![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140908/14/gajuku-jukucho/e7/ab/j/t02200175_0651051913060270463.jpg?caw=800)
白の陰をグレーを使わずにどう表現するか、いろいろな例を挙げて、考えていただきながら描いてもらっています。
なぜ、グレーではだめなのか。
皆さんはスライド上映をする時に、色のついた壁に映しますか?
たぶん、例外なく“白い”壁に映すと思います。
それは、
“白”は正確に元の色を再現してくれるから。
“白”は周りの色に一番影響を受けやすいとも言えます。
ですから、
白の陰には色がついていて当たり前、逆にグレーになることはないのです。
以下、2013年5月28日の記事の再掲です +++++++++++
白いものの陰(影)はグレーだと思っていませんか?
Shade of white is not gray!
これは石膏像のアリアスです。
石膏ですので、色は真っ白です。
ふつうに蛍光灯の照明の下に置いてあります。
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130529/14/gajuku-jukucho/05/e5/j/t02200303_0800110012556604107.jpg?caw=800)
陰(影)がカラフルに見えます。
デジタル着色処理をしているわけではありません。ふつうに写真を撮っただけです。でも白い石膏の陰(影)はこんなにもカラフルなんですね。
撮影した時の状況は下の写真の通りです。
ここまでハッキリした色が周りにあることは稀ですが、全く色がないというのはもっと稀です。
地上にある限り(宇宙空間でない限り)何かしらの反射は多かれ少なかれ必ずあるはずです。
だから、陰(影)はグレーにはなれないんです。
【関連記事】
ペインズグレーは使わない
陶器やガラスは暗い色
実はこうやって撮影しています。
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130529/14/gajuku-jukucho/9c/68/j/t02200205_0542050412556604105.jpg?caw=800)
陶磁器の白だって、真っ白ではありません。“白”があるとすれば、ハイライト部分だけでしょう。
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130529/14/gajuku-jukucho/5e/8e/j/t02200147_0742049612556604106.jpg?caw=800)
+++++++++++++++++++++以上、引用終わり。
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展覧会の予告
塾生の1年間の集大成!250点一挙展示
第8回 横浜画塾展
2014年10月6日(月)~12日(日)
10:00~18:00(※初日は14:00~ 最終日は~16:00)
場所; 横浜市民ギャラリーあざみ野
水の上でうたう
水彩画4人展
2014年10月6日(月)~12日(日)
場所;ぎゃらりージュエ
芸大同窓の西丸式人、山内亮、永山裕子(敬称略)、笠井一男の3回目となる展覧会。
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好評発売中!
『 水彩風景 プロの手順 - なにを・どの段階で描くか - 』
(グラフィック社刊)
B5(257mm×182mm) 112ページ(オールカラー) 定価;1,890円(本体1,800円)
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130612/11/gajuku-jukucho/20/04/j/t02010274_0201027412573034211.jpg?caw=800)
個展に出品した作品もプロセス(制作過程)付でたくさん載っています!
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130707/19/gajuku-jukucho/ee/fd/j/t02200155_0675047512601754916.jpg?caw=800)
こんなプロセスページが満載です。
新刊と合わせてこちらもどうぞ。
『透明水彩 シンプルレッスン - 水の力を生かして描く - 』
![$塾長の日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20130726/14/gajuku-jukucho/c4/e4/j/t02200220_0300030012623137904.jpg?caw=800)