今週は土曜の複勝&日曜の微妙な配当の3連単でそこそこでしたが、爆発できません。
菊花賞はもう毎回と書く気もうせてきた「4着病」発症でジ・エンド。福永は前が詰まったとのコメントがあったものの、前につけてくれた時点で精一杯のファインプレーと感じました。


話はかわり、Target Frontierのバージョンアップで、「馬券シミュレーション」の機能が増強されました。
■開発者の久根崎さんのサイト
http://blog.livedoor.jp/kunezaki/
主に、3連単のシミュレーションの機能が増強されています。


私は過去の軸馬のデータは残してあるので「何着固定が良いのか」「相手は何番人気ぐらいを選べばよいのか」「連敗数はどのぐらいなのか」「平均買い目と最大連敗発生時の損失額はいくらなのか」などをいろいろ検証しています。私も買い方についてはまだまだ改善の余地があると思っており、よりよい買い方を目指して調べています。(相手馬は全部管理していないので、ざっくりと相手は「人気」になってしまいますが)


例えば、買い方が固まった2009年以降の1年10ヶ月で、「軸固定3連単」の成績は以下となります。
・「軸1着固定」→1~7番人気→1~7番人気

 回収率122%、的中率3.6%、最大連敗148、平均買い目37、最大連敗時損失額546760円
・1~7番人気→「軸2着固定」→1~7番人気

 回収率137%、的中率3.8%、最大連敗86、平均買い目37、最大連敗時損失額318200円
・1~7番人気→1~7番人気→「軸3着固定」

 回収率118%、的中率5.9%、最大連敗55、平均買い目37、最大連敗時損失額203500円
・(参考)上記のマルチ

 回収率126%、的中率13.4%、最大連敗49、平均買い目110、最大連敗時損失額539000円

上記より、1着固定、2着固定は最大連敗数がとんでもない数になっており、使い物にならないことがわかります。複勝で最高37連敗があったこともあり、3着の場合も最大連敗は55ありますが、1~2着固定に比べると幾分ましです。ただし、やはり連敗数を考えると、軸固定3連単は「メイン」にすえるのは厳しい数字です。ということで、今後も上記の数字より、「3連単は当たればラッキーで、たまの的中で配当を跳ね上げる存在」と考えた方が良さそうです。競馬放送局で予想をしているようなプロの人みたいに、複勝の代わりに3連単を同額払い戻しで買えるような資金はさすがに現時点ではないので・・・。


ちなみに、興味深かったのは、「本線には1~2番人気を置くのがよいのか、3~5番人気を置くのが良いのか」↓のデータ。同じく3連単。

・軸→1、2番人気→8番人気マルチ

 回収率81%、的中率10.4%、最大連敗57、平均買い目70、最大連敗時損失額399000円
・軸→3~5番人気→8番人気マルチ

 回収率114%、的中率11.0%、最大連敗53、平均買い目127、最大連敗時損失額673100円


私は軸→本線→流しのようなフォーメーションが多いですが、この「本線」にあたる場所に、1、2番人気を置いた場合、1年10ヶ月のサンプルがあっても回収率が81%と大きく落ち込んでしまいました。それに対し、3~5番人気を相手にすえると114%と上がります(連敗数多いですが)。このデータより、「1番人気が危ないレースを選択し、その他の馬を本線にして予想することの大切さ」を学び取りました。今後の「本線」馬選びのときの参考にします。それにしても1~2番人気本線がこんなに数字が悪いとは思わなかったです。


また、遊びで「軸→総流し→総流しマルチ(実質複勝)」を調べてみたら、回収率76%、平均買い目606点、最大連敗時損失224万となりました。やはり、闇雲に人気薄を相手に買っても、1000万馬券でも当てない限り苦しいようです。


今回で言うと「本線の人気の並べ方」など、他にも買い方のヒントとしてつかめることがあるかもしれないので、またいろいろ調べてみます。


前置きが長くなりましたが今週の馬券を。
土曜福島9Rの○▲の馬連2450円、京都11Rの○▲の馬連2250円、日曜のパドトロワ複勝やダイワマックワン複勝、3連複は安いので省略します。


・土曜東京11R(複勝1590円)
特注血統&短縮臨戦が揃う馬は1日通してもそんなにいないが、まさに富士Sはそれに該当するガルボが存在。本来は勝負にしても良かったが、馬場がよくわからなので通常と購入額はほぼ同じ。相手は難しすぎる。

sperの3着流し


・日曜福島11R(3連単11590円。他は省略)
1頭しかいない短縮をバカ正直に軸にしましたという予想。「ひねらない穴予想」は私の真骨頂。2着馬スカイノダンは夏の小倉の連戦で状態落ちと判断し、ほぼ無印に近いおさえだったので本線で取れず。しかし今年はオパールS、スプリンターズS、CBC賞、ファルコンSなど芝12オープンが好調。

sperの3着流し


今週の馬場傾向・・・とはいえ、今週もどこも今ひとつ読みにくいですが・・・。


・東京芝
土曜は重賞でダンスインザダーク産駒ダノンヨーヨーが勝ち、3着にマンハッタンカフェ産駒のガルボが入る。先週の府中牝馬Sもマンハッタンカフェワンツー、土曜10Rで穴をあけたリヴィエラブルーも欧州血統のホワイトマズルが父で、スタミナ型(でかつサンデーサイレンスの血を持つ)良い馬場・・・と思っていた。が、しかし、日曜はディープインパクト2勝、キングカメハメハ、スペシャルウィークが1勝など、人気の瞬発力型種牡馬の産駒が順当に勝利という傾向。短縮馬の成績が土日ともに安定していたことぐらいで、傾向が定まらない。


・東京ダート
コスモレニ(9番人気3着)の父がゼンノロブロイ、グローリールピナス(7番人気1着)の父がマーベラスサンデー、ドラゴンアルテマ(10番人気3着)の父がゼンノロブロイ、オッキオディガット(7番人気1着)の父がキングカメハメハ、ケイオースター(9番人気3着)の父がステイゴールド。サンデーサイレンス系やキングカメハメハなど、サンデーサイレンス産駒や芝の中距離に高い適性をもつ産駒の活躍が目立つ。臨戦に大きな差はないが、先週は外枠有利の傾向。


・京都芝
内枠有利。1~3枠は[8 4 5 31]で3着以内率35.4%、複勝回収率143%。他は大きな偏りはない。


・京都ダート
堅い。とにかく堅い。本当に堅い。11レース中9レースで1番人気が勝利。7番人気以下の激走も3頭のみで、これでは傾向も見えない。一応延長が37頭いて0勝だが・・・。


・福島芝
開幕週の割には枠の偏りは小さい。臨戦の差も小さい。基本は展開に忠実に、スロー見込みなら内枠重視。芝26は近走差している内枠の馬。


・福島ダート
1150mは先行馬。1700mは不明。