読み聞かせで&息抜きは大切 | fusae ブログ

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fusaeは“みんなの笑顔と元気のために”ずっと歌い続けます。
このブログでは日々の思いついた事や、感じた事を書いていきまーす!
ライブ、コンサート情報もお知らせします(^_^)

         2007年11月26日 店主 fusae

絵本と歌シリーズ第1弾
『家族の時間』

Web上にて先行予約開始
しました!!!

※詳しくはホームページを見て下さいね。1月29日発売開始。お届けは1月29日以降となりますのでご了承下さい。

みなさま、こんばんは。

長女はインフルエンザA型でした。ウチの方では物凄く流行っています。私は『家族の時間』発売記念のライブが近づいているので絶対にかかりません!!!!!かかってしまった人、頑張って治して下さい!!

さてさて、一昨日は帰宅後、絵本の校正で2時間しか寝ていなかったため、昨夜はたっぷりと寝ました。2時間しか寝ていなくても眠くならずに一日の仕事ができたのは体力が付いた証拠だなあと思いました。一昨日の電車の移動中にもi-podで音源を聞きながら何回も何回も絵本の校正を見て、帰ってからも結局朝まで頑張りました。

今日は『家族の時間』を皆さんのお手元にお渡しするときのバッグに付けるシールのデザインをやり直しました。一度作っていたものをやり直しました。”もの作り”のこだわりや届けたいメッセージを形にする楽しさと困難を日々味わっています。刻々と迫る発売日に皆さんの手に作品が渡った時の皆さんの顔が心からの笑顔でありますように。

昨日、月1回定例の小学校での読み聞かせでした。さっそく音源も紙芝居も新しくなった『家族の時間』の見本を持って3年生のクラスを訪ねました。終わってから、感想&質問タイムになり「声がキレイだった」「歌がキレイだった」(やっぱり「キレイな人だった」の声は無かった。゚(T^T)゚。「いくらですか?」という中で「全部優しかった」の声には本当に嬉しかったです。絵を書いてくれたくさかべ さゆりさんと編集の尾崎さんとMoryに帰ってすぐ伝えました。
私はこの作品を5年前に創りました。詳しくはブログの「fusaeのうた」のテーマをご覧下さい。この作品の家族は私の理想の家族像です。私自身の人生の色々なことを乗り越えて心が軽くなり、幸せを噛みしめはじめた頃に「普通の家庭が一番幸せドキドキ」とそれはそれは思ったのでした。その想いは我が子達にも伝染していて長女はその頃「家族が一番!」。次女は「みんな大好き!」を唱えていました。世界を見たら争いのために親のいない子になってしまったり、貧しさから幼い子が学校へ行けず働いていたりしています。「世界中がみーんなこんな家族だったら平和なのだろうな」と一日も早く世界中の家族がこうであるようにと願って書いた作品です。この歌はよく「聴いたことがあります」とか「この歌、テレビに流れてますよね?」とか「1回で覚えて子どもと歌ってます」と言われます。スゴイのは「fusaeさんのお名前がNHKの番組にクレジットされてた」とまで言われます。こんな風に言われる所以は、もしかしたらこの歌が”みんなの心からの願い”だからではないかしら?と思いました。

私の作品は「人間愛」や「家族愛」がテーマです。そして書いている作品はすべて私の経験や考えそのままです。色んなことに失敗して、悩んで、落ち込んで、悲しくなって、傷ついて、寂しくて、、、それでもしつこく幸せを探す旅を続けてちょうど『家族の時間』を書いた頃に「本当の幸せってこんなことなんだなあ」と自分なりの答えを出しました。本当の・・本当の・・と本当探しの旅を二十歳の頃からはじめて15年経ったときでした。だから35歳のときか。「本物探しはこれで終わりだろう」と思っていたら、その後に”本当の自分探し”が待っていました。これが一番大変でした。他人のことはよく見えても、自分のここはなかなか見えず。。それまで誤摩化して嘘をついてきた本当の自分の本当の”好きなこと””やりたいこと””すきなもの”を取り戻すアンテナはすっかり錆び付いていて、空っぽの自分だったからです。家ではしっかりした妻やママであるよう頑張り、スクールでは「帰す時にどの子も輝く笑顔で帰れるように」と120%のテンションでセッションし、コンサートのときもひとつも抜かり無きようにと準備や練習やステージングについてもいつもピリピリして頭の中が回転していました(ママや歌手や先生に変身するために本当に回転してましたけど(;^_^A)。それはそれで良かったのですが、息を抜いて自分自身を見つめる時間も大切なのでした。ストレスをほとんど持たずにいつも生き生きとしている友人は、そういえばご主人やお子さんのの協力を得て上手に自分の好きなことをしていました。人生の色んなシーン、例えば青春謳歌中、新婚ラブラブ期、子育て中、子ども受験期、子離れ期・・どんな時期であってもひとりの人間として息抜きすることはとても大切なのですね。それは、我がままではなくて笑顔で生きるために必須なのです。とくに女性は。

今の私は大好きな(と気づいたのは昨年の夏頃)歌のお仕事をさせて頂き、カラダは疲れていても心は充実しています。かわいい子ども達と小さなスイートホームで音楽に囲まれて過ごす毎日。時々、お仕事で外に出れば素敵な方々との出会いがあり、人生が潤う。そうして潤った幸せをまた、作品にして皆さんへお届けしたいと思います。まずは『家族の時間』、聴いて、読んで、歌って、楽しんで下さいね。

それではまた、明日。