幼児から「プライベートゾーン」を教える必要性 | 「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

「性と結婚教育」夫婦相談の現場から性のコミュニケーションを考える

幼少期・思春期・成人・夫婦、人生を豊かにする性について真面目に考えます。
夫婦にとって性は何よりも大切ですが、知識がないばかりにセックスレスになったりスキンシップがうまく取れない悲しい現実も…。正しく理解し、生涯楽しんでいきましょう。

日本結婚教育協会相談員 今枝朱美です。

 

幼児になりお話もできるようになり、24時間保護者と一緒にいなくなるころまでには、「プライベートゾーン」を教えてあげましょう。

 

プライベートゾーンとは、水着着用時に隠れる場所を指す。水着の種類によって隠れる場所に違いがあるが、少なくとも男女の陰部・女性の乳首乳輪とその周辺を指し、女性は上半身にもプライベートゾーンがある。(ウィキペディア)

 

幼児には「水着を着て隠れるところがプライベートゾーンだよ。」がわかりやすいと思います。

プライベートゾーンなので、自分だけの場所、大切にしなければいけない場所です。

自分のからだ(性)を大切にすること、それと同時に他人のからだ(性)も大切にすることを教え、むやみに他人に見せたり見たりしてはいけないことを話して聞かせてあげてください。

 

「大切にしなければいけない場所だから、痛いときやかゆいときはお母さん(保護者の方)におしえてね。」と言って、その時は人目のないところで見てあげてください。

まだ小さいから恥ずかしくないだろうと、友だちの前でパンツを下げるようなことはしないでください。

 

プライベートゾーンを教えることは、子どもを性犯罪から守ることにもなります。

プライベートゾーンを見たがったり触りたがったり、または見せたがったり触らせたがったりする人がいたら「いやだ!!」と言葉で言えるといいのですが、言えなくてもその場から逃げることを教えてあげましょう。

 

一度話したからわかっているだろう。嫌なことだからしないだろう。と思っていてもいざ現実となるとなかなか行動できないものです。

周りの大人が態度や行動でいつも示し、繰り返し話して伝えることが大切です。

ですから、家族といえども平気でプライベートゾーンを見せて着替えたり、だらしない恰好を子どもに見せたりしないようにしてください。

 

プライベートゾーンは自分の大切な場所です。

幼児でもちゃんと話せばわかります。

 

NPO法人日本結婚教育協会

 

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