神祇官の裁定だ、神妙に受けろ。 | あざみの効用

あざみの効用

或いは共生新党残党が棲まう地

本日2本目。小日向さんの悪役は惚れ惚れするけれど、あとが甘過ぎてその私には合わないかなぁ。


2007-07-27 は黒川党首の東京における都市再生計画。あとは苅谷教授の教育マニフェスト採点。不可だらけで辛うじて民主党と共産党が及第点だけれどA評価どころかB評価にも達していないよ。単純に現状維持を第一目標に、他先進国並みの教員増員、教育予算増加でB評価以上は優に確保できて、あとは適切な現状診断ツールとしての学力調査(サンプル調査)や、総合学習などの改悪廃止を打ち出せばA評価が貰えるのではないでしょうか?


終末期の延命治療、病院3割が中止・不開始…読売調査
>終末期医療の実態や課題について、読売新聞社が全国の病院を対象に実施した調査で、最近1年間に末期患者への人工呼吸器の装着などの延命治療の中止・差し控えをしたのは回答施設の31%に当たる117病院で、事例は少なくとも1902件に上った。


財政ケア第一主義が徐々に厚労省の目論見どおり外部に染み出し始めました。老人が用もないのに病院に通い詰めて、無駄に医療費を費やしているという話から始まり、最後はチューブだらけよりも人間らしく家族に看取られる死に方をみたいなことが推奨いや礼賛されるようになると。


>立命館大学と共同で行った調査は、全国の300床以上の1191病院を対象とした。379病院(32%)の回答を分析した。人工呼吸器や人工透析、栄養補給などの延命治療を中止したのは86病院、それらを行わない「不開始」は90病院が経験した。いずれかがあったのは117病院。件数を答えた施設だけで中止は計395件、不開始は計1507件あった。これらのうち、単独の医師による判断が多かったのは19病院(16%)、複数の医師は28病院(24%)だった。


…不作為犯、いや何でもないです。たぶん。


>高齢者を中心にした医療費の負担増については「必要な医療が受けられない患者が出ている」とした病院が39%に上った。長期療養患者のための療養病床削減では、46%の病院が「行き場に困る患者が出ている」と回答した。(2008年7月26日 読売新聞)


必要な医療の範囲というのはどこまでか、医療の進歩の及ぶ所総てを含む概念とすべきなのか、また別の言い方をすれば公的医療として何処までを国が責任を持たなければいけないのかを決めないといけないということですね。レジデント初期研修用資料さま「みんなの意見で社会が滅ぶ」 が言わんとすることは、その範囲を無制限に拡張することの危険性。厚労省が進めようとしているのはその範囲の限度を超えた縮小というkとになるのではないかと思います。あとは療養病床の件についてもようやっとトピックにあがりはじめました。


5 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/26(土) 22:03:33 ID:MZdRUIAn0
年寄りを無駄に生かすのはエコに反するわな。


10 名前:トョータ ◆ID.Tyotagg 投稿日:2008/07/26(土) 22:14:45 ID:hs1VChlN0
命の問題に対してコストの事持ち出すと訳のわからない批判が出てくるが、
実際問題医療コストと限られた医療資源の問題は最初に考えないといけない


35 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/26(土) 23:44:48 ID:ZucuyCxH0
終末期に必要なのは、延命じゃなくて緩和医療。


41 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 00:23:49 ID:tR/tQPYc0
今家族が入院している隣の病棟は緩和ケア病棟。お酒もOKキッチンもある、入っている患者さんに焼き魚好きがいるようで一日の食事どれかに魚がないと焼き魚を作っている。ウナギの日も焼き魚今日も焼き魚、迷惑な気もするが焼き魚の臭いが無くなると寂しいんだろうな。残り人生を精一杯焼き魚を食べてほしい。


77 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 11:06:26 ID:IZe+XY/r0
しかし終末期患者を最後まで徹底的に面倒みれば医療費の穀潰し呼ばわりされ、かといって終末期患者に積極的医療を施さず、又は中止すると殺人者扱い。医者が最前線の病院から逃げて開業とか皮膚科眼科とかに逃げるワケだよね。それで医帥不足だの偏在だの、ちゃんちゃらおかしいわ。


103 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 18:05:17 ID:VzIegVGh0
国家単位でのトリアージが必要ってことかね。

言い得てそして端的な纏めですね。


111 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 22:17:10 ID:6zJbSy6L0
後期高齢者医療制度を、長寿医療制度と名前だけすり替えて、実態は終末期の延命治療中止・不開始。
どこまでも美しい国ですね。ペテン禿の舛添よ、出て来て何とか言ってみろよ。


療養病床の削減計画を緩和、目標22万床に
>高齢者の長期入院が多い療養病床の削減を進める厚生労働省は25日、約35万床を2012年度末に約18万床まで削減する計画を緩和し、約22万床にとどめる方針を決めた。


     ...| ̄ ̄ |<13万床削減すればそれで十分すぎるのではないかね?
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>厚労省の06年度の医療制度改革などでは、約35万床ある療養病床(回復期リハビリ病棟を除く)を約18万床まで削減し、医療の必要度が低い高齢者を介護施設や在宅療養に移すことで、約3000億円が削減できるとしていた。当初の削減計画より約4万床増えることで、財政効果も限定的なものになる。


その影で介護に泣いている人がいることを忘れないであげてください、、、万の風に乗って、そこに国なんかいません。頼っちゃなんかいけませんorz


>厚労省は、指針を示すなどして国の計画通りの病床数になるように働きかけてきたが、最終的には、「都道府県が住民の意見を聞いて積み上げた計画を尊重すべきだ」と判断した。国の計画通りに進まなかった背景には、療養病床から移る高齢者の受け皿となる介護施設や在宅サービスが不足していることや、介護施設への転換に療養病床を持つ医療機関が消極的なことなどがあげられる。(2008年7月25日 読売新聞)


急速に高齢化が進む中、病床増加ならともかく減少について住民の意見を聞いて積み上げたってギャグですか?


8 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/26(土) 02:00:32 ID:oq0sFISC0
介護を家庭に押し付けると、家族が24時間面倒を見なければならなくなり、 それによって家族が外に働きに行くことができなくなって、家庭の経済状況が悪化。家族の一部が働きに行けなくなれば、所得税も入らなくなり、住民税も減り、所得が減少するので消費も落ち込む。


家族で揃って出かける機会も減るので、車の使用も減ってガソリン税が減少し、観光地に旅行して落とされるお金も減るので、観光地からの税収も低下。老人と結婚してない子供だけの世帯は息子や娘が働きに出られなくなり、収入が得られなくなるので、生活困窮や生活保護世帯に突入する世帯が増加。


老人を家庭に押し付けることによって、その他のいろんなところから入って来る税収がどんどん低下していく。これらか老人が増えて若者が減っていけば、この傾向はどんどん顕著になり、大幅な税収低下で日本の財政はどんどん圧迫されていく。


9 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/26(土) 03:24:52 ID:WKDjnYSG0
>>8
実際この手の方針はアフォだと思うなー目先しか見えてない感じ。まず間違いなく個人消費も減るだろうし、国民全体の生産性が下がるよね。一家庭で一人見るより、まとめて数人が見るだけの方が効率的なのに・・これを言い出す政府・官僚って馬鹿にしか見えない


短期的(中長期のプライマリーバランスというかもしれないが)な財政のことしか考えていないからでしょ。



14 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/26(土) 15:59:38 ID:yQPdUlNX0
なんでこれから老人が増えるのに半分まで減らすんだ?
れか介護士が減ってるのに介護施設に行けっていうのは・・・


15 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/27(日) 12:30:11 ID:5pOl68Qa0
>>14
>なんでこれから老人が増えるのに半分まで減らすんだ?


国の財布が痛む形で、医療・介護サービスを提供したくないから。 平たく言えば、「全部自腹でやる」ながれにもって行きたいから。民間保険使って自分で医療・介護サービスを受けてくださいよ、と。


既存の療養病床は基本的に保険診療、介護保険などどちらにしても国庫負担のある制度下で運営されている。


24 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/28(月) 12:57:41 ID:zN+VmQnz0
強制労働省の「ハシゴ外し」はお家芸ですから・・
涙目どころではすまないと思うよ、病院長当人からしたら


「介護」についてはそれこそ、介護保険の導入時からどういう言説で導入を正当化して、結果どういう悲劇を招いたか(本当の悲劇はこれからですが)まできちんと総括してもらいたい。

26 名前:名無しさん@九周年 投稿日:2008/07/28(月) 13:25:26 ID:9zc/rcMN0
むしろ影響しているのは次の衆院選と、東京都議選という話も。それにしても医療・福祉の社会保障費に金がかかるから財源が、ってすぐ与党は言うけどさ、輸出企業や海外投機に流れて消える金融と違って殆どが国内に金が落ちて回るんだから、見かけの金額ほど国の負担は増えないだろうに。他の公共事業や減税に回すよりは百倍マシじゃね?


介護労働者の離職率21・6%、前年度よりさらに上昇
>昨年度の介護労働者の離職率は21・6%で、前年度に比べて1・3ポイント上昇したことが、14日公表された財団法人「介護労働安定センター」の介護労働実態調査でわかった。


>調査によると、1年間で辞めた職員の割合を示す離職率は、介護職員が25・3%、訪問介護員16・9%。双方を合わせると21・6%となり、全産業の平均離職率16・2%(厚生労働省の06年調査)に比べて高い水準を維持していることがわかった。平均月給は約21・5万円で、20万円未満が47・6%を占めた。内訳は、訪問介護員は約18・7万円、介護職員は約19・3万円だった(2008年7月15日 読売新聞)


フィリピンは他国からも引く手あまたなのでインドネシア、中国辺りで我慢しとけとなるならまだしも外国人嫌いだしあとは家庭医療・家庭介護に期待と。

37 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/15(火) 06:47:04 ID:TkNmW8Ei
もう終わってるな
団塊が痴呆になる頃が地獄だろう


38 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/15(火) 06:56:06 ID:lnVz0e2X
この国終わってんな…
医師不足でもそうだけど全く先を読めない。


112 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/17(木) 15:07:32 ID:RAfG1QIZ
月給20万円前後と言うのは「正職員」の介護職員であって、

殆どは「登録型」の派遣介護職員だから給料6,7万円だw


117 名前:名刺は切らしておりまして 投稿日:2008/07/17(木) 18:06:30 ID:BuCAFb4I
>>112
正解
うちの地方は時給650円だ


深刻な介護の現場--事故寸前の「ヒヤリ」経験2人に1人、非正規雇用は71%
>1年間の介護現場での仕事で、2人に1人が事故やけがにつながる寸前の経験をしていることが、介護労働安定センター(東京都文京区)の調査で分かった。3人に1人が「健康面で不安」 「休憩が取りにくい」などと答え、年間の離職率が30%を超える事業所が3割近くに上るなど、厳しい労働環境が介護の質確保に影響している実態を浮き彫りにした。


介護従事者を介護する人間が必要ですってあれ???

>調査期間の一昨年11月から昨年10月までの1年間で事故につながりかねない「ヒヤリとした、ハッとした」経験は全体で51・8%が「ある」と回答。実際に事故になったりけがをさせたりした経験は特別養護老人ホームなど入所型施設系職員で41・0%、デイサービスなど通所型施設系職員で31・2%の職員が「あった」と答えた。高齢者から暴力を受けた職員は14・0%、暴言を浴びた職員も22・1%に上った


これでこれら痴呆老人にも「モンスターペイシェント」というレッテル貼れば完璧です。そんな人間は介護を受ける資格ありません><ってなるんでしょうか?

>一方、調査に答えた訪問介護事業所で、非正規雇用の登録ヘルパーが71・1%を占めている実態が判明。34・3%の事業所が「20-40%のヘルパーが正社員であるのが望ましい」と言っているが、64・7%が「今の介護報酬では人材確保に十分な賃金を払えない」と回答。18・5%が「人件費総額を圧縮した」と答えた。(中日新聞 7.26)


確か「介護保険」が導入されるに当たっての論調は、よりよいサービスを民間のほうが提供できるとかうんぬんかんぬんで介護費を圧縮するとかではなかったはずなんですが、いつのまに優先順位が入れ替わったのでしょうね?介護保険導入から今日(いやこれから増えるであろう介護殺人、心中を待ってもかまいませんが)の一連の言説についても、学者さまに総括してもらいたいところです。

【断 久坂部羊】介護業界の隠れた危機
>ある会合で、若手のヘルパーやケアマネジャーに話を聞いたら、勤務環境の悪さにあきれさせられた。給与も低いが、その上、ベテラン職員がサービス残業や休日出勤を進んでやるので、手当の請求ができないというのだ。
なぜベテランがそうするのかと聞くと、「奉仕精神に燃えているから」と、半ば揶揄(やゆ)するような答えが返ってきた。介護は心身ともに重労働だが、ある種の精神性を伴っている。高齢者の役に立っているという喜びや、福祉を担う尊い仕事という実感だ。その気持ちは大切だが、行き過ぎると、お金のためにしているんじゃないという、いびつな高潔さにつながる

久坂部先生の診断で以上、終了と。事の本質は金じゃないんだとかいうことに限って金なんです。金を心で購おうとすればそれはこういう事態を招きかねません。

>超高齢社会を迎えつつある今、介護職の行き過ぎた奉仕精神と、それにつけ込む介護事業所は、将来に深刻な危機を招くおそれがある。(医師・作家)(MSN産経 6.5)

これまで久坂部先生の著書を読んでいる身からするとあまりにも白々しくて泣けてきます。

以下 アニメ感想


「To Loveる」第17話

もう切ります。


「マクロスFRONTIER」第16話

世界(宇宙といったほうが正確ですね)の問題が全然盛り上がらないのだけれど、それはそれでいいのかい?


「鉄腕バーディー」第4話

法官新キャラがこれまた私のツボっぽくて楽しみ、楽しみ。ノエインで実証済みの構成・作画力に一定の萌えられる要素が加われば無敵です。

「フルメタルパニック セカンド」第5話
日常と非日常のスイングバックの中で悩む宗介が面白い。

「精霊の守り人」第16話
星読みが一世一代の演説であっというまに説き伏せ、そしていままでやられる一方だった草たちがその特殊技能を発揮するシーン(特に筆の動きをアクションにしてしまうさま)はちょっと聞き惚れ、見とれてしまいました。