忘れられない誕生日 | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

忘れられない誕生日

今日はボクの誕生日です。

でも、一生忘れられない誕生日になりましたね・・・。

こちら に書いたとおり、ボクは7年間宮城県岩沼市に住んでいました。

下の映像の名取川、よく遊びました。

だから、この映像を見ると涙が止まりません。





そして、昔の友達や学校の先生の顔が頭に浮かびます。

それにしても、本当に日本人は誇り高き民族ですね。

こんなときでも、救援物資の前で行列を作る民族なんて、世界中で多分、日本人だけですよ。

外国だったら、今頃、略奪が起きているでしょう。

だからこそ許せないことが二つほどあります。

一つは、意味不明の原発の記者会見。

機械の仕組みとか、専門用語とか、聞いた事もない数字なんてどうでもいいんです。

知りたいのは、被爆の危険性や、今後の電力の供給が確保されるのか、といった命にかかわることなんです。

記者会見している人達は、あれが原発事故が起きたときの記者会見マニュアルなんでしょうか?

繰り返しますが、日本人は世界一誇り高き民族です。

しかし、責任転嫁をしたい、不都合な情報の発表は先延ばしにしたい。

こういう人達を見ると、本当に気持ちが萎えますね。

「あなな達は誇り高き日本人か!」という気分になります。

もう一つは、これは阪神淡路大震災のときにあれだけ世間の批判を浴びた事ですが・・・。

民放各社、好き勝手にヘリコプターを飛ばすのはいかがなものでしょうか?

確かに、被災地の状況を伝えるのはマスコミの使命でしょう。

でも、その被災地域にいる人達にとって、ヘリコプターの音はものすごいストレスなんです。

ボクは、地震ではありませんが、ヘリコプターが10機ほど飛ぶと、どれほどの爆音かは、オウム真理教の事件の時に経験して知っています。

ヘリコプターは、2機くらいまでなら「うるさいなー」という感じですが、3機、4機と増えてくると、本当に「爆音」としか表現しようがない音になります。

下にいる人間には、とてもつもないストレスです。

ましてや、今回は下にいるのは被災者です。

愛する人をなくし、家をなくした人々です。

なぜ、各社協力して、ヘリコプターの数を減らすように地域分担をするなどの措置が取れないのでしょうか?

上に書きましたが、これは、阪神淡路大震災のときにマスコミはあれだけ散々叩かれましたよね。

あななたちは「誇り高き日本人」なのでしょうか?

もっと言えば、なんのために日本には国営放送があるんでしょう?

報道はNHKに任せておけばいいんじゃないでしょうか?

繰り返しますが、こんなときにも譲り合いの精神が持てる日本人は、世界一気高い民族です。

そんな日本人に生まれて本当によかったと心の底から感謝しながら、今日の誕生日を過ごします。