この記事を初めてUPしたのは
5年前になります。
『ふうちゃんが来た頃 年賀状』
というタイトルでした。
今年も、年賀状を作成する夫が
ふうちゃんの写真選びをしているようです。
当たり前ですが、もうすっかり我が家の
家族の真ん中にいるふうちゃんの来た頃の事
この記事は
ふうちゃんが家族になるまでの事
そして迎えた日の事、
全てが凝縮したものでした。
ふうちゃんは、
まだ3ヶ月の赤ちゃんでした。
我が家のリビングの隅で、
震えていた小さなふうちゃんを
今でも忘れません。
ふうちゃんに感謝を込めて・・・
【ふうちゃんが来た頃】
リビングで
私はいつも一人でした。
仕事が終わると
買い物をして
「ただいま」も「おかえり」もなく
洗濯物を込み
軽く掃除機をかけ、
食事の支度をする
当時おニイは大学生で
バンドや雑誌の編集で
バンドや雑誌の編集で
ほとんど家には帰ってこない
バンドのライブを遠目で聴き
Q数が7くらいの
読みにくい雑誌を眺める
当時おねねちゃんは中学生
さし爪が原因で
さし爪が原因で
トゥシューズに激痛がはしり
トゥシューズ立ちで踊る
くるみ割り人形~中国の踊りの
お稽古に苦しんでいた
でパパ・・・
様子がおかしいので
クリニックに連れて行った。
これが一番きつかった
この病いは薬で完治するのだ
と聞くが、時間が計れない
ある日「ふうちゃん」を見た
同じセクションの
宮もっちゃんの携帯動画で
まだ目の開いていない
まだ目の開いていない
産まれたばかりのふうちゃんを見た
ヨタヨタ歩いて、コテッとこけた
涙が出るほど、その愛らしさに
ヨタヨタ歩いて、コテッとこけた
涙が出るほど、その愛らしさに
笑う私がいる
ふうちゃんは
マルチーズとシーズーのmixの女の子
母犬と 父犬と
兄と 妹の天ちゃんと別れ
沢山のおもちゃと
沢山のおもちゃと
母犬の匂いのついた
大きなバスタオルを持って
我家に来た
リビングに放すと隅っこで震えていた
チッチを床にお漏らしし
チッチを床にお漏らしし
トイレシートに連れて行くと
そこに座りこんでしまった
抱っこをして家中の案内をすると
ジーッと私を見ている
ベランダから見える
ベランダから見える
消防署のサイレンに驚き
私の胸に,顔を埋めてしまった
パパが帰宅すると
ヨチヨチと玄関まで歩き出した
・・・初めてのご対面・・・
パパは
・・・初めてのご対面・・・
パパは
犬を飼うことを嫌がっていた
ふうちゃんを見て、一瞬
息をのんだようだったが
無言で部屋に入って行った
私は、小声で
私は、小声で
「おりこうさん」と、撫でた。
リビングに
おねねちゃんが戻ってきた
おニイがふうちゃんを
早朝散歩に連れて行ってくれた
パパはふうちゃんが近づくと
「あっちへ行け」と言うが
ふうちゃんは尻尾を振っている
たぶん私の見ていない所で
たぶん私の見ていない所で
ふうちゃんを撫でていたのだろう
翌年の年賀状は
ふうちゃんが写っている↑
パパがこんなメッセージを載せた
[ 新しい家族が増えました
名前はふうちゃんです!]
[ 新しい家族が増えました
名前はふうちゃんです!]
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