今日は雑感☆雨読な日~「偉大なる、しゅららぼん」と「プリンセス・トヨトミ」 | ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

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どうぞ末永く御贔屓のほどを。不定休(笑)

こんばんは、今日は更新がこんなに遅くなってしまった~!! ぎりぎりやんw

さて、「せいこううどく」と入れるのに、まず「せいこう」とタイプして変換したところ「性交」と出ました(笑)

なんでやろ!? 
他にも「成功」とか「製鋼」とか「精巧」などの候補があるにもかかわらず???

性交なんて言葉、どこかで書き込んだあったっけ?
まあ、「せいこううどく」と素直にタイプしたら、ちゃんと「晴耕雨読」と変換してくれましたけどね(笑)。なにやってんだかw

え~っと、今日は昼ごろまで呑気に寝ていました。
窓の外を打ち付ける激しい雨。朝のヤル気がそがれました。
予定が無かったのでそのままダラダラ。

正午過ぎにようやく起床し、とりあえず床屋へ行って、本屋によったくらいで帰ってきたくらい。
で、帰ってきて時間もあったので、喰うのも忘れてひさびさ読書してました。

読むつもりの本が3冊もあるので、こんなときにでも片づけてしまわなければ!

読んでいたのは、こんな本です。


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万城目学・著 「偉大なる、しゅららぼん」 



僕、どっちかって言うと小説は純文学派なんですけど、万城目さんの作品は大好きでデビュー作の「鴨川ホルモー」からずっと読んでるんですよ~。

待望の新作です^^

とにかくこの方の作品の良さは「巧妙さ」。そして自由に日本の歴史を弄ぶ世界観。
それは、この今回の新作にも反映されています。
先述の「鴨川~」、それに続く2作目の「鹿男あをによし」…どれも荒唐無稽なんだけど実に巧みに辻褄合わせする才能は凄い!の一言ですよ(笑)

さて、「しゅららぼん」の舞台は、近江・琵琶湖畔ですが、「鴨川~」の京都、「鹿男~」の奈良に続いて、「鴨川~」のスピンオフとして書かれた連作短編集「ホルモー六景」を挟んで出版されたのが、コレ↓


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「プリンセス・トヨトミ」 です。





表紙からも分かるように、この作品の舞台は大阪。
これ、映画化されて昨日から公開されています。




 

恥ずかしながら、この作品が映画化されているなんて、僕、先月の終わりごろまで全く知りませんでした^^;

でもそのとき、出演俳優陣を見て、ちょっと、「はぁ~~~?」って、思っちゃたんですよね。
だって、だって、まあ、主人公が堤真一であることと、中井貴一は良いとして、堤演じる松平の部下である、チビでデブでこの作中でも重要な役割を担うおとぼけキャラの「鳥居」の役を、真反対のイメージの岡田将生くんにやらせるなんて! と。

いくら今、ノリにのってる若手だとはいえ、これは無い! あんまりだ~!
作品を読んだ方ならお分かりかと思いますが、この鳥居という男は、特に終盤とんでもないことになるわけで…いくらなんでもこの彼が中学生に間違われるなどとは……(おっと!)

と、今さらだけど東宝に抗議をしてやろうか、こんなヒット狙いのいい加減な作品の改懺しやがって!
なんて一瞬ひとりで怒っていたんですが、上のトレーラーを観て、なるほどそうだったんだと納得しました。

鳥居の役は「綾瀬はるか」。
なるほど、そういう手があったか!
原作の男性キャラを女性に変える、「鹿男~」の時とキャスティングも含めて、これはまったく同じである。彼女ならおとぼけ役もなんなくこなせるし、何より彼女なら実写でも、なんとか最後の大混乱で中学生に……(おっと!)

で、件の岡田くんは、原作では女性キャラである松平のもう一人の部下である「旭ゲーンズブール」なんだとか。
これなら違和感なくハマるかも♪ 色白だし、背が高いし。

うん、筋立てはもちろん知っているけれど、映画、ちょっと観たくなってしまった。

でもまずは、しゅららぼんを読破しなきゃと思っています。
映画はそれから、もし余裕があれば。

では、また(^-^)/


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