日が暮れて☆自信がない

夫が宇宙人になりました

時々、地球に降りてきます。

数分に1度、今日は何日か？と聞かれます。

数分に1度、明日は何日か？と聞かれます。

だけど外出すると　シャキッとします。

電車の乗り継ぎも、サクサクしますが

改札口で、必ずひっかかります。

ただいま！と帰宅すると

ただいま！と答えます。

あの日、

救急車で運ばれた日以来

家では、ずーっと探し物をしています。

何を、探しているのか？

あの日以来

何か、忘れ物をしているようです・・・。

主治医に相談し　紹介状を書いて頂きました。

明日　それを持って早朝から病院に向かいます。

先出の主治医は　

とても思いやりのある方で

少しだけ希望をくれました。

今はその希望に期待を・・・

いえ、本音はもう今から

悪態をつかれることから解放されたいです。

ふうちゃんは

ずっとパパの足首を舐めていました。

・・・日が暮れて・・・

いいことがあった後は、悪いことが来る。

悪いことがあった後は、いいことが来る。

この繰り返しだから、しょうがない。

だけど、もうこの歳になったら

いい加減、体力と気力が持つのだろうかと

自信がないが、生きていかなければならない。

ふうちゃんの毎日 

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