「(昨年9月に)国家戦略担当相になった時、鳩山由紀夫前首相から『外交については負担をかけないから』との言葉を頂いていた」

 菅直人首相は14日、衆院本会議の各党代表質問で、鳩山前首相の意向で、米軍普天間飛行場移設問題の担当から外れていたとの認識を示した。

 自民党の谷垣禎一総裁が「意図的に避けてきたように感じる。首相をわざと支えず、職場放棄、戦略的サボタージュを決め込んだのではないか」とただしたのに答えた。

 鳩山前首相も11日のBS朝日の番組収録で「菅さんは、(普天間移設問題に)タッチをされたかったのではないか。ただ、副総理も財務相も大変忙しい。国の財政も大事な時期だったので、『この問題はこちらで引き取ります』ということにした」と説明している。【坂口裕彦】

【関連ニュース】
菅首相:沖縄県知事と15日に会談
菅首相:中国首相と電話協議…沈没事件で連携呼びかけ
菅首相:「元気が出た」…出身地の山口・宇部を訪問
上海万博:鳩山前首相が中国側におわび
子ども手当:「理解してもらえる」満額見送りに首相

口蹄疫、非常に危険な状態=農水相(時事通信)
鳩山氏、社民へ恨み節「離脱しない亀井氏は立派」(読売新聞)
ガス田、早期交渉入り確認=日中首脳が電話会談(時事通信)
【南ア発】感じたままの魅力伝えたい(産経新聞)
<はやぶさ>「金メダル級」成果、次々 ギネス申請も検討(毎日新聞)