今、ふうちゃんは、穏やかで落ち着いた子です。
驚くことに、言葉が通じます。





おねねはどこ?と質問すると
娘の元に行き振り返って私の確認を待ちます。



キッチンで


待ってってね。お散歩。行こう。あっち。こっち

おいしおいし(食事のこと)ねんね。どこ?などなど・・・



et おねねと


私もふうちゃんのやりたい事がわかります。

ドアを2度叩けば、開けてほしい。

膝を2度叩けば、要求があるのです。

嫌な時はプイッと横を向きます。
吠える時は、背中をさすり落ち着かせます。





ふちゃんは、ママには伝わると思ったのでしょうか、

乳歯も抜けるたびに私の枕元に運んできました。



ふうちゃんの歯3 乳歯


パパは、犬には言葉が通じないと言いますが


会話をしている時のこの子の目をみると、
話し手と聞き手のキャッチボールをじっと
目で追っていたのです。


いすのした

私は、「ああ聞いてるな」と思い
毎日毎日話しかけてみました。

これは、キャベツ・・・芯をあげましょうね。
これは、葱のくず・・・だからゴミ箱にぽい!


匂いを嗅がせて、食べられない物をぽい!


この結果、我が家の破壊王は、やっと
一緒に生活していくことを、理解してくれたようです。


【破壊王誕生】


お留守番ができるようになると、暇!になったふうちゃんは、
まず、自分と同等と思った娘の部屋を集中的に荒らしました。

ゴミ箱を部屋からリビングに引っ張り出し、床はゴミの山。

家具もがりがり。机の上のものは全て床に落とす。

じゅうたんは剥がす。うっかり出しておいた革靴・・・
特にフェラガモは徹底的に破壊されました。
その靴はソファーに上にぽい!


毎日毎日続く戦いでした。


玄関にお迎えにこない時は、最悪の状況でした。


お風呂場に入ったもののドアが閉まったようで
真夏にもにすごい異臭で発見しました。
ドアは傷だらけ。浴室は徹底してお掃除。


浴室から2

テレビ台と壁の間にはまり
出られなくなったのか、救い出した時の
お腹は紫色に充血。慌ててマッサージ。


体中ガムテープを巻きつけ
歩腹前進で思いっきり尻尾をふり
出迎えにくる つちのこふうちゃん。


ガムテープの先には、ペンやらタオルから
マニキュアをくっつけて・・・

そのため、毛はまだらに抜け
冬なのにサマーカット


ふうちゃん袋入り


どうして、そうなの?


すると、自らそのゴミ箱に入って行く始末。
そして、片付けている私をじっと観察しています。

だから、叱れないのです。
私は、片付けることばかり焦って

ふうちゃんが、何を要求しているのかわからないから。

ひらめき電球


ある時、ふうちゃんは自分の箱が欲しいのでは?と思い
娘のゴミ箱に似た箱にふうちゃんのおもちゃを入れました。
そっと、お菓子も入れました。
娘の部屋から取ってきた、ぬいぐるみも入れました。



さんた1


ふうちゃんは、何度も何度も
箱を覗いてご満悦でした。
自分の大切な物がいっぱい!


翌日から、ぴたっと破壊活動はやめました。





今こうやって、残っている傷の数々は
いい思い出になりました。



同じ物


ある日、その自分の大切な物を
各部屋に置いて回る事に気がつきました。



同じ場所2

しかも、同じ場所に、同じものを置いていく。。。

「不思議な子」の誕生でした。(続く・・・)


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