2013-05-20 02:21:08

牛渡鹿嶋神社の平三坊まつり!

テーマ:神社・郷土芸能
GW行楽シリーズ4です。ニコニコ
5月5日に、地元のかすみがうら市で、大変めずらしい祭りを見てきました!合格

かすみがうら市牛渡の鹿島神社で行われる、平三坊まつりです!音譜
ちょっと長い記事ですが、興味深い祭りなので読んでみてください。グッド!

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡04
牛渡鹿島神社

牛渡鹿島神社は、茨城県鹿嶋市にある鹿島神社の分社です。ひらめき電球

ヒツジ牛渡(うしわた)の地名は、その昔、帝の使いと共に旅してきた牛が、主人を追いかけて霞ヶ浦を泳いで渡るが、渡りきると力尽きて息絶えてしまい、牛の亡骸を葬り大きな塚(牛塚古墳)を築いたことから、牛渡という地名が付いた、という言い伝えが残されています。星
<牛渡小学校・地域自慢より>

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡02

牛渡鹿島神社に伝わる平三坊(へいさんぼう)祭りは、毎年5月5日に行われる、お田植え祭りです。目

午後3時頃に、脚絆・草鞋姿の4人が飾り立てた鞍の“お馬さん”を引き連れて神社へやってきました。馬

平三坊 [発見!!いばらき] - 茨城県
http://www.pref.ibaraki.jp/discover/festival/south/05.html

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡09

しばらくすると太鼓の合図と共に、いよいよ祭りの始まりです。クラッカー
まずは、拝殿で神官と早乙女役の女の子たちで、お祓いと御清めの儀式が行なわれます。パー

「早乙女」とは、田植の日に苗を田に植える女性のことです。おとめ座
本来は,田植に際して田の神を祭る特定の女性を指したと考えられる。音譜
<世界大百科事典より>

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡10

神事が終わると、“お馬さん”と代掻き役の青年たちが境内に入ってきて、本殿の周りを威勢良く掛けて廻ります。馬

これは、田植え前の代掻きを意味しているそうです。チューリップ紫
日本では、古くから農耕馬による代掻きが行われていたので、その様子を再現したものだと思われます。はてなマーク

大昔はどの農家にも農耕馬が居たのでしょうが、いまでは馬を飼っている農家はありません。
このお馬さんは、近くの牧場から借りてきているそうです。ひらめき電球

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡11

代掻きの儀式が終わると、顔に煤を塗った老爺の平三坊が現れます。にひひ

巨大な男根を象った、木の棒を振り回しながら、本殿の周りを3周して、観客向かって精液を撒きちらすような仕草をします。!!
この動作は種蒔きを意味するようです。

その後、孕め女のおかめが二人、弁当をもって登場すると、平三坊がおかめの股間に男根を当てて、性の営みの仕草をします。プンプン
これは、人が子を孕むことと、稲穂がはらみ豊かに実ることを結びつけた動作だと云われています。グッド!
< [発見!!いばらき] 平三坊より>

$映画と旅と洞窟のブログ-牛渡12a

地元に伝わる平三坊祭りの言い伝えによると、はてなマーク

その昔、平佐というお百姓が田植えの時に妻の臨月が迫ったので、田植えが終わるまで出産を延ばしてもらいたいとお宮に祈願したところ、田植えが終えてから無事赤ちゃんが生まれた。ビックリマーク

このお礼に奉納したのがお祭りの始まりで、「へいさんぼう」とは、平佐と女房がつまったものだそうです。ひらめき電球
<牛渡小学校・地域自慢より転載>

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡14

平三坊の出番が終了すると、神官とハレ着をまとった、早乙女役の少女が登場します。おとめ座
早乙女役の女の子は、赤い単衣にピンクの襷、日ノ丸の扇子で作った菅笠を着けています。目

「早乙女」とは、ハレの役であり、神に奉仕する神役でもあります。音譜
田植の日にはハレ着(紺の単衣に赤い襷、白い手ぬぐい、新しい菅笠)を着用するといいます。
<wikipedia[田の神]より>

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡15

拝殿前に進み出た神官が、早乙女の手を引いて、ゆっくり先導するように歩きます。あし

早乙女がゆっくりと境内を進み、また拝殿に引き返します。音譜
これは、田植えを意味しているようです。クローバー

この動作を2回繰り返すと、静かに神事は終了します。合格

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡16

平三坊まつりは、五穀豊穣と子孫繁栄を願った御田植神事ですが、他のお田植祭とは違って、この地域の文化と独自の物語を持つ、一風変わった神事です。合格

大変珍しい神事ですが、この牛渡地区だけに伝わる、小さな祭りなのでいつまで続くか不明です。あせる
後継者がいないので、平三坊役の方が引退したら消滅してしまうかもしれません。DASH!

映画と旅と洞窟のブログ-牛渡07

近年の写真ブームで、アマチュアカメラマンが大勢来ていましたが、コンクール写真のネタになるだけでは、もったいない儀式です。汗

ユーモア溢れる豊穣の儀式や地域に伝わる庶民的な文化は、ぜひ後世まで受け継いで欲しいものです。ニコニコ

平三坊 [発見!!いばらき] - 茨城県
http://www.pref.ibaraki.jp/discover/festival/south/05.html
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コメント

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6 ■Re:無題

>ヘリオスさん
コメントありがとうございます!
先日見た、映画「米」にも、この祭りが出ていました。
映画とはいえ、当時はそうとう賑わっていたようですね!

馬曳き役の方が幼なじみさんなんですね。
子供のころから何度もご覧になったとは、うらやましい限りです。
これからも、長く受け継いでほしいお祭りですね!(^^)

5 ■無題

こんばんは。

平三坊は地元の行事なのですが、自分が小中学生の頃は出店の数も今よりも多くて、もっと賑やかだった記憶があります。
(ここ数年仕事だったり、他に出かけてたりして見に行ってませんでしたが)

個人的に馬を引いている写真に、自分の知り合いや幼なじみが写っていてびっくりしました。

4 ■Re:無題

>ゆーぢさん
お久しぶりです、相変わらず忙しそうですね!w
初めて観ましたが、こんなの大らかに、性と豊穣を扱った、儀式は見た事ありません!
平三坊の一物は、豊穣と繁栄にぴったりな、お宝だと思いますよ!

こういう神事は、何も知らずにみると、はてな?ですが、意味を調べてみると、とても興味深いものですね。
地元で大切に守り続けてほしいものです!(^^)

3 ■Re:へぇ~(^o^)

>kimikimimikan(みかん)さん
前から、知っていたのですが、なかなか機会がなくて見れませんでした。。
でもとても珍しい祭りなので、今年はどうしても見たかったのです!
こちらがメイン、ひ帆引き船はおまけです。(^^;)

こんなに面白い儀式は、もっと県や自治体で宣伝するべきですが、モノがモノだけに、公的にはPRできないんですね。(汗)

ネットで調べても、まとまった解説が無いので、少し詳しく紹介してみました。
この記事で、多くの人に知ってほしいものです!(^^)

2 ■無題

お久しぶりですorz
五穀豊穣と子孫繁栄の儀式が見事に融合した祭事ですね!
こういうお祭りは地域に根付いた文化ですよねー今後も続けてほしいものですが……
世間ではこういった祭りのもつ意味が希薄に感じる方も多いでしょうが、後世まで受け継がれてほしいということ、わたしも共感いたしますです、はい^^

1 ■へぇ~(^o^)

そんな祭りがあったなんて。
牛渡小出身の同僚たくさんいるから聞いてみよう。
確かにこういう昔ながらの神事は残したいですよね。
後継者いないなんて残念だけど こうして紹介してくれる方やカメラマンが増えたら残したいと思う人も増えて後継者が名乗りをあげる♪ なんて事になればいいですね。
ふるたこさんのブログも効果あるかも(*^_^*)

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