環境

何人がコントロールルームに入れるのか。とか。最寄り駅はどこか。とか。

同時録音が必要なら幾つのブースを使って同時録音が出来るのか。とか。

ブースの部屋の広さによって響きを合わせて録音するような楽器の録り音にも影響しますし、

同時録音しようにも部屋数が足りずに幾つかのパートはまとめて同じ部屋なんて場合もあります。

狭いコントロールルームだと入れる人の数に限りもありますし。

駐車スペースの有無も大事。周りにコンビニやタバコの自販機、食事をする場所があるかとか。

キャバクラが近くにあれば。レコーディング中に煮詰まっても現実逃避が可能になりますw

意外と見落としがちですけど。そーいった部分も結構大事なポイントです。

もちろん。落ち着ける環境であったり。音に集中できる環境であったり。それも大事。

後で困らないように事前に確認しておきましょう。



おまけ

無所属のアマチュアのミュージシャン向け限定の割引パックなどを用意してあるとこがあります。

俺のように自分がエンジニアとしてスタジオに出向く場合にはそんなプランは適用されませんがw

同ーのスタジオで同一の作業内容と契約時間であっても金額だけが通常より安くなるプラン。

場合によっては通常の半額以下の金額で予約が出来たりなど。かなり金額的にお得です。

そんなプランを用意しているスタジオは探せばかなり多くあるのが分かります。

これは初回の予約のみが多いのですが。俺らの仕事っていかにリピーターをつけるかがキモなので。

ようするにリピーターをつける為のお試し価格ということなのですが。

試しだろうが何だろうが。安く試せるのは良いんじゃないかと。

初回割引だけを狙ってスタジオをどんどん入れ替えて音源を何枚も作っている節約上手な

インディーズやアマチュアの貧乏ミュージシャンも少なからずいるようですw

本当のところ。スタジオはまだしも音を触るエンジニアを頻繁にころころ変えるのは

エンジニアとの音の方向性や意識共有、相互理解の点からはあまり良くはありませんが。

そうは言っても。安く済ませれるのであれば有りな場合もあるのかな?と思います。

あと。場合によっては無所属のインディーズ、アマチュアのミュージシャンであれば、

同じスタジオで回数に関係なく割引価格が適応されるプランを用意されているところもあります。

ただし。こういったプランの場合は注意が必要で。

エンジニア勉強中の若いアシスタントの実験台になるつもりで腹をくくっておきましょう。

安いのだから出来映えが不満があってもあまり文句を言うとそれはクレーマーですw

同じスタジオ内で同一の作業内容で複数の料金プランがある場合は

求めるクオリティと出せる予算の狭間で悶え苦しんで下さいw




そんな感じです。ま。参考までに。てか。今日の記事もめちゃくちゃなげーなwww



でわでわ。おやすみなさいm(_ _ )m

STUDIO Air Room (PCサイト)
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$ギター兄ちゃんの独り言…