裏と表、ネガとポジ - Nega or Posi - | 塾長の日記

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この有名な図版はご存知と思います。


有名な“ルビンの杯”ですね。 杯が見えますか?  顔が見えますか?



こんなのもあります。



私は、透明水彩画を描く時には、この図版のように、ポジの形とネガの形を同時に意識することが大切だと思っています。

なぜなら、“透明”であるがゆえに、明るい色を塗り残す必要に迫られるからです。つまりほかの絵具と全く“裏”の見方、“逆”の手順が必要になってくるということです。

特に“ネガ”の形(NEGATIVE SHAPE)を積極的に、効果的に活かすことで、“水彩画”らしい表現が一層引き立つことでしょう。




たとえばパラソルとか、ヨットとか。


あるいは、雪とか。



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