《発達にデコボコがある子のママたちのおはなし会》に行ってきました | そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

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くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

昨日

「ここの森」「親と子の学びの会 colorful」の主催の

《発達にデコボコがある子のママたちのおはなし会》

に参加しました。

 

未就学児、小学生のお母さんやお父さんが

対象とのことでした。

 

でも

参加したいっ!

 

ダメ元で

「成人した子の親でもいいですか?」

と問い合わせてみたところ

快諾していただきました。

 

参加してよかったです。

 

わたしの子育ての頃は

発達障害という視点はありませんでした。

 

わが子が

周りの子たちと随分違うのだということだけが

わかっていました。

 

たとえば

わざとやらないとか、怠けているわけではなく

できないのだということ。

「空気読みなさい」とか、「もっとアンテナ張って」と言われても

無理だということ。

ふざけているとか、馬鹿にしているとかではなく

細かく言葉で説明しないと、理解できないのだということ。

重要だと思っていないとか、軽く扱っているのではなく

忘れてしまうのだということ。

 

 

主催のお二人のお話や

参加者さんのお話をお伺いしながら

手探りで向き合った日々を

思い返していました。

 

何もわからず

息子にきつくあたってしまったりしていた

幼少期

 

この子はただ「あたりまえ」に過ごしていると気づき

対応を模索した

小学生時代

 

この子はこの子のまま

社会で生きていかなければいけないからと

敢えて手を出さず見守った

中学生時代

(それでも、 度を越したイジメにならぬよう

 アンテナを研ぎ澄まし、いつでもすぐ動きました)

 

思い返せば

ああすればよかった、こうすればよかったと

反省点ばかりですけれど

 

あのころの自分にも

あのころの息子にも

頑張ったねと言ってあげることができる。

 

そんな時間になりました。

 

 

そして

さらに思い出したのは

 

彼自身を大切に思ってくれた

同級生や先生のこと。

そういった方々は

彼の本来の優しさや能力を認めてくれたのでした。

 

 

発達凸凹(発達障害)は千差万別で

どんな症状なのかは、個人によって違います。

 

けれどね

健常者と呼ばれる、発達に凸凹の少ない人だって

一人として同じ人はいないんです。

 

その子自身を大切に思う、大切に扱うということが

大事なのだと

あらためて、感じています。

 

 

  ※おはなし会当日の様子は → ここの森のブログにて

 

 

〖カウンセリングルーム風舎〗