命術で圧倒的に人気のある四柱推命ですが、その人気とは裏腹に四柱推命習得に挫折している人もとても多いように思います。
多くの愛好家が何年も勉強して分からないのが普通になっていますが、それだからこそ一生勉強する値打ちがあるという方もおられます。
学究肌の方はそれでもいいですが、プロ、アマを問わず、実生活に少しでも役立てたいという方は、現状の日本の四柱推命に少なからず不満をお持ちの方が多いのではと思います。
四柱推命の一般的な教室は、まず十干、十二支の説明からはじまり、刑冲会合、通変星、甲日寅月生、甲日卯月生、・・・、癸日丑月生という生日と生月の関係でみるみかた等々、これだけでも丸二年くらいの勉強が必要となります。
命式の事例で説明されることもあるものの、たとえば干支がひとつ変われば途端に分からなくなるのです。
数多くの命式にあたって経験を積めば分かるようになってくる・・・という方もおられますが、現代はスピード時代です。そんなに悠長なことは言ってられません。
いまから、40年ほど前にわたくしがはじめて習った四柱推命も、三年間の勉強のカリキュラムでしたが、三年経っても実際の命式の看命や鑑定に自信がもてる状態ではなかったと記憶しています。
これは、どうしてなのか?
なぜ、何年も四柱推命を勉強して分からない人が大勢いるのか?
その疑問が、ずっーと、頭の中にしこりのように残っていました。
そして、最近、ようやくその答えが分かりました。
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批判を恐れずに申し上げますと、日本の四柱推命は教科書がないということです。
立派にみえる四柱推命の書籍は数多く市販されていますが、それは教科書ではなく四柱推命の辞典の一種です。
辞典はとくに分からない言葉や表現を調べるために用いるのであり、あくまで副教材です。
教科書とは、たとえば国語の教科書は正しく日本の文章が読めたり、書けたりすることを教えてくれるものです。
算数の教科書は、正しく面積の計算や方程式等が解けるようにロジックの使い方を教えてくれるものです。
つまり、何を申し上げたいかといえば、命式の分析の仕方、四柱推命のいろいろなロジックの使い方をほんとうに教えてくれる四柱推命の教科書がないというのが実態ではないかと思っています。
それは、台湾台中の陳永瑜老師より八字(台湾の四柱推命)のご指導を賜って、痛切に感じたことです。
陳老師の八字(台湾の四柱推命)のつぎのご著書は、命式の分析の仕方が満載で、まさに四柱推命の教科書です。
このご本は、いまでは日本でも鴨書店様などで手に入れることは可能です。
しかし、中国語(たまに台湾でしか使わない台湾語もあり)で書かれていますし、占術本特有の非常に簡潔な文章で書かれていますので、独学での習得は至難です。
さらに、当たり前ですが、高度な八字の看命ロジックは本には書いておられません。
わたくしの八字の教室では、第二回目の講義より婚期のみかた、健康(病気)のみかたをお伝えしています。
四柱推命習得で、もっとも学びたいというニーズの高い項目です。
今年9月より新たに福岡市内で八字と欽天四化紫微斗数の教室も開講予定です。
四柱推命の愛好家の方はじめ欽天四化紫微斗数を学びたいという皆様のご参加をお待ちしています。
5月1日に、本ブログにおいて9月からの占風鐸開講講座のご案内を致します。
お楽しみに!
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸
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