7年暮らした宮城県・・・ | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

7年暮らした宮城県・・・

昨日の午後2時47分。

あまりに大きな揺れだったので、「ついに東海地震がきたか」と思いました。

すぐにテレビをつけて、震源地が三陸沖と聞いてびっくり。

はるか遠くの地震でこんなに揺れるなんて・・・。

それから、テレビに釘づけだったのですが、理由は、宮城県はボクの第二の故郷だからです。

ボクは、子どもの頃、宮城県の岩沼市に7年住んでいました。

岩沼市ではピンと来ないと思いますが、津波が押し寄せた仙台空港がある場所が岩沼市です。

テレビで、畑が一瞬にして壊滅していく衝撃的な映像をみなさんも見たと思いますが、あの名取市の隣です。

ちなみに、あの畑は、ボクが子どもの頃はまだ荒れ野原で、よく昆虫を獲って遊んだ場所です。

その場所が津波に襲われている様子を目の当たりにして、涙が止まりませんでした。

しかし、毎回思うのですが、災害時の情報の早さ、正確さ、そして放映手法は、やはりNHKがダントツですね。

時々、民放にチャンネルを変えてみましたが、

「自然の前に、人間はなんと無力なんでしょう」

なんて、沈痛な面持ちのニュースキャスターなんて見たくないんです。

見たい、知りたいのは、被災地の情報なのです。

その点、NHKは余計な事は一切言わずに、他局よりもいち早く情報を伝え、その間も、ニュースキャスターを映しているのではなく、入手できた映像を流しています。

目で被害の大きさを知り、耳で被害情報を知る。

この点においては、やはり国営放送。

NHKに民放が束になってもかなうはずがありません。

とにかく、避難されている方々が一日も早く、心と体の健康を取り戻し、地震前と同じ暮らしができるように願ってやみません。

そして、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。