名古屋市の夫婦問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。

 

今日は少し身内の話をしましょう。

 

私は三姉妹で、現在92歳で一人暮らしの母親を3人で見守っています。

と言っても週に4日はデーサービスに行き、簡単な食事は自分でも作れるので、付きっきりということはありません。

しかし、一人では外出できないくらい足腰は弱っているのである程度のサポートは必要です。

 

娘は全員市内に住んでいるので何かあれば駆けつけることはできますが、通常一番お世話をしてくれているのが長女で7割くらい、私が2割で次女は1割くらいかな?

 

長女は週に2日ほど泊り、買い物や洗濯や食事の世話や訪問医の対応をしてくれています。

フットワークが良く、すぐに動いてくれるのでとてもありがたいです。

しかし、一つ困ったことがあります。

 

それは何かというと、ちょっとしたことで大騒ぎするところ。

もちろん本人悪気は無いのですが、母のしでかしたことを姉妹LINEでビックリマーク!!や驚きガーン、悲しみえーん、がっかりショックスタンプを駆使して送ってくるのです。

 

おかずが冷蔵庫に入っていなくて腐っていた。

電子レンジの中にお皿が入っている。

ポットのお茶が減っていない。

靴下が洗濯に出ていない。

まだ冬物のズボンをはいている。

携帯からLINEアプリが消えている。

などなど

 

いつもの事なのに毎回毎回大騒ぎをします。

もちろん姉妹LINEで報告する前に、母親には直接

「お母さん!!!!なんで○○するの!?」

と大きな声で問い詰めています。

こんなときに思うのです。

「こんな言い方されたら、攻撃されてると思うよなぁ。」

 

姉は自己肯定感高めで、自分のすることは基本正しいと思っています。

良かれと思ってやっているので当然ですし、いつも自分が中心にある人です。

対する母はありがたいことに、ボケてはいませんが非常に耳が遠く、おまけに気にしないタイプなので助かっていますが。

 

私は職業柄なんでも夫婦問題に置き換えて考える癖があり、これって自己肯定感低めの夫だったら攻撃されてると思うよなぁ、否定されてると思うよなぁ、逆ギレもありだなぁと思うのです。

このイラストは悪意ありすぎですねあせる

 

大変なのによくやってくれる

何でもよく知っているので頼りになる

自分にはできないことをしてくれてありがたい

 

と思うことができれば問題ないのですが、、、

 

妻にいつも攻撃されていると感じるのか、

妻はしっかりしていて助かると感じるのかはあなた次第。

 

長所と短所は裏表。

どうせ言っても変わらないのなら、あなたの足りないところを補ってくれる妻に感謝して毎日を暮らしてみませんか?

 

 

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名古屋市の夫婦問題相談室リボーン カウンセラーの今枝朱美です。

 

ニュースで目にしていると思いますが、現在国会では現行の単独親権制度から共同親権制度に民法を改正しようと動いています。

 

現在夫婦が離婚するときに未成年の子がいる場合、父母のどちらが親権者となるか決めて離婚届けに記入しないと離婚届けは受理されません。

親権者となった方の親は通常は子どもの監護者ともなり子どもと一緒に暮らします。

そして子どもは離れて暮らす親から養育費をもらい、親子交流(面会交流)をして、健やかに育つための金銭的援助と愛情を受け取ります。

 

共同親権となっても離婚すれば父母は別々に暮らし、子どものからだは一つですのでどちらかの親としか一緒には暮らせません。

結局単独親権と同じように養育費をもらい親子交流をするのです。

親権には大きく二つの権利があり、一つは子どもの財産管理権、もう一つは身上監護権で監護教育権、居所指定権、職業許可権で、子どもの学校、住居、職業を決めるときなど親のサインが必要な時に決める権利です。手術の同意などもそうですね。

 

これって両親が離婚して夫婦の関係は終わりにしても、子どもの親としての協力関係があれば相談しているようなことです。

 

また、離婚していない共同親権の状態でも、別居して片方の親に一切相談無く引っ越したり転校させたりしている人もいますよね。

自分の気持ちで子どもをもう一方の親に会わせない人もいるくらいです。

 

ほら、婚姻中の共同親権下でも子どもに会えない人がいるのに、離婚後の共同親権で子どもに会えるのでしょうか?

 

ですので、単独親権か共同親権かが変わってもできない人はできないし、やらない人はあれやこれや理由を付けてやらないと思うのです。

 

法的にどのような手続きが必要になるのかはこの先詳細が決まって切るとは思いますが、結局は夫婦がどのような関係性で離婚するかにかかってきます。

 

もちろんDVや虐待があり、危険が継続している場合は共同親権が認められないとされています。

 

子どもが望むのに会いたくないという親がいたら一番最悪ですし!!

 

 

性格の不一致、価値観の相違、不倫、性の不一致、借金、親族関係など、考え方の違いで一緒に居られないと思って離婚する場合などは、相手についてムカつく気持ちはわかります。

しかし、離婚して夫婦という関係性は終われるわけなので、ぜひとも夫婦から子どもの親へ関係性を切り替えて欲しいものです。

 

夫婦は別れても、子どもにとって大切な親子関係はこの先も続くので!

 

 

何の考えもなく弁護士に依頼して、調停をすれば簡単に離婚できると思わないでください。

 

自分を有利にするためだけに弁護士を付け、お互いに相手の悪口を言い合い書面で示し合うと、関係をさらに悪化させることは目に見えています。

 

相手とは直接では話にならない場合は夫婦相談に来てください。

逆に財産を折半し、養育費を基本通りに取決めて正式な書面にしたいなら離婚調停が最適な場合もあるのでお勧めします。

 

離婚前の夫婦の相談はとても大切です。

夫婦でよく話し合い離婚後の子どものことをしっかり決めてくださいね。

子どもを交えてもいいですね。

 

私は8年間、80組以上の面会交流を支援しています。

支援回数も800回を超えました。

離婚後の親子交流(面会交流)や親子関係についても相談に乗りお話ししますよ。

 

 

一般社団法人Families Change面会交流支援 ふぁみちぇん

 

 

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愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

花粉症で顔がかゆいので花見に出かける気持ちにならず、泣く泣く写真で楽しんでいました。

私の花粉症のピークは3月下旬なので、これからは徐々に良くなることがみえていて嬉しいです。

だんだん良くなって梅雨に入れば完全に大丈夫!と思えるから我慢できるんですよね。

 

良くなる見通しが立っているなら我慢もできるし頑張れる。

 

今悩んでいる夫婦問題も同じ。

一度は落ちることもあるかもしれませんが、今のままの状態が一生続くことは絶対ありません。

「あんな時もあったけど、よく乗り越えた!」

と思えるようにしてみませんか?

 

「妻は恋愛中は優しい女性だったのに、結婚して徐々に、そして子どもが生まれたらさらに攻撃性が増してきました。」

 

このように話す男性相談者が多くいます。

 

いやいや、あなただって、、、

家では不愛想

ソファにころがって何もしない

偉そうな態度をとる

家事育児、何をやっても役に立たない

 

結婚して環境が大きく変わる女性は強くならざるを得ません。

必死に子育てしているのに、さらに面倒なことを増やす相手がいたら攻撃したくなる気持ちも理解できます。

 

男性は結婚しても名字も変わらず環境も変わらない場合が多いです。

変わったことは結婚してとなりとなったこと。

 

と言えば、と言えば、、、、

 

そこで、

あなたの夫像父親像はどんなですか?

また、

あなたとお父さんとの関係はどうでしたか?

 

お父さんはいつもお母さんをあごでこき使っていた

お父さんとお母さんは仲が悪く喧嘩ばかりしていた

お父さんはお母さんに暴力を振るっていた

お父さんはギャンブル依存症で家は借金まみれだった

お父さんはアル中でいつも酒浸りだった

お父さんは浮気をしてお母さんを泣かしていた

お父さんからたたかれたり蹴られたりしたことがある

お父さんからは無視されていた

父親のいる家から早く逃げ出したくて、優しかった彼のところに転がり込んだ

 

彼氏の時はいいのです。

恋人関係だから。

この人なら大丈夫。

 

しかし、入籍したとたんあなたの彼氏はになり、子どもができるとになってしまうのです。

 

無意識のうちだとは思いますが、結婚して一緒に暮らす男性に嫌悪感を抱いてしまう女性は存在します。

 

大嫌いで苦しめられて悲しい思いをさせられた父親と重ね合わせて。。。。

 

 

あなたの夫はあなたが生まれ育った家庭の父親とは別の人間です。

あなたがこの人だと決めて一緒になった男性です。

あなたがこの世で一番大切にしたいパートナーです。

あなたのことを愛していて、幸せにしたいと思っています。

 

信じられる人なのか、そうでないのか。

父親との関係を夫婦関係にもに引きずっていませんか?

自分の父親とは切り離して考えられていますか?

 

目の前にある幸せを逃さないでくださいね。

 

 

夫に無性に腹が立つあなた

夫に対してだけどうしても素直になれないあなた

 

相談に来てください。

 

 

 

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愛知県名古屋市の夫婦問題相談室リボーン 今枝朱美です。

 

元相談者からお茶のお誘いがありました。

 

「何かいいことあったのかな?」

と思いながら待ち合わせのコメダへ。

 

離婚成立の報告を受けて以来だから5年ぶりくらいかな?

早めに着いたので先に待っているとCさんが入ってきました。

 

軽い足取りで笑顔で。

まずはそれだけで大感動!!

 

今から10年以上前、Cさんは結婚生活で精神が病んでいたところ、夫からの一方的な離婚宣言と別居を経験し、外出には杖が必要で地下鉄に乗り移動するのがかなりの重労働に感じる身体になっていました。

 

それから調停・裁判を経ての離婚となったのですが、細かった身体がさらに細くなり、頬もゲッソリこけていました。

 

そんな彼女が軽い足取りで笑顔って!!!!

 

「元気そうだね!」

「今枝さんも全然変わってないですね。」

 

離婚成立後落ち着いたかと思いきや、他の不幸も経験されたようですが、

「あの時の経験に比べたら、、、頑張れました。」

と力強く答えてくれました。

 

「私は人に恵まれていました。今枝さんにも弁護士の先生にも本当に助けていただきましたし、両親も力になってくれました。また、その後のトラブルでは疎遠だった姉とも仲良くなることができて本当に良かったです。友達も話を聞いてくれました。」

 

「離婚後1年はぐったりしていて、それからいろんなことがあったんですけど、今回お会いしたかったのは、3年前に仕事が見つかり自分の力で稼げるようになったことを報告したかったからです!」

 

す、す、素晴らしすぎる!!

 

 

自身が独身の時に身に付けたことを、小学生に教えているとのこと。それがどんどん広がって忙しすぎるほどになっていること。子どもたちにとても慕われていることを話してくれました。

 

青白い顔でフラフラしながら弁護士事務所への地下鉄移動がやっとだったCさんが、毎日小学生と過ごしているなんて。

 

「子どもたちの役に立てていることを実感できることがすごくやりがいになり、今このような仕事ができていてすごく幸せです。」

 

あの頃は二人で何度も何度も弁護士事務所に足を運び、先生に納得いく書面を書いてもらうように頑張りましたね。

このままCさんは司法試験に挑戦するんじゃないかと思うほどの勢いでしたよ。

まだまだCさんは思いが広がり、この先どんどんかなえていくと思いますが、くれぐれも無理しないで自分の身体と相談しながらにしてくださいね。

今日は元気に自立している姿を見せてくれてありがとう。

何よりも嬉しいです。

 

 

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私は一般社団法人Families Change ふぁみちぇんで面会交流支援活動もしています。

 

2016年から活動を始めて8年の支援組数は約80組、支援回数は800回を超えました。

 

支援の中心は3~5歳の幼児が圧倒的に多いです。

 

出産後子育て中にに夫婦喧嘩が始まり別居。

ママが子を連れ実家に帰り離婚調停が始まる。

別居が続くので面会交流調停も同時に行われる。

親権を争い調停では離婚が決まらない場合は裁判になり、、、

 

そうこうしている間に赤ちゃんだった子どもは幼児に。

たとえ面会交流が調停で決まったとしても、こんな争い合った状態で相手とは関わりたくない。

支援するのはこんな事例が多いでしょうか。

 

中でも妊娠中や出産後の里帰り中の浮気が発覚し、ママが子どもを連れて実家に帰ってしまう場合は最悪です。

 

どれだけ前は優しかったとしても、一瞬にして夫は子育ての敵と化してしまう。

 

敵となったら、たとえ子どもにとっては親だとしても抱っこもさせない、見せることもしない場合もあります。

 

子育てをある程度一緒に頑張り、お風呂もご飯もパパと一緒、寝かしつけも出来てひとりで公園に連れて行けるくらい親子で過ごしたなら、子どもがパパをよく覚えていて「パパにあいたい」という可能性もあるかもです。

 

しかし、赤ちゃんのとき別居した場合はどうでしょう。

家には居ない、写真もない、話にも出てこない。

 

時々「子どもが自分からあいたいと言ったらいつでも会わせますがそれまでは会わせる気はありません。」というママがいますが、物心ついたときにはいなかったパパに「あいたい」と自分から言う子どもが存在するでしょうか。

 

あるとしたら、ある程度大きくなって思春期が終わったころに「自分の親はどんな人間なんだろう。」と、自分のルーツに興味を持つ時かな?

 

子どもには誰でも父親と母親がいて、等しく両親に愛される権利があります。

 

その権利を「会わせたくないから」「会いたくないから」という親の自分勝手な都合で奪ってはいけません。

親が子どもに暴力をふるうとか怒鳴り散らすとか世話を放棄していた(ネグレクト)などの虐待があったり、両親のケンカ(DV)を目の前で見せて(面前DV)子どもを傷つける行為をしていて、子どもから「絶対に会いたくない!!」と言われるなら仕方がありませんが。

 

    

全離婚のうち、同居1年未満の超スピード離婚は6%であり、3年目までのいわゆるスピード離婚の累計でみると、ちょうど20%となり、5組に1組がスピード離婚という状況である。
 同様に累積発生率でみると、やはり短期間での離婚といえる同居5年未満離婚は31%となり、現状としては、3組に1組は5年未満で離婚している様子が示されている。同居10年未満でみると56%となり、離婚の半数以上が10年未満の離婚となっている。

厚生労働省「人口動態調査」より

 

このように短期間での離婚が多いということは、子どもが小さいときの離婚が圧倒的に多いということ。

 

しかし、物心もつかない年齢の子どもに「パパにあいたい」という気持ちが元々あるはずもなく、両親が子どもにとって親子の交流が大切と考えるのであれば、子どもが「パパにあいたい」と言わなくても定期的に親子の時間を設けて欲しいと思います。

 

別居親でも同じで、「子どもがあいたいと言ったら会います。」じゃありません!

あなたには子どもをこの世に生み出した責任があります。

定期的に子どもに会って「愛しているよ。大切な存在だよ。会えてうれしいよ。」と伝え、親子の時を一緒に過ごしてください。

子どもの健やかな成長を願っています。

 

 

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