ロンサム・ジョージ | 笑顔で日本を元気にするブログ|株式会社チェッカーサポート 伏見 啓史

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株式会社チェッカーサポート 代表取締役 伏見啓史 BLOG

たった一頭のガラパゴスビンタゾウガメであるロンサム・ジョージの番組を見た。


以前にもロンサム・ジョージの話しは聞いたことがあったが、今回は僕の心の


アンテナが揺さぶられた。


1906年にビンタ島では絶滅したと思われていたビンタゾウガメが1971年に発見さ


れた。


『兎にも角にも社長の奮闘記』株式会社チェッカーサポート 代表取締役 伏見啓史 BLOG

当然、他の個体も発見できると思い、何度も調査隊が派遣されたが結局一度も


ロンサム・ジョージに次ぐ個体は発見されなかった。


現在はダーウィン研究所で保護飼育されているらしい。


亜種との交配を試みたりしたが結局は実らず、彼がビンタゾウガメの最後の遺伝


子になりそうである。


年齢は推定60~90歳、亀は人間より寿命が長い。


でもたった一人。


なんともロンリーなジョージ。 ロンサム・ジョージ。


僕は、得意の妄想をしてみた。


自分が最後の人類で、どこかの宇宙人に保護飼育されていたら…。


宇宙人は僕を気遣って、少し耳が尖っている銀河系の人類に近い亜種なんかと


ペアリングしたりするのだろうか?


そして、僕は少し耳が尖っている銀河系の人類に近い亜種に恋するのだろうか?


… 




いけるか…?


いや、やっぱり無理だ。


絶対に無理な気がする。


多分、微妙な顔の大きさ、肌の触感、毛の感じ…、人間じゃないと無理だと思う。


そう考えると、ロンサム・ジョージも純血ビンタソウガメでない亜種とのペアリング


はうまくいかなかったことは無理もない。


僕は、妄想の中でジョージの気持ちを察した。


自分が最後の人類だとわかったら何をするだろう。


まず、保護飼育してくれている宇宙人の言葉と文章を教わる。


そして、保護飼育してくれていることのお礼を言おう!


謙虚な気持ちは大事だ。


そして、日本語で『有難う!』英語で『THANK YOU』中国語で『謝謝』という事も


説明しよう。


地域により多様な言語を使っていたことを、うまく説明しないといけない。


そして次にすることは、人類一大叙事詩を書くことだ!


お世話になった宇宙人さんに人類の足跡を理解してもらいたい。


石器時代から、土器、鉄器、そして、産業革命。


自動車や鉄道、空飛ぶ飛行機まで作って発展したことを。


そして、横道それて鉄砲や戦車を作って殺し合ったこと。


そして、環境を破壊し自ら地球環境を壊してしまいそうになったこと。


でも、化石燃料からハイブリッド→電気自動車、そして、風力発電や太陽光発電、


一人一人のエコ活動によって温暖化を防いだ事など(そうなるかな?)


ロンサム・フシミと呼ばれ保護飼育されながら、宇宙人さんにやっぱり人類の


自慢をしたい。


自慢する事は、恥じること以上にある。


でも、なぜ、自分はひとりになっちゃったのだろうか?


その理由如何によって、やっぱり自慢出来ないのかもしれない。