展覧会巡り - Exhibition tour - | 塾長の日記

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水彩画のこと、横浜画塾のこと、スケッチのこと、時事ネタ、美術全般のことアコースティックを中心とした音楽のこと、季節の移り変わり、おいしいもの、おもしろいところ…なんでも気づきのままに。

まずは、地下鉄市営横浜線で桜木町へ。地下からみなとみらい方面に出て来ると、もう日差しは真上から容赦なく照りつけ、自分の影が足元に真っ黒に張り付いています。それにしても、暑い!



日差しのせいか気温のせいか、何も考えず動く歩道に乗り、ごった返すショッピングモールをひたすら通り抜け横浜美術館まで来てチケット売り場に行ったのですが、目的の展覧会の表示がない…。

チケット売り場で「ロバート・ハインデル、1枚」というと「そういう展覧会はやっていません。そごう美術館ではないですか?」というわれ、「あ~っ!」と大声を上げてしまいました。

出るときはそごう美術館と確認していたのに横浜を通り越して桜木町に直行した時点ですでにボケてますね。

なので、順番を変更して桜木町の市民ギャラリーで開催中の『鎌倉・横浜を描く会』のみなさんの展覧会に行くことにしました。

市民ギャラリーは紅葉坂(急坂)の上にあるのですが、美術館を間違えたショックもあり、タクシーで行くことにしました。(~_~;)


『鎌倉・横浜を描く会』の方々は本当に熱心な方ばかり。200点を超える作品はいつも素晴らしく、年々進化しているように思います。今年5月にワークショップをやらせていただいたので多くの方々と親しくさせていただき、大変刺激をもらいました。


平田“校長先生”とゆっくりお話ししながら見た後、メンバーの方に送っていただいて関内・馬車道のギャラリーへ。





ここでは、画塾の生徒さんとそのお仲間の4人展を訪ねました。最終日だったので間に合ってよかった。こちらもそれぞれのスタイルが切磋琢磨した質の高い展覧会でした。やっぱり絵を描くのが好きでたまらないという雰囲気があふれていてとても気持ちのいい展覧会でした。


そして、最後は横浜に戻り、とんでもない人ごみをすり抜けるながら、そごう美術館に一直線。

ロバート・ハインデルのバレリーナは、そのダンサーのオーラまで感じて描いているのがズンズン伝わってきます。そのまなざしの熱さと冷静さが実に絶妙で、大変刺激を受けました。

見方や技法は、一応デッサンをやってきたものとして大体似たようなとらえ方であるように思いましたが、その垢ぬけた視線や絵作り・演出の巧みさには本当に魅了されました。



美しく、かっこいいのです。

惚れて酔って(モデルにも自分にも)いるようでした。




素録は完売とのこと。しょうがないのでポストカードだけ買って、一応増刷の予定はないか聞いてみたら、今注文すれば納品は8月末になるが、限定で増刷する予定とのこと。

さっそく注文して帰路につきました。



横浜そごう美術館 7月26日(日)まで







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