公立小中学校の教員の勤務時間が10年前と比べて増えたことが、文部科学省が4月28日に公表した教員勤務実態調査結果(速報値)で判明した。中学教諭の約6割が週60時間以上勤務しており、過労死の目安とされる水準を超過。授業時間が増加したほか、中学では土日の部活動の時間が倍増した。

松野博一文科相は28日の閣議後記者会見で「看過できない深刻な事態が客観的な数字として裏付けられた。早急に対処したい」と述べ、中央教育審議会に対策の検討を依頼する方針を示した。

教師の質が低下したと言われるのと同時に、
講師という職業はブラックだ
あまりに非人間的な労働環境を敷いているという(事実)も
広く広まり改善の兆しを・・と望む声もちらほら
でてきています。
しかし、教師の労働条件は相変わらず過酷で最悪です。
結構な数の(教師でない人)達の聖職だからしかたない
わかっていてやってるんだろう・・発言も止まりません。

嫌ならやめればいいじゃん・・
辞めないのは何か美味しいことがあるからだろうと・・

おおよそ世間の人の意見はこれでしょう。
だから教師の職場環境は良くなりません
民意が得られないからです。

面白い都市伝説があります。

こんな条件が飲めないなら、教職に就くべきではない。
* 残業代はなし。
* 一日平均10時間労働。
* 休日出勤は何時間働いても日当2400円、
   4時間以内ならゼロ円。
* 昼休みは常に顧客の動向に注意を払え
* ただし給料月額を4%上乗せします

これ事実を裏返しただけで、実情なんですよ。
この条件では誰も教師になんかなりませんよね

こんな話もあります

【教員の給料の不思議な点】
①少し多めに給料を払うが、時間外労働に対価は払わない。 
②少し多めの根拠は昭和41年というはるか昔。 
③時間外労働は修学旅行の引率など超勤4項目に限定 
④部活動は時間外労働に含まない 
⑤超勤4項目以外の仕事は全て「自発的行為」なので対価は払わない

教師が民間ならその応募要領には

「ほぼ無給の残業月80時間以上あり、休日は実質最低賃金以下で部活動あり、出張や練習試合の交通費自己負担あり、対教師暴力や暴言はある程度我慢、休日に友人や家族と過ごすのもある程度我慢、我が子の習い事より生徒の試合優先…」と明記しなければなりません。

では何故教師たちはこのブラック企業から
抜けださないのでしょうか
その理由としては
 
・前からやっていることだから(伝統、前例の重み)
・保護者の期待があるから(保護者からのプレッシャー)
・子どもたちのためになるから(学校にあふれる善意)
・教職員はみんな(長時間一生懸命)やっているから
(グループシンキング、集団思考)
・けっきょく、私ががんばればよいから(個業化を背景とする学習の狭さ)


つまるところ、好きなんです。子供が。
そしてその子供たちと未来を見つめながら歩んでいける事が。

ある意味聖職、いや完全に聖職だと思って教師に
なる人が大半です。

賢く、思いやりがあり、他人に対する分別だけは人一倍熱い
しかし、自分のことになると・・・

実はブラック体質になったのは
そう・・なってしまったのは
残念ですが、歴代の熱く素敵な教師たちのセイなんです。

自分達の環境より子供達の教育を優先し、子供達
子供達と思うあまり日々サービスを続けていたら
気が付けば自分達を取り巻く環境は劣悪。

もう遅い、それが当たり前の環境が出来上がって
いたのです。

皆さん、教師は大変です
出来の悪い子供だけなら何とかなります
出来の悪い親もいっぱい出現してきました。

義務と権利の意味を湾曲して理解している馬鹿親
につける薬はありません。
馬鹿が出来上がっていますから。

教師の環境を救うのは社会です。
個人の力でどうこうするレベルはとうの昔に
過ぎています。
働きやすい環境を作ってあげる事は、結局は
子供たちの為にはねかえってきます。

皆さん
教師が置かれた劣悪な環境
助けてあげようじゃありませんか

 

 

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