土曜と月曜は軸が来ない反面、穴印が5戦全て馬券になるように「最後の決断」でことごとく誤った格好。一方日曜は、軸が来るも相手の最後の1頭が拾えないなどで複勝止まり。土曜札幌8Rで、軸のマシラがうまい競馬をして「もらったーーーーーー!!!!!!」と思ったのもつかの間、残り10mぐらいで交わされて定番の4着病で3連単他を逃すなど、またチグハグな結果に。正直、ここまで長いこと僅差の4着病や相手抜け、軸印の微妙さが続き、かなり気が滅入っていますが、やれることはやって懲りずに次週も継続して予想します(なんとか得意の東京開催までにリズムを戻しておきたい)。


馬券は、マイネイサベル複勝850円、シンボリカージナル複勝470円の2つがあるものの、3連系が抜けているので(&面倒なので)省略します。


・中山芝
相変わらず時計が速い。芝1200mで、日曜の1000万下で1.07.3を計時。この勝ちタイムは、2008年以降スプリンターズSも含め最速タイ。日曜はそれほどでもなかったが、基本的には内枠有利。特に1~3番が1~3着の土曜のメインレースのように、スローのレースでその傾向が顕著。逃げ馬が[0 1 1 10]とあまり良くないが、追込馬も[0 0 2 40]と嵌っておらず、極端な脚質の馬が苦戦している。先週重視した「前走新潟芝内枠(で苦戦した馬)」は、軸にした日曜8Rシンボリカージナルをはじめ、同じく日曜8Rのマイネルドルチェ、土曜11Rのロードバロック、日曜2Rのフォゲラバーディ、土曜8Rのファーストグロースなど好走多数で、次週も出てきたら積極的に狙いたい。


・中山ダート
日曜10Rでエベレストオーが2着で波乱になったのをはじめ、中山ダ12で珍しく短縮が多く決まっていた(アナモリの末脚は、3年前ぐらいの馬券的に面白かったころの中山ダ12を見ているようだった)。今後もしばらく基本は先行、同距離臨戦と思うが、上のクラスやハイペースになると日曜中山10Rのような短縮や差しの決着になる可能性がある、というのは頭に入れておく(本音は、傾向が変化してひと昔前のような短縮の穴馬が多数嵌るコースに戻って欲しい)。1800mはこれと言った傾向なし。


・阪神芝
成績的な偏りは小さいが、タフで短縮が決まる馬場(数字だけなら延長がダントツも、シゲルジョウムの単勝3万馬券が利いているもので、この1頭を除くと複勝回収率40%)と判断。12R中3番人気以内が10勝(1番人気7勝)と、単勝は堅めで2~3着で荒れるパターンが目立った。ローズSを見ても、内が完全に荒れているわけではないものの、内回り、外回り問わずやや外枠有利の傾向あり。


・阪神ダート
短縮の馬が7番人気以下で3頭激走。ただし、自身の選んだユウキアックンやメイショウヤグラ(スタート決まらず揉まれまくり)は敗退。激走したヒシコモンズ、エーシンボダイジュは外枠で前走先行していた短縮の馬。前走で3角7番手以下に控えていたような先行できていなかった馬は、マルカベンチャーをはじめ今ひとつで、特に馬場が乾いた月曜は全滅(日曜は、10Rシゲルソウウンなどそこそこ)。馬場が乾いたら特に前有利を意識したい。


・札幌芝
逃げ先行馬が連対馬の8割(21/26)を占めるように、先週に続いてある程度前に行ける馬が有利。なお、差し馬の連対5頭中4頭は芝12であり、この距離は特にペースが上がれば差しの台頭も。臨戦的には同距離が活躍しているが、芝12で短縮が11番人気、14番人気であと一歩の4着まで来ており、短縮の穴の台頭にも警戒。


・札幌ダート
1700mは相変わらずの中~外枠有利で、3枠以内は[0 3 4 20]の複勝回収率41円(ただし、エルムSはじめ、馬券にはつなげられず)。連対馬の18頭中17頭が4角4番手以内で、直線の逆転がほとんどない、差しが利きにくい馬場状況でもある。1000mは内枠もしくは8枠の年間傾向通り、8枠が好成績。