音と電気の関係 1 | ギター兄ちゃんの独り言…

音と電気の関係 1

こんばんわ☆

ちょっと最近色々ありすぎて心身ともに虚弱体質になっております…


はぁ...はぁ...癒しが欲しい。。。


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アホ言ってないで今日の本題『音と電気の肉体関係』!笑
まぁ、あんまり難しい話しを書くと露骨にアクセス数が減るので、できるだけ簡単な内容だけ書きます(汗) とりあえず1回で全部書けないので何回かに分けて書きます☆

まず、分かりやすいとこで自宅の壁コンセント(壁コン)に電気が供給されるまでの流れから説明すると、一般的な電気の供給は電力会社から電柱(場所によっては共同溝)を経由して変圧器で単層三線の200Vの状態になっており、そこから各家庭などの分電盤に来てブレーカーで100V(または200V)になって各壁の壁コンに供給されています(賃貸マンションなどの場合は分電盤から小分電盤にさらに小分けされ各部屋に分けられてたりもします) つまり各壁コンには色々な機材や家電製品、ライブハウス等では照明機器などの電源ケーブルが繋がっているけれど結局は同じブレーカー内で繋がっている機材、機器の全てが1つの回路であり、お互いに影響し合ってます。


そして各機材では漏れ電流が発生しています。
本来、音響機器は電源系のトランスとエレクトロニクスの回路は遮断されてるんだけど、電源トランスの電極線間で発生する電流(ストレーキャパシタンス)などの影響で機材のシャーシに多少の電流が流れちゃいます。
それがオーディオケーブルのアース部分を伝わって [迷走電流] となり他の機材へ悪影響を与えます。
なので壁コンからの機材や機器その他家電の接続状況によって、その中の機材の出音が激変してしまったりします。つまり電気で動作する機材は何らかのケーブル(電源、音声、デジタルケーブル、MIDIケーブルなど物理的な有線全てのこと)で接続されている限り必ず影響し合っていることを理解しておくことが大事です!

上記の理由により、自宅などでは機材が増えるほど音が悪くなり時間帯によって音が変わったり、機材の電源のオン/オフ をする度に音が変化する可能性が高くなります。
さらに言うと一般家庭で標準である100Vの電圧は実際のところ、ほとんどの環境ではまず100%来ていません!
実際、俺の家の壁コンで最高が98V、最低が92Vさね(ど~なっとんねん!関電さんよーっ!怒)
それが一日の間に何回も起伏するのでそれは、そのまま音として出ます。でも実はこの状況でも一般的な環境で言うと電源環境は良い方なんです! 俺が前に住んでいた所では最高でも95Vしか電圧が来ておらず、さらに近所に自動車工場があったのでそこが大量の電気を使っていると一瞬80Vまで下がったりしていました(もう最高♪)
よ~するに、ほとんどの一般的な環境で常に電圧100Vを供給されている環境はないと思って下さい。
それはどういう事かと言えば、例えば100Vの機器に対して90Vの通電だとすれば、その機器は9割の力でしか稼働していないことになるわけで、単純に音圧や音量も9割になるわけです。
小規模なライブハウスだと電源周りにコストをかける事のできないこともあり、基本的な電圧の足りない状態でさらに照明機器等から出る電源ノイズの影響もあるので一般家庭以上に劣悪な環境であると考えていいと思います。

ライブハウスでは、電源を壁コンから見直す事はまず無理があるので安定化電源、パワーコンディショナー、ディストリビューターなどの電源グッズを使用するのだけど、1,2万程度で買える安価なモデルはかえってノイズを増やし音ヤセの影響が出たりするので安心できるメーカーのそれなりのものを使うか、1,2万でノイズフィルター付きのオーディオ電源タップを購入した方がいいでしょうな☆
ただし電源関連の機器はそれ自体に固有の音があるので、良くも悪くも音にクセが付き、それを嫌う人もいるけど他の機器への影響を考えれば、それらの電源アクセサリーを使う事で音は安定するので俺はオススメです!


てなわけで今日からしばらく電気の話し書いていきます☆

最後は電気つながりで可愛いピカチューでも…☆

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