久しぶりに「子育てにも役立つビジネス書」を見つけたので、

ご紹介したいと思いますビックリマーク


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『人を育てる期待のかけ方』 中竹竜二・著


(Amazonの紹介ページはこちら)

http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%82%92%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%91%E6%96%B9-%E4%B8%AD%E7%AB%B9-%E7%AB%9C%E4%BA%8C/dp/4799310372


<Amazonの紹介文より>

人を伸ばす期待、つぶす期待とは?
大学選手権2連覇に導いた、元早稲田大学ラグビー部監督にして

TBS「情熱大陸」やNHKなどメディアから取材が殺到する智将・中竹竜二氏が

豊富な実例、わかりやすい図解をまじえて徹底解説。

最高の成果を引き出す、「V(ヴィジョン)・S(ストーリー)・S(シナリオ)マネジメント」、

意外な潜在能力を花開かせる、「スキルよりスタイル理論」、
逆境もプレッシャーもはねのける「期待のコントロール法」、

未知なる可能性を見いだす、「期待の哲学」を初公開!
「期待のかけ方」次第で、部下も子どもも、そして自分も必ず伸びる!

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実は最近、ルウとぶつかってばかりで、ちょっと疲れてたんです。

もう中学生なんだし、やっぱり勉強とかしっかり頑張ってほしい、

ボーっとテレビばっか見てないで、手伝いの一つもしてほしい、

せっかく海外にいるんだから、語学をちゃんと身につけてほしい・・・etc.


やっぱりいろいろ「期待」しちゃうわけです。

(生まれたばかりの頃は「とにかく元気に大きくなってくれればよし!」と思ってたはずなのに、親って欲張りだなあ・・・(^^ゞ)


でもルウは、「頑張る」のが大嫌いショック!

だから、ちょっと大変になってくると、すぐにネガティブ発言が飛び出す。

それを何とかやる気にさせようと、私がまた、あれこれ口を出してしまう・・・


そんなマイナススパイラルの最中、たまたまこの本を読んでたら・・・


・期待という名の「強制要望」をすることによって、悪い結果を招くということが、それほど低くない確率であり得るというわけです。


ド、ドキッ汗
これってもしかして、私のこと?!

さらに・・・


・子どもに期待するといっても、それは有名大学や有名企業に入るなど、目に見える具体的なゴールなのか、長い将来にわたって幸せに過ごしてほしいというプロセスなのか、立派な態度で何事にも臨んでほしい、という態度なのか。これがあいまいだから、1回1回のテストの成績に一喜一憂してしまうのです。


ドキドキッあせる

たしかに私、「じゃあ、るーちゃんにどうなってほしいの?」って聞かれたら、答えられないかも・・・ガーン



この本によれば、期待にもいいものと悪いものがあって、

以下のような期待は、かなわないんだそう。


・実際に行動するのは「他者」であるにもかかわらず、強制的に要望している

・期待の内容が、期待をかける相手の認識とミスマッチを起こしている

・期待の内容が、あいまいである


では、どうすればいいかというと・・・


・二人で、期待をかけられる側の目指すゴールを明らかにして、それを共有する


なるほどね~

「どうしたいか、どうなりたいか」を子どもと一緒に考えていくんですね。


その際に大切なのが、


・ヴィジョンを描く際に重要なことは、まず、ワクワクできることです。


・「嫌なことを克服してこそ成長がある」などという人もいますが、私はその考え方に賛成しません。ストレスやプレッシャーがあれば、失敗する確率も高くなり、結果的にはそれに取り組む意欲を削ぎ、成長や成功を阻む要因になり得るからです。



また、相手の個性によっても、期待のかけ方を変えていくべきなんだそうです。


・「頑張れ」と言って頑張るタイプと、「頑張るな」と言ったほうが頑張るタイプがいるということです。


たしかにひらめき電球

ルウとスウじゃ、全然タイプが違うもんな~

それなのに、いつも同じようにハッパかけてる私・・・あせる 反省!かお



この本を読んでから、

できるだけ「るーちゃんはどうしたいの? どうすればいいと思う?」と聞くよう心がけてます。

そうすると、ルウも「自分のこと」として考えられるようで、

以前に比べればネガティブ発言が減ってきた・・・ような気がする(^_^)v


この本の中には、著者の中竹さんが実際に指導した選手たちの事例もたくさん載っていて、

100人いたら100通りの期待のかけ方があるってことが、よくわかります。

そして、その人に合ったやり方で期待をかければ、必ず伸びていくんですね。


親でも、先生でも、上司でも、

人を育てる立場にある人には絶対にオススメの一冊です。

ぜひぜひぜひ! 読んでみてくださいグッド!