オフ会で知らない人達と誰も誕生日じゃないのにお誕生日会やった話

人は産まれます

そして
産まれた日を祝います

私は大学１年次の時
友達と誕生日ではない日に誕生日会を開催するのにはまっていました。

大学二年次のとき、
私はあることを思いつきます

こんなにも人が幸せになれるものはない

世界に平和が訪れるために
もっとお誕生日会を開こう

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そして、あるサイトにこんなことを書き込みました


「県内でオフ会やろう！！！」
ー集合場所：焼き肉屋
ー誕生日会を開催
ー集まった人の中で一番誕生日感のある人の誕生日会をします
ー手紙を読んだりします


すると

私以外に４人集まりました。

Aさん（30代男性）

Bさん（20代男性）

Cさん（20代女性）

Dさん（10代男性）
（年齢順）

私とDさん以外眼鏡でした

多数決の時間です

即決でDさんが一番若いのでDさんに決まりました



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私「みんな！今日は何の日でしょうか！」

全員「Dの誕生日に決まっているじゃないか！」

Dさん「ウフッへへへ」

こうして誕生日会が始りました。

ハッピバースデートゥーユー

ハッピバースデートゥーユー

ハッピバースデートゥーユー

Dさんがロウソクを消しました

Aさん「手紙書いて来たよ」

ーDくんへ

いつもみんなの為に頑張ってるよね

今日はDくんが居てくれたから
皆が楽しめたよ

Dくんは優しくて
人に気を使いすぎちゃうところがあるよね

本当に偉いし尊敬しているよ

体には気をつけて、受験がんばって

お誕生日おめでとう

Dさん「ありがとう！」

全員（ズズ…ズズ…）

私たちは感動し
涙を流しました。

５人は
人の暖かさを初めて知ったような気がしたのです。

同時に、何故誰も誕生日じゃないのに涙を流しているのか
疑問を覚え、我に返りました

集団心理は恐ろしいものです


私たちは自己紹介から始まり、
昔からの知り合いだったかのように語り合いました

Cさん「私やばい人しかいないと思った」

Bさん「ほんとにねアハハ」



私は誰も誕生日じゃないのに
誕生日会が行われていることに気づいて驚きました

しかしそれはとてもアットホームで、
まるで仲の良い親戚が集まっているような感覚でした。

そして私たちは帰りました