結局、前回の更新後、何も音沙汰なく約1年が経過してしまいました。

本日は有馬記念ということもあり、1年ぶりの更新です。

 

前回の更新後、ついに私自身も体調を崩し、療養しておりました。

 

フィジカル・メンタル両方につき、例年以上にいろいろあった年でしたが、多くは語らず、まずは来年の完全復帰を目指します(フィジカル面は、経過観察中の腎臓を除きほぼ問題ないか、むしろ休養前以上の状態に戻ってきています)。競馬予想も少しずつ再開していきたいと思っています。

突然休止状態となり申し訳ございませんでした。

理由は、単純に本業が多忙のためです。年内も休みは12/29のみ。
退職やメンタルダウンによる離脱が相次ぎ、サバイバル状態の中、残ったメンバとしてカバーの日々。

ここ数年はダート戦に絞り、何とかわずかな時間で質を落とさないよう工夫していました。
そのわずかな時間の確保も困難となり、ほとんど競馬が見られない状態が続いています。
(今年の秋のG1の勝ち馬は?と聞かれても、天皇賞のイクイノックスやエリザベス女王杯のジェラルディーナぐらいしかすぐに出てきません。菊花賞やジャパンカップの勝ち馬すら不明です)

今年は好調をキープしていたものの、予想数が極端に少ないので意味はありません。
年間回収率は179.2%なものの4月までのみなので、プロ野球でいうところの3、4月で月間MVPもその後離脱、みたいな感じです。(年間回収率103%の方がよほど意味がある。必ず不調期は年に何回か来るため)

状況好転の見通しもしばらく無いため、再開時期は現状未定です。
ただし、引退はしません。必ず戻ってきます。
 

先週ももの悲しい相手抜け(それも3着4着の差で本線的中かハズレが分かれる残念な結果)。

ことごとくうまく行った反動が出ている感じです。
土曜も出勤で23時に帰宅、このまま休もうかと思ったものの、ざっとダート戦(時間ないので東京と阪神だけ)の人気馬を見て面白そうなレースが1つあったので予想してみます。

<阪神6R・1勝クラス>
軸 フォーチュンテラー
本線 テーオーステルス、ケルンコンサート
穴 バルムンク
次点 スマートセプター、フラップシグナス
おさえ 4、5、12、13
1番人気チェイスザドリーム、2番人気キュートヴィランがともにキャリア1戦。さらに、前者は延長ローテ、後者は逃げ切りでの勝利と、いずれも付け入る隙ありと見て、この2頭の評価を落として別の馬から選択。素質上位で乗り越えられたらあきらめるのみ。
軸のフォーチュンテラーは1800mからの短縮ローテ。今回と同じ1400m戦での2走前は、3着馬に1秒離されての4着。ただし、このときの1-3着はいずれもその後OPでも馬券になっている馬で、そもそも相手が悪かった印象。能力的には問題ないと判断。過去当馬は短縮でも馬券になっているため、ローテとしても悪くない。課題は多頭数内枠で揉まれこんだ場合の対応だが、過去逃げから追込まで様々な脚質でそれなりに走っているため、致命的とはならない(揉まれた瞬間にやる気をなくすタイプではない)と考えた。
相手は、前走とは異なり行く馬を見られる枠に入って競馬しやすいテーオーステルス、昇級後ずっと強い相手と戦い、馬券になった4走前と同様に延長ローテの1400m戦となるケルンコンサートが本線。穴は延長後の短縮ローテのバルムンク。

前々回が相手抜け、先週は軸4着と、少しずつ陰りが出てきた感じです。

<中山10R・京葉S>
軸 レシプロケイト
本線 アポロビビ、サイクロトロン
穴 イモータルスモーク
次点 ロイヤルパールス、シャイニーブランコ
おさえ 3、9、10、12
1番人気のハコダテブショウが逃げ馬&昇級で他にも行きたい馬がいるため、この馬を消して差し追込がハマる展開にヤマを張る。
軸のレシプロケイトは、昨年から2回人気で無印にして他の馬で馬券を当てたように、「消してうまい思いをした」馬。この時消していた理由は、強さというよりも前残りにヤマを張っていたため。
今回は逆に、差し追込にヤマを張るため評価。
血統的にもこのコース注目のダイワメジャー産駒、昨年も前残りの中で4着と適性ありと判断。
相手は差し馬から堅実なアポロビビ、揉まれにくい枠プラスのサイクロトロンと短縮のイモータルスモーク。サイクロトロンとイモータルスモークは室町Sで評価しセットで好走してくれた馬、ここも外からの差しが決まる展開を期待して好走を期待。

なかなか週末休めない状況が続いています。明日は1つ予想します。

<中山10R・卯月S>
軸 ゲンパチルシファー
本線 キタノヴィジョン、アメリカンフェイス
穴 ロードリバーサル
次点 ウィリアムバローズ、デュアライズ
おさえ 6、11、12、15
ポイントは2点。人気2頭のうちホウオウルバンが3連続8枠から一転1枠となり、揉まれる競馬となりそうな可能性が高い点(さらにもう1頭、3-4番人気になりそうなメイショウドヒョウも内枠先行馬)。もう1点は人気2頭をはじめ逃げ先行馬が揃った点。
以上より、差せる馬を上位に取り、前が崩れる展開にヤマを張って予想。
軸は自在なタイプで安定感あるゲンパチルシファーを選択。前走東海S7着分走れればこの中で上位。人気も連ベースで5番人気とそれほどない。
相手から穴は差せる馬を上位評価。
おさえも下手に先行馬の人気馬を置かず、最低人気馬含めて差し馬を並べて前崩れにヤマを張った。

またまた時間が空きました。明日は1つのみ予想します。
東京での予想ミスはあったものの、今年は珍しく軸、相手ともに揃って好調なので、必ず来る不調期までに少しでも貯金をしておきたいです。

<中京12R・四日市特別>
軸 ラフストリーム
本線 タイキドミニオン、サトノムスタング
穴 アオイカツマ
次点 ウーゴ
おさえ 5、6、7、10、15
軸は少々迷ったが好走確率を重視してラフストリームを選択。
過去短縮で2戦2勝。前走は強いメンバー相手(※)に5着。展開が向かない中でのもので価値あり。※次走で勝利した馬が3頭、3着の馬が3頭。能力、短縮への適性、前走展開不利の3点を理由にこのメンバーならば好走確率が高いと考えての軸。
相手1番手は8-9番人気前後と人気を落としたタイキドミニオン。この馬は3走前に軸馬ラフストリームに先着(ただしこの馬の方が展開は向いていた)。それを考慮すると近2走の惨敗理由は気になるが、少なくとも前走は前に行けず持ち味が生きなかった。短縮でも好走あり。
相手2番手は、2走前が好メンバーでの6着、馬群苦にせず多頭数の混戦向きのサトノムスタング。
穴は3走前短縮で圧勝、今回は延長後の短縮ローテとなるアオイカツマ。延長の人気馬の評価を下げ、短縮や差し馬がハマる展開にヤマを張る。

思うように予想時間が確保できず。久々になりました。

<中山12R・1勝クラス>
軸 トーセンニック
本線 リワードマレンゴ、ビーマイベイビー
穴 サッビアマーゴ
次点 バットオールソー、エレグア
おさえ 5、6、15、16
軸のトーセンニックは、揉まれても問題ない性質、能力を評価。

性質面:多頭数混戦向き。馬群を苦にしないためロスなく運べる分、前走比でよい枠。

能力面:前走は、連続好走&短縮好走の反動の中で4着、このレース1番人気のスイートカルデアにも先着。2走前は3、5、6着馬が次走勝ち上がるメンバーの中で2着、3走前も4、6着馬が次走で1着の中の2着。メンバーが揃っている中での好走。

以上、軸としての信頼性が高いと判断。
相手は、軸馬同様、2走前に短縮で馬券になり前走馬券圏外というローテのリワードマレンゴ。近3走当クラスで馬券になっており、揉まれたくないため外枠も好材料のビーマイベイビーが本線。穴はローテの優位性は特にないが、このコース注目のヘニーヒューズ産駒、前走展開不利のサッビアマーゴ。

今年はここまで阪神ダートで予想3回中3回当たりと好調。
競馬は、特に予想方法がブレない場合、(例えば馬場が読めているというような意味あいで)好調期に的中が連続しやすい傾向にある(※)ため、明日も阪神ダートを予想してみます。
※例)的中率30%のイメージ 凡例:○的中、×不的中
 →「○××○××○×××」よりは「××××○○○×××」のように連続しやすい

<阪神5R・1勝クラス>
軸 クロジシジョー
本線 バトルクライ、モナルヒ
穴 ベルマーレミノル
次点 カライカマウリオラ、スマートプレジール
おさえ 3、4、7、8
軸のクロジシジョーは2週前に続く軸。前走も実績のわりに不人気という点を評価したが、今回も前日時点で連系のオッズ含め4番人気と、2走連続当クラスで馬券になっているわりには不人気。
短縮ローテ、馬群を全く苦にしない性質で多頭数混戦向きということからも、今回も前回同様の理由で軸とする。
相手は外枠で評価を下げにくくなったバトルクライ、短縮で近2走好メンバー相手のモナルヒの2頭が本線。穴は短縮のベルマーレミノル。

日曜は2つとも穴狙いで行きます。
自信はあまりなくとも、先週日曜阪神12Rのように「大きいのが引っかかったらラッキー」のパターンで狙います。

<東京11R・フェブラリーS>
軸 エアスピネル
本線 アルクトス、カフェファラオ
穴 サンライズノヴァ
次点 インティ、レッドルゼル
おさえ 7、9、10、13
軸のエアスピネルは短縮巧者で、最近も短縮もしくは同距離で好走、延長で凡走を繰り返す。年齢的な面もあり人気せず、今回も8-9番人気。2走前に短縮ローテでない中2着に来ており、能力的にはまだ維持していると判断して軸として選択。
相手は間隔をあけても問題ないこの馬にとっては、延長の昨年より同距離の今年の方が好ローテのアルクトスが1番手。2番手は人気で飛びやすい馬でもあり半信半疑ながら昨年の覇者でコース向き、短縮でも前走以外はすべて1着、考えて乗る福永騎手ならばうまく砂をかぶらない外に誘導できそうなカフェファラオが本線。
穴は2走前のチャンピオンズカップで5着と能力的にまだ維持と判断、前走の凡走もあって11番人気と人気薄、コース適性は高いサンライズノヴァ。


<阪神8R・1勝クラス>
軸 アイヴォリーアイ
本線 サウンドプリズム、スズカキンシャサ
穴 メイショウアマギ
次点 フライングバレル、ロードサージュ
おさえ 2、5、6、12
低調なメンバーで、9ヶ月休み明けのスズカキンシャサが1番人気、前走10着で現級実績もないレッドフランカーが2着なのもそれなりにうなずける。ローテや血統で能力差を埋められるメンバーとみて、次点からおさえ含めて全体的に穴が引っかかるのを待つパターンで予想。
軸のアイヴォリーアイは1000mで勝ち上がり後、1400mで3戦してそれなりの走り。今回は1200mへの短縮。エイシンヒカリ産駒は下級条件中心も1200m、短縮ともに穴を多数出しており、かつダートで外枠向きの傾向がある。同馬はこれらの良い傾向に当てはまり、かつ人気も4-5番人気に落ち着きそうなため軸として選択する。
相手は内枠混戦向き、阪神も好相性のサウンドプリズムが1番手。長期休養明けの人気馬ということで嫌おうとも思ったが、このコース向きキンシャサノキセキ産駒で血統よく、揉まれても問題なくこの低調なメンバーではこれ以上評価を下げられなかったスズカキンシャサが本線2番手。
穴は血統的には本来このコースにあまり向かないが、馬自身はこのコースで勝ち上がり、短縮でも穴激走実績あるメイショウアマギ。

東京ダートは、単勝549倍のヤマメ勝利の他、4Rでも13番人気の差し馬が3着。「何でもありな馬場状況」にも見え、基本的には手出し無用な感じもしますが、7Rに付け入る隙がありそうな人気馬が存在するため、1つだけ予想します。本当は東京10Rで前走展開不利だったメイショウウズマサやケイアイターコイズあたりの前残りにヤマを張りたかったものの、土曜の傾向も考慮し、安全策で見送りにしました。

<東京7R・1勝クラス>
軸 フィフティシェビー
本線 サクセスローレル、フルオール
穴 コースタルテラス
次点 ビヨンドザファザー、ミツカネヴィーナス
おさえ 5、6、7、14
人気のタヒチアンダンスは前走3秒以上の大差勝ち。ただし、キャリア浅い馬で多頭数内枠のため揉まれたときの懸念あり。サクセスローレルが無理に競らない戸崎騎手への乗り替わりで控え、2頭の行った行ったで共存してしまうのが怖いが、差せる馬場ということもあり評価を下げる。
軸は、軸、本線、穴に並べた4頭が一長一短で非常に迷った。
その中ではフィフティシェビーを軸として選択。好材料は以下5点。
・【人気】騎手もあってか6番人気と人気が上がり切っていない点
・【能力】3走前に人気の一角フルオールに先着しており能力的な面で不足ない点
・【馬場】差し馬が突っ込んでこれる馬場状況
・【ローテ】短縮ローテ
・【血統】東京ダート1600m得意のタピット産駒。この系統は土曜東京12Rのヤマメと同じ。
懸念は1600m以下の経験無く速い流れへの対応と、スタートの2点。後者は偶数枠での緩和を期待したい。
相手は前走好メンバーの中で、まず展開不利ながら粘ったサクセスローレル。ただし、これは近2走の人気薄から一気に2番人気と想定以上に人気が上がっている点と、乗り替わりで控える競馬を試したときに、1番人気のタヒチアンダンス同様に投げ出すリスクがあるのが懸念。
本線2頭前はフルオール。間隔を詰めながら上昇できるホッコータルマエ産駒で、距離実績もあり。前走展開に恵まれたわりにビヨンドザファザーに先着許している点、人気も3番人気とあまり落ちていない点、短縮後で特にローテに優位性がないことがマイナス。
穴はこのコース向きヘニーヒューズ産駒、短縮ローテのコースタルテラス。先行馬だけに今の馬場状況が微妙な中、能力的にギリギリな点が懸念。

 

<阪神12R・2勝クラス>
軸 ローウェル
本線 メイショウオーギシ、ワンダーイチョウ
穴 マーチリリー
次点 ラフリッグフェル、イルデレーヴ
おさえ 2、5、13、15
1番人気のキタノエクスプレスがやや人気先行型(2走前の1番人気時も無印にした)で、ここも最内枠で揉まれる危険性ありのため、これが力を出せないような競馬にヤマを張り、3連複10万馬券も含む穴狙い。
軸のローウェルは昇級後は4戦して10着以下の惨敗が3回、2着が1回あり。とはいえ、重賞・距離・展開と惨敗はいずれも理由付けできるもの。スタート決まらず前付けできないリスクはあるが、このコース得意なキズナ産駒、短縮、馬自身も勝利を挙げた条件ということもあり、巻き返しに賭けて軸に。
相手は軸同様コース好相性、能力的にも強いメンバー相手に好走を続けているメイショウオーギシと、しぶとさあり相手なりに走れそうなワンダーイチョウの2頭が本線。
穴は短縮ローテ後だが、3走前このコースで穴、前走は展開が厳しい中で差のない7着と粘ったマーチリリー。