[所在地]静岡県伊豆半島某所
[探索年月]2011年7月
荒々しい断崖絶壁のそばに建つ廃テーマパーク。
色鮮やかな熱帯の植物とかわいい動物達に会える、
そこはまさしく南国のジャングル!
失われた南国の楽園が今回の舞台です。真夏なので日差しが強い。
ちょっと時間が巻き戻ってパークの入口。一応「休園中」のようです。
温室は荒れ放題で、所々ガラスが割れています。
そこから少し進むと見えてきたのが、超巨大温室の横っ腹!
この温室内は12,000m2もの広大な熱帯植物園になっています。
巨大温室はメインディッシュに取っておくとして、まずはパーク内を散策。
温室以外の建物を発見。サビサビでかなりくたびれていますね。
お、こっちの方はまだ結構きれい。奥に見えるのは添乗員さんの休憩所。
あー、こちら側が正面のゲートだったようですね。来た道を戻りましょう。
再び温室前。外でこの暑さだから中入ったら干枯らびて死ぬかも…w
・・・おや?思っていたほどは暑くありません。まぁ外よりは格段に暑いですが。
原住民と探検隊員?の看板が。捕まってるっぽいのにメッチャ笑ってるww
まことちゃんハウスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!いいえ、受付です。
料金表がこちら。んー、妥当な金額じゃないでしょうか。
遠足で訪れた小学生からのお礼の品ですかね。みんな上手♪
受付を過ぎると眼前に広がるのがこの光景。広ーい(@_@)まさにジャングル!
嗚呼、今度は植物に絡め取られちゃってますね・・・。顔出し看板タイプ。
南国の花といえばこれ!ランキング第1位のハイビスカス。
レインフォレスト(熱帯雨林)ゾーンに突入ーっ(`・ω・´)ゞ
ここにも探検隊のひとが。ぶら下がってます。なんで?w
ゾーンを抜けた先にもジャングルが広がっています。
売店スペースが見えてきました。小休憩しましょう。
当時は色々なお土産が並び、ミラクルフルーツの体験などもできました。
さすがに過酷な環境で育つサボテンは元気いっぱいです。
アフリカ原産のソーセージの木。食べられないんかいw
案内図を発見。先にはリスザルの森や喫茶スペース、池などがあるようです。
象と、それよりも巨大な色褪せた蝶のオブジェ。
ここにも顔出し看板が。もうコンセプトがよく分かりませんw
ここがリスザルの森ですか。もちろん現在は檻の中は空っぽです。
インドネシアで暮らすトラジャ族。その民族が住む伝統的なトンコナン建築。
カラフルな木彫り細工のほか、コーヒーの産地としても世界的に有名です。
織物をするトラジャ族。収入は観光が大きなウェイトを占めています。
トンコナンを後にし先に進みます。水分補給を忘れずに。
名前は分かりませんが、真っ赤な色でかわいらしい花。
動物ふれあい広場。タイハクオウムのシロちゃん等と遊ぶことができました。
立ち上がる愛らしい姿が有名なミーアキャット。マングースの仲間です。
喫茶スペースです。冷蔵庫を開ける勇気はありませんでした。
魚類のホルマリン漬け!?茹だってそう・・・( ̄□ ̄;)
みなさん、矢印の先をよぉぉぉくご覧ください。・・・・・・はい、何も無いww
トーテムポール風の木彫りの柱。祖先から連綿と続く血統を象徴するもの。
東南アジアの島々でよく見られるような石像。
美しさを護るための箱で「護美箱」。ナイスな当て字ですね。
うわ、ここが池ですね。世界最大の淡水魚ピラルクが泳いでいたらしいです。
観賞用のパイナップルの一種でしょうか。食べられないのが残念。
歩きまわって汗だくになってしまいました。引き時ですね。
普段なかなか目にすることができない植物の宝庫でした。失礼します。
第一次オイルショックの起こった1973年(昭和48年)のピーク時には、
年間75万人もの人びとがこの地を訪れましたが、
施設の老朽化などの要因から年々入場者数は激減。
2003年(平成15年)の9月30日に営業継続を断念し閉園しました。
その際にパーク内の動物はすべて全国各地に引き取られていきました。
お客さんに対するスタッフの方の応対がとても良かったようで、
今でも密かに再開を期待するファンが多いそうです。
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【アルバム】Iジャングルパーク by (C)ふゅーりー
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