お泊まり保育…それは幼稚園年長さんのみが、幼稚園最後の夏に体験できる、特別なイベント。
タロウは実際、父とも母とも離れて一人で寝るということは、全くはじめての経験でした。
「その日」が近づくにつれ、
「もうすぐお泊まり保育だね。一人で眠れる？ 大丈夫？」
と聞いてみると、
「大丈夫だよ！ 楽しみ！」
などと気丈に（？）言っていましたが。
実際当日、幼稚園に向かって歩いている道すがら、だんだんと不安そうな顔になっていき。
「ぼくと離れて…お母さん寂しい？」
などと聞いてきたりもしていました
幼稚園へ着いてみると、そんなかんじの、みーんな、不安半分・期待半分の顔が集まっていて…。
可愛いなぁ、なんて
私はこのまま幼稚園に潜入して、こっそりとビデオカメラでもまわしたい気分ではありましたが。
後ろ髪をひかれつつ、ハナと一緒に退場。
（そういえば、兄や姉が楽しそうに「いってきまーす」と手を振る中、「ぼくも（私も）お泊まり保育したいー！」ってグズる弟妹（在園児）が沢山いたわ…
気持ちはわかる…）その後あいにく、天気は下り坂で、雨が激しく降ったりもしたみたいでしたが…
悪天候でもめげずに、子供たちは晴れ間の隙をくぐって色々なメニューを消化できたようでした。
園庭で流しそうめんをしたり、スイカ割りをしたり、園児みんなで駅前へお買い物に行ったり、プールで泳いだり、灯籠を作ったり、どじょうすくいをしたり、カレーを作ったり、飯ごう炊爨をしたり、キャンプファイアーをしたり。
本当に盛りだくさんのメニュー
特にタロウは、飯ごうを使った体験が新鮮だったらしく…
それについても色々とありましたが、それは次の記事で。
そんな怒濤のようなスケジュールに疲れ果ててか、（多分それが作戦w）
夜もほとんどグズる子もいなく、皆ほとんどバタンキュー状態だったそうです。
さて、次の日、幼稚園にドキドキしながらお迎えに行きました。
いつものようにテンションあげあげな状態で飛び込んでくるとおもいきや、少々機嫌が悪い…
他の子も見ると、やっぱり、お母さんの顔を見て崩れる子が多かったみたいです
楽しかったとは思うのだけど、やっぱり一方で寂しくもあったのかな。
頑張ったね
先生も子供たちも、みんなおつかれさまでした！
たくさんの「はじめて」を経験して、素敵な思い出になったと思います
。。。
大きなリュックを背負って帰る後ろ姿を見ると、
なんだかちょびっと成長したような…
嬉しくもあり、寂しくもあり。
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