今日のサンデー、コナン「ミステリートレイン[終点]」の感想です
解決編、解決編と毎週書かれていましたけど、今度こそホントの解決編です。
シリーズ最終話、ネタバレしてます。
思ってたより短かった長編シリーズ、全7話ですね。
ベルツリー号が火災のため前の車両に避難した乗客から、火事とはどういう事かとちゃんと説明しろと不満の声が出ている。
もう既に避難していた蘭や博士のところに小五郎がやってくる。
コナンくんと世良さんはと蘭に聞かれ、
「メガネのボウズならさっきまで一緒だったが、あのボクっ娘は随分前にお前らのところに行ったはずだぞ」
来てないと言われ、「だったら道に迷ったんじゃあ・・・」
道って・・・列車の中で道に迷うってアリ
そして、有希子とベルモットは・・・
ベルモット 「そう、彼女なら火元の8号車の方へ向かうはず・・・この煙が彼女を炙り出す罠だと読んでね」
有希子 「そっかー、そのまま前の車両に逃げたらあなたたちが待ち伏せてるから裏をかいたのね・・・」
ベルモット 「わかってないのね・・・前の車両には彼女の友人たちも避難して来るのよ・・・そんなところに命が狙われている自分が行ったら巻き添えにし兼ねないからよ・・・彼女は火元へ向かうはず・・・たとえ組織がそれを見越して8号車で待ち構えていたとしても一人で殺される方がマシだと考えて・・・」
有希子 「あ、電話・・・」そしてスマホを取り出すと、
「し、新ちゃん・・・」・・・ ベルモットにスマホを取られる。
有希子声のベルモット 「あら、新ちゃんどうしたの」
有希子の口を手で押さえながら電話に出るベルモット・・・
コナン 「母さん、ヤベェぞ 灰原がどこにもいねーんだ・・・母さんのところに行ってねぇか」
有希子声のベルモット 「こっちにも来てないわよ・・・前の車両に避難したんじゃない人混みに紛れ込めば姿を隠しやすいし・・・」
コナン 「じゃあ前の車両に行ってみっから母さんは作戦通り上手くやれよ」
有希子声のベルモット 「OK」
そしてベルモットのスマホにメールが・・・
「仲間からのメール・・・8号車で彼女を見つけたそうよ残念だけど、組織(私たち)の勝ちのようね・・・」
8号車・・・
安室 「バーボン・・・このコードネーム、聞き覚えありませんか?君の両親や姉とは会った事があるのですが・・・」
志保 「ええ、知ってるわよ・・・」
志保 「お姉ちゃんの恋人の諸星大とライバル関係にあった組織の一員・・・お姉ちゃんの話だと、お互い毛嫌いしていたらしいけど・・・」
安室 「ええ、僕の睨んでいた通り、あの男はFBIの犬でね・・・組織を裏切った後、殺されたっていうのがどうにも信じ難くてあの男に変装し、あの男の関係者の周りをしばらくうろついて反応を見ていたんです・・・お陰であの男が本当に死んでいるという事がわかりましたけどね・・・」
安室 「まぁ、変装させてくれたのは今回僕の代わりにあの男に化けてくれた仲間ですが、君がここへ現われたという事は、君に恐怖を与える効果は十分にあったようだ。死んだあの男に成り済ませるのは君もよく知っている彼女だけですから・・・」
安室 「さぁ・・・手を挙げたまま移動しましょうか・・・8号車の後ろの貨物車に・・・」
名古屋駅では・・・
ベルツリー急行到着まで後1時間だと次郎吉おじさんが叫んでる。
ウォッカ 「バカな奴らだ・・・到着と同時にホームに仕掛けたC-4で吹っ飛んじまうとも知らねぇで・・・」
C-4とは、プラスチック爆弾の一種です。
ジン 「鈴木財閥の親玉や愛知県警のトップ連中がホームに群れてるのは好都合だな・・・奴らの命(タマ)を狙った犯行だと勝手に勘違いしてくれるだろうぜ」
ウォッカ 「それよりベルモットとバーボン、どうやって列車から脱出するんで知ってるんでしょ、爆破の事・・・」
ジン 「さぁな・・・俺の知った事か・・・」
ウォッカ 「え?でも、ベルモットに聞かれましたぜ? C-4が余ってんなら分けてくれって・・・」
ジン 「何」
ウォッカ 「何に使うか聞いたんですが、はぐらかされちまいやして・・・」
ジン ・・・ (あの女・・・まさか・・・)
列車では・・・
安室 「さぁ、その扉を開けてください・・・その扉の向こうが貨物車です」
安室 「ご心配なく・・・僕は君を生きたまま組織に連れ戻すつもりですから・・・」
安室 「爆弾でこの連結部分を破壊してその貨物車だけを切り離し止まり次第ヘリでこの列車を追跡している仲間が君を回収するという段取りです・・・その間君には少々気絶をしてもらいますけどね・・・まぁ、大丈夫・・・扉から離れた位置に寝てもらいますので爆発に巻き込まれる恐れは・・・」
志保 「大丈夫じゃないみたいよ・・・この貨物車の中、爆弾だらけみたいだし・・・」
安室 「・・・」
志保 「どうやら段取りに手違いあったようね」
安室 ・・・(なるほど・・・ベルモットは是が非でも彼女の命を絶ちたいという腹積もりか・・・)
安室 「仕方ない・・・僕と一緒に来てもらいますか・・・」
志保 「悪いけど、断るわ」
扉を閉めて貨物車の中に入る志保・・・
安室 「フン・・・噂通りの困った娘だ・・・少々手荒く行かせてもらいますよ」
その時、安室の後ろの扉が開いて・・・人影が・・・
安室 「ベルモットか・・・悪いが彼女は僕が連れて・・・」
カン、カン・・・・・安室の足元に手榴弾が
「だ、誰だ 誰だお前」
お~ 超久々
何か今までよりカッコイイんでないですか
ちょっとニヤリとした口元・・・
帽子で目元が半分くらい隠れて・・・
ついに、ついに・・・
赤井 秀一
登場です
その瞬間連結部分が爆破
貨物車はどんどん遠ざかっていきます・・・
そして貨物車は・・・ドン
ベルモット 「はい、これでTHE END・・・」
ベルモット 「安心して、ちゃんと仲間が連結を破壊した音が聞こえてから貨物車を爆破したからこの車両が脱線する事はないわ」
有希子 「ウソ・・・ウソでしょ~~哀ちゃぁん・・・」
パタンと扉からベルモット出て行く・・・
それを見て哀ちゃんと叫ぶのをやめる有希子
車掌たちが貨物車が爆発したと騒いでる。
安室・・・(まさか・・・さっきの人影は・・・)
名古屋駅・・・
ジン 「シェリーを殺した確かなんだろうな?ベルモット」
電話ベルモット 「ええ、貨物車ごと吹っ飛ぶところをバーボンが見てたらしいから・・・お陰で列車は近くの駅に停車、私たち乗客は下車させられて、これから個別に事情聴取されるみたいだけど、残念だわ・・・名古屋で待ってるあなたに会えなくて・・・」
ジン 「フン・・・だから爆弾か・・・車内で爆発事故が起きればさすがに列車を停めざるを得ねぇからな・・・」
ベルモット 「ええ、粉々になるのはシェリーだけで十分でしょう」
ベルモットがジンとの電話を切った直後・・・
光彦 「でも驚きました・・・まさか灰原さんが7号車のB室にいたなんて・・・」
元太 「死んだおっさんの部屋だから空いてたらしいけどよ・・・」
歩美 「トイレの帰りに風邪でめまいがして休んでたってさ・・・」
会話を聞いて驚くベルモット
博士 「シーッ・・・疲れているようじゃから・・・」
哀ちゃんは博士の帽子を被り、博士におんぶされて眠っています
横でベルモット・・・
(そうか、彼女が逃げ込むならあの部屋しかないと踏んで待ち構えて、有希子が彼女を保護したのね・・・じゃあ、あの時のボウヤの電話は・・・有希子と私の会話を盗聴してたボウヤが私を足止めさせるために仕掛けたフェイク・・・でも、待って・・・だったら誰なのバーボンの目の前で爆死した彼女って・・・)
園子 「ガッカリよ、これでキッド様来られなくなっちゃったし・・・」
蘭 「この列車、現場検証で当分使えないしね・・・」
電話コナン 「悪い悪い・・・何か超ヤバかったらしいな・・・」
ベルモット・・・(ま、まさか・・・怪盗キッド)
キッド 「聞いてねぇぞ・・・拳銃に爆弾に何なんだ あの危ねぇ奴らはよ・・・」
キッド 「万が一の時のためにハンググライダーを貨物車に隠してなかったら今頃黒コゲだぞ・・・」
コナン 「オメーの事だからそんくらい用意してると思ってよ・・・まぁ、これで貸し借りはチャラって事で・・・」
キッド 「当たりめぇだ」
コナン 「あ、オレが渡したその携帯ちゃんと探偵事務所に送ってくれよな」
キッド 「あのクソガキ・・・」
回想シーン・・・
怪盗キッドは手下と一緒にベルツリー号に下見のため乗車していました。
変装してたのは、車イスの小蓑さんとそのメイドの住友さん。
腹話術で声真似が出来ない手下の分までキッドがやっていた事をコナンくんに見抜かれて、他の乗客と一緒に走ってるところをムービーに撮ると言って、小蓑さんと住友さんを離した、
一人になった手下の小蓑さんは何も喋れなくなり、コナンくんに見破られる。
でもコナンくんはこの事は見逃してあげるからと言い、キッドにオレに恩を売って何をさせるのかと聞かれ、志保に変装する事を頼まれた。
安室との会話は別室にいる本人がマイクで拾ってイヤホンを通して本人が喋るからと、奴らが彼女を追いつめる場所は爆弾が仕掛けられている貨物車だから気をつけてと・・・
キッド 「なーにがチャラだ・・こいつは貸しにしとくぜ・・・名探偵・・・」
そして大空に飛び立つキッド様
駅のホーム・・・
超ご機嫌の有希子
ベルモット・・・(なるほど、最高のキャスティングだったってわけね・・・有希子・・・」
廊下に帽子が落ちてたからと世良に帽子を渡す蘭。
「何で廊下に」と世良・・・
安室 「赤井が死ぬ前後の詳細なファイルをもう一度見せてくれないか?」
ベルモット 「ええ・・・」
安室・・・(どうやら一から調査し直す必要がありそうだ・・・)
離れたところから安室をじっと見つめる沖矢昴・・・
一応、一見沖矢さんだけど、いつもはない目がしっかり開いてます
これは完全に赤井秀一の目ですね・・・
ミステリートレイン編おしまい
次回はコナンは休載です。
その次の号からは多分通常の話になると思います。
とりあえず一旦はこの組織編は終わりなんでしょうね。
沖矢さんが赤井秀一だとは確定ではないけど、普通に見て間違いないと思うので確定と考えていいと思います。
バーボンは、結局いい人なのか悪い人なのかわからないままだけど、印象的に凄く微妙だなって思いますね。
まさか最後はキッドの変装だとは思いませんでした。
列車が爆破って事になれば、普通の人間には無理って事なんでしょうね。
キッドのように人間離れした人じゃないとって事なんだろうけど、組織の絡むコナンの核心部分に触れる話にキッドが絡んできた事にちょっとびっくりですね。
最後はコナンくんの名演技でベルモットを騙した事が勝利に結びついたわけだから、さすがコナンくんって言いたいとこけど、やっぱ今回コナンくんは影が薄過ぎでしたね
まぁ、一番思うのは、キャラクター総出演っていうですかね
では、今日はこの辺で・・・