悪徳業者のEAを買わないためには、「誇大広告(過激なキャッチコピー)をしているEAを避けること」という話をメタトレーダーで勝てない3つの理由で記事にしました。一昔前に販売されたEAはこの方法で悪徳業者を見つけられるのですが、新しいEAでは通用しなくなりました。
EAを売るためには情報教材を取扱うサイト(=ASPサイト)に商品を登録し宣伝する必要があります。そのASPサイト日本最大大手がインフォトップで、EAを売るためにはインフォトップの審査基準に合わせて販売サイトを作る必要があります。
悪徳業者からEAを購入した人からのクレームが多かったのでしょうか、インフォトップの審査基準が厳しくなりました。その成果で新しく発売するEAでは誇大広告のサイトは減っています。
しかし、誇大広告を規制しても悪徳業者の数は減りません。誇大広告を悪徳業者を見つける判断基準にしていた寒太郎にとっては、悪徳業者を一般業者の中に紛れ込ませただけのように見えます。
誇大広告の規制はクレームからインフォトップを守るための規制でしかありません。悪徳業者は広告の規制を受けても違う手を使って販売するだけなので消費者の被害は減らないでしょう。本当に悪徳業者の被害を減らしたいのなら時間と費用をかけて商材の中身までを検証し、これなら問題無いという商材だけを責任持って販売してほしいですね。
と言ったものの、毎日新しい商材が何十本販売されるインフォトップに厳しい検証は不可能でしょう。結局は我々消費者が賢くなっていくしかありません。