寒太郎が使っている指標トレードツールとシステムトレードの代表格であるメタトレーダーを使ったEAとの違いを考えてみました。
指標トレードツールの詳しいご説明は過去の記事(95%以上の高確率で勝てる!?指標トレード )をご覧ください。メタトレーダー(MetaTrader)とは「メタルクォーツ社が提供するFXシステム」のこと。このメタトレーダーにロジックソフト(EA)を組み込み完全自動で取引をするシステムトレードです。FXのシステムトレードといえば、このメタトレーダーを使ったシステムトレードを思い浮かべるのではないでしょうか?
同じシステムトレードでも、使う人によっては、指標トレード派かメタトレーダー派か大きく別れます。自分はどちらのシステムトレードが適しているのか参考にしてください。
①指標発表に「強い」・「弱い」
指標発表に「強い」・「弱い」が指標トレードツールとメタトレーダーの大きな違い。指標トレードツールは指標発表後の為替の動気を狙ったシステムなので指標発表時に力を発揮します。逆にメタトレーダーは指標発表後の為替の動きは苦手で、このときは大きな損失を出してしまう可能性があります。そのため大きな指標発表があるときはメタトレーダーを停止することが多くのEAで推奨されています。
②「半自動取引」と「完全自動取引」
指標トレードツールは、注文をしポジションを持つまではコンピュータが行ってくれますが、決済は人間の判断で行われます。ですので、ユーザーにFXの最低限の知識が要求されます。メタトレーダーのシステムトレードは完全に自動取引です。すべてコンピュータが取引を行ってくれるので、ユーザーはFXの知識がまったくなくてもFXをすることが可能です。
③取引する時間「数十分」・「24時間」
指標トレードは取引する時間が決まっているので、取引時間は一瞬です。メタトレーダーは基本24時間稼働します。24時間相場を監視し、ロジックにあった相場を見つけると注文出します。
④FX業者「国内」・「海外」
指標トレードは国内・海外とわず両方のFX業者で行うことが可能です。メタトレーダーは海外のFX業者を使うことが多く、EAの中には海外の○○会社でなければ当社のEAは使えませんという業者縛りが存在します。
⑤システム販売数「少ない」・「多い」
指標トレードツールは日本でも数える程度しか販売されていません。メタトレーダーは完全自動取引でFX初心者でも手に取りやすいシステム(=売りやすい商品)であるため多くのシステムトレードが販売されています。メタトレーダーEAの中には(利益がでない)悪質なシステムトレードも存在しますのでご購入の際はご注意ください。