両重賞は微妙なものの、他のレースで多頭数の面白いレースが揃った印象です。


<中山11R・オールカマー>
軸 マコトギャラクシー(2着、3着流し)
本線 アーネストリー
穴 シャドウゲイト
おさえ 2、5
アーネストリーは距離も得意であり、注目血統でもあることから、さすがにメンバー的にも崩れにくい。軸のマコトギャラクシーはここ1~2年中山芝での成績が急上昇している注目血統のキングカメハメハ産駒(2010年以降、500万下以上のクラスで104頭いて3着以内率40%、複勝回収率126%)。馬自身の中山適性高く、外回りで広い芝22という条件も良い。相手は前述のアーネストリー1頭。穴は注目血統で中山芝中距離、外枠に高い適性のあるシャドウゲイト。おさえ2頭も注目血統を配置し、結果的に注目血統5頭を買ってその他を消すという予想に。


<阪神11R・神戸新聞杯>
軸 ダノンミル
本線 オルフェーヴル、ウインバリアシオン
穴 カーマイン
次点 ステラロッサ
おさえ 6、10
ダービーと適性的に類似しているため、結果的にダービー上位がそのまま来ることが多いレース(ただし、ここの3着馬は微妙に適性がズレて、菊花賞で馬券になる可能性が高い・・・ソングオブウインド、オウケンブルースリ、ビッグウィークなど)。まずは相手をダービー上位2頭に固定。軸は、特注血統に該当するダノンミルを選択。スタミナ血統で、現在のタフな阪神芝にも合っており、かつ馬自身阪神コースにも実績がある。ここで権利を取って菊花賞につなげたい。穴は阪神芝24で勝ち星を挙げているように、本コース特注血統らしいコースへの対応力を見せるカーマイン。


<中山8R・500万下>
軸 ボンジュールメロン
本線 オモイデサクラ、フィールザファン
穴 オメガブルーライン
次点 マイネルロガール、フランキンセンス
おさえ 5、7、10、13
内枠重視。また、ややハイペースが見込まれ、差せる馬も併せて重視。軸は内枠の差し馬で、注目血統に該当するボンジュールメロン。2走前に本クラスを勝っているように、能力的にも問題ない。相手は、降級戦で昨年の同時期にひとクラス上の本コースで馬券になっているように高速の今の状況が合うオモイデサクラ、内枠混戦向きのフィールザファン。穴は短縮適性高く、かつ注目血統のオメガブルーライン。


<中山9R・外房特別>
軸 ローレルエルヴェル
本線 パープルタイヨー、キッズニゴウハン
穴 ベルモントキーラ
次点 ロジスプリング、プラージュ
おさえ 3、7、13、15
内枠重視。普通なら、注目血統で短縮実績もあるベルモントキーラが軸候補となるが、前走で逃げている馬が6頭もいる構成で、その中には外枠から中舘騎乗で行くであろうポールアックスもおり、かなりのハイペースが見込まれる。よって、土曜の9Rのように、内で脚をためて一気に差すような馬が上位に来る展開を想定して軸馬を検討。軸は、昨日も8Rをはじめ好走が見られた「前走新潟芝内枠敗退」組でかつ短縮の差し馬、ローレルエルヴェル。相手は2走前新潟芝内枠、前走は枠は良かったが展開向かずのパープルタイヨーと、差し馬で展開向きそうなキッズニゴウハン。穴は展開微妙も血統と臨戦自体は良いベルモントキーラ。


<阪神10R・ムーンライトハンデ>
軸 デルフォイ
本線 ロッカヴェラーノ、デンコウオクトパス
穴 スカイリュウホー
次点 ワルキューレ、フィニステール
おさえ 7、8、12
やや外枠、短縮重視。ここは当初4~5番人気ぐらいなら短縮のロッカヴェラーノ1着流しを考えていたものの、世間は甘くなく2番人気と普通に人気。よって、こちらは対抗に回し、代わりには連で7番人気と思った以上に人気のないデルフォイを選択。注目血統に該当し、2走前からも休み明けも問題ない。注目血統に該当するが、馬自身もこの阪神芝20という条件はベスト。1番人気を4度も5着以下で裏切っている馬だが、逆に人気を落としたここが狙い目。相手は前述のロッカヴェラーノと、外枠のデンコウオクトパス。あとは、穴のスカイリュウホーをはじめ、同距離か短縮でスタミナに優れるタイプを穴~次点に配置。


<札幌11R・STV賞>
軸 ルナフライト
本線 ヒラボクインパクト、カトルズリップス
穴 マサノウイズキッド
次点 エイブルベガ、タガノザイオン
おさえ 8、13、14
短縮重視。また、ある程度前に行ける馬が良いが、ここは前走で逃げている馬が中~外枠に3頭おり、それなりにペースは締まる想定なので、逃げ馬よりも中団~やや前程度に構えられる馬が良い。今年は例年ほどではないものの、本来内枠有利なコース。以上より、軸はルナフライトを選択。本馬は4走前に短縮で15番人気1着したように短縮適性があり、かつ注目血統に該当。前走で少頭数ながらも3着に走り、最低限の能力も証明した。相手は内枠で逃げずに競馬ができるヒラボクインパクト、展開微妙も注目血統のカトルズリップスが本線。穴は短縮実績のあるマサノウイズキッド。


<札幌9R・500万下>
軸 フラムドール(1着流し)
本線 ダノンウィスラー、ピーチブローフィズ
穴 トキメキセイコー
次点 スパーブクィーン、アルメナーラ
おさえ 3、8、13
ポイントは札幌11R同様、短縮、内枠。あとは、こちらは11Rに比べてペースは落ち着く想定で、ある程度前に行ける馬を。軸はこれらの傾向から、内枠で短縮、先行馬のフラムドールを選択。相手は短縮の先行馬ダノンウィスラーと、先行馬のピーチブローフィズ。穴は前走で300m延長にもかかわらず、厳しいペースを先行して粘ったトキメキセイコー。