ダイニチ・ファンヒーター再修理!
昨年に修理したファンヒーターが、また壊れました!
電源を入れると1分も経たないうちに、ピーピーピーと故障音が鳴り、換気マークが点滅して、燃焼が止まってしまいます。
昨年修理したばかりなのに、そろそろ寿命かな?と思いましたが、春も近いのに今さら買い替えるのも悔しいので、再びファンヒーターを修理してみました。
さて、昨年はフレームロッド(炎検出装置)という部品を掃除しました。
ファンヒーターを長年使っていると、フレームロッドにシリコンが付着して、炎検出装置が誤作動をおこしてしてエラーとなってしまいます。
このフレームロッドを磨いたら簡単に治ったので、今回も再度掃除してみました。
昨年の記事→『年末のファンヒーター修理!』 http://amba.to/1w8362N
早速、ファンヒーターを分解しました。写真右側の針金みたいやつが、フレームロッドです。
そんなに汚れていませんでしたが、とりあえず綺麗に磨きました。
しかしインターネットでファンヒーターの故障を調べてみると、よく故障するのが気化器という部品のようです。気化器とは、灯油を気化してバーナーに送り込む重要な部品です。
そういえば最近は、点火時にボッと爆発音がして白い煙が出たり、消火時に臭いが強くなっていました。
ファンヒーターの年式を調べてみたら、なんと2003年製造のものでした。かれこれ10年以上使っているんですね!
10年も使えば、汚れるのは当たり前です。ということで、ついでに気化器も修理してみました。
燃焼室の右下にあるネジを外して、灯油タンクと繋がっているパイプをレンチで緩めて、気化器を取り外します。
ダイニチのファンヒーターは、ブンゼン式気化器を使っています。ブンゼン式とは、気化器で灯油を加熱し気化したガスをバーナに吹き込み、ガスバーナのように燃焼させる方式です。
ダイニチQ&A:石油ファンヒーターはどのように燃焼するのですか?
ブンゼン式だと、火力に応じて常に安定した燃焼が出来るそうですが、その反面、構造が精密で不良灯油等を使用すると、内部に汚れが溜まって燃焼が不安定になるそうです。
気化器を分解すると、針先のような棒(ニードル)が出てきました。
ここで灯油を気化して燃料を噴射させて、燃焼する仕組みのようです。
ニードルの先端を見ると、カーボンの汚れがびっしりと溜まっていました。
カーボンの汚れは、ガスレンジの炎で熱して、カーボンを焼いて取り除きます。
はい、こんなに綺麗になりました!
気化器を元通りに組み立てて、燃焼室の右下に取り付けます。
他にも、灯油タンクの内部が汚れていたので、掃除しようとあちこちのネジを外しているうちに、結局全部分解してしまいました。
灯油タンクの中の汚れを取り除いて、タンク廻りに溜まっていた埃を掃除して、再度組み立てます。
ファンヒーターは比較的構造が簡単なので、ドライバー1本で分解組立が出来ます。
組み立てて、電源を入れると、スムーズに燃焼しています。
今度は点火時に白い煙も出ません、燃焼の音も静かになり、臭いも少なくなりました!
これで後2~3年は使えるでしょう。昨年リフォームしたばかりで節約中なので、まだまだ頑張ってもらわないとですね♪
※電気製品の修理は大変危険ですので、全て自己責任で注意して行ってください。
電源を入れると1分も経たないうちに、ピーピーピーと故障音が鳴り、換気マークが点滅して、燃焼が止まってしまいます。
昨年修理したばかりなのに、そろそろ寿命かな?と思いましたが、春も近いのに今さら買い替えるのも悔しいので、再びファンヒーターを修理してみました。
さて、昨年はフレームロッド(炎検出装置)という部品を掃除しました。
ファンヒーターを長年使っていると、フレームロッドにシリコンが付着して、炎検出装置が誤作動をおこしてしてエラーとなってしまいます。
このフレームロッドを磨いたら簡単に治ったので、今回も再度掃除してみました。
昨年の記事→『年末のファンヒーター修理!』 http://amba.to/1w8362N
早速、ファンヒーターを分解しました。写真右側の針金みたいやつが、フレームロッドです。
そんなに汚れていませんでしたが、とりあえず綺麗に磨きました。
しかしインターネットでファンヒーターの故障を調べてみると、よく故障するのが気化器という部品のようです。気化器とは、灯油を気化してバーナーに送り込む重要な部品です。
そういえば最近は、点火時にボッと爆発音がして白い煙が出たり、消火時に臭いが強くなっていました。
ファンヒーターの年式を調べてみたら、なんと2003年製造のものでした。かれこれ10年以上使っているんですね!
10年も使えば、汚れるのは当たり前です。ということで、ついでに気化器も修理してみました。
燃焼室の右下にあるネジを外して、灯油タンクと繋がっているパイプをレンチで緩めて、気化器を取り外します。
ダイニチのファンヒーターは、ブンゼン式気化器を使っています。ブンゼン式とは、気化器で灯油を加熱し気化したガスをバーナに吹き込み、ガスバーナのように燃焼させる方式です。
ダイニチQ&A:石油ファンヒーターはどのように燃焼するのですか?
ブンゼン式だと、火力に応じて常に安定した燃焼が出来るそうですが、その反面、構造が精密で不良灯油等を使用すると、内部に汚れが溜まって燃焼が不安定になるそうです。
気化器を分解すると、針先のような棒(ニードル)が出てきました。
ここで灯油を気化して燃料を噴射させて、燃焼する仕組みのようです。
ニードルの先端を見ると、カーボンの汚れがびっしりと溜まっていました。
カーボンの汚れは、ガスレンジの炎で熱して、カーボンを焼いて取り除きます。
はい、こんなに綺麗になりました!
気化器を元通りに組み立てて、燃焼室の右下に取り付けます。
他にも、灯油タンクの内部が汚れていたので、掃除しようとあちこちのネジを外しているうちに、結局全部分解してしまいました。
灯油タンクの中の汚れを取り除いて、タンク廻りに溜まっていた埃を掃除して、再度組み立てます。
ファンヒーターは比較的構造が簡単なので、ドライバー1本で分解組立が出来ます。
組み立てて、電源を入れると、スムーズに燃焼しています。
今度は点火時に白い煙も出ません、燃焼の音も静かになり、臭いも少なくなりました!
これで後2~3年は使えるでしょう。昨年リフォームしたばかりで節約中なので、まだまだ頑張ってもらわないとですね♪
※電気製品の修理は大変危険ですので、全て自己責任で注意して行ってください。