ギリシャ債務問題のデッドライン(六訂版)
ギリシャ債務問題のこれまでの経緯と今後の予定です。
随時追加していきます。
【2011年】
・10/27 国債金融協会(IIF)とEU、ヘアカット50%で合意
・12月頃 交渉難航が表面化
【2012年】
・1/13 IIF交渉中断を通告、再度交渉開始
・1/23 ユーロ圏財務相会合 債務問題解決への合意を要請
・2/30 EU首脳会合 財政規律強化の条約合意
民間債権者団、ヘアカット70%超、クーポン3.6%を受け入れ
・2/4 EU、IMFからギリシャへ追加緊縮策要求
・2/5 ギリシャ主要政党で要求の内容について協議
財政緊縮策受け入れについて、ギリシャ国内でゼネスト
・2/8 ギリシャ与党、歳出削減案で合意
・2/9 ユーロ圏財務相会合→支援決定は先送り
・2/10 ギリシャ 財政緊縮策を閣議決定
連立与党の閣僚が反対して辞任
・2/13 ギリシャ議会で緊縮財政法案を賛成多数で可決
・2/13 ムーディーズ 欧州6カ国の格付けを引き下げ
・2/15 ギリシャ政党指導者が緊縮策の誓約書を提出
※ただし文書に総選挙後の政策変更を匂わせる文言
・2/15 ユーロ圏財務相会合が電話会議で実施
・2/16 3億2500万ユーロの歳出削減の具体策で合意
・2/20 ユーロ圏財務相会合でギリシャ支援について合意
EU、ECB、IMFギリシャ支援を歓迎
・2/23 ギリシャ議会 CAC法案可決予定
・2/25-26 G20財務相、中央銀行総裁会議
・3/2 国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)、ギリシャのCDS決済はしないと発表
・3/1 ユーロ圏財務相会合
・3/1-2 EU首脳会合
・3/8 ギリシャ債スワップ申請期限(現地20時)
・3/9 ギリシャ債務交換締切り、参加率は85.8%
CACを発動後参加率は95.7%
・3/9 ユーロ圏財務相電話会合
・3/9 ISDAがギリシャ国債をクレジットイベントを宣言、CDS支払いへ
・3/12 ギリシャ債務交換完了期限(ギリシャ国外法準拠分については延期)
・3/13 ユーロ圏財務相理事会でギリシャ支援正式決定
・3/15 IMF、ギリシャ支援に関する正式決定
今後のスケジュール
・3/20 ギリシャ 145億ユーロの国債償還
・3/23 非ギリシャ法に基づく債務交換の受付期限(当初3/9)
・4月末 ギリシャ総選挙
現状の問題点
・格付け会社の動向(ソブリン債、金融機関の格下げ)
・ギリシャ総選挙による「財政削減政権」の運営能力低下
(トロイカに約束した財政削減策の行き詰まり)
このような感じです。
サラリーマンの源泉税還付の確定申告は3月15日以降でもOKです。
(震災で被災した人や12月以降に子供が生まれた人など)
今からでも間に合います。
→平成23年分確定申告書等作成コーナー(国税庁公式)
→節税と確定申告はこちら
当ブログでは豪ドルマスターを目指す人へのアドバイスを行っていますが、
直近記事を読んでいることを前提にして書いている記事もあるので
→ 最近の記事一覧 をご覧下さい。より理解が深まると思います。
※各国最新格付けや政策金利、グルメ・ニュースなども書いています。