西城秀樹さん逝く
「情熱の嵐」「薔薇の鎖」「傷だらけのローラ」「YOUNG MAN」などの名曲を歌った、広島の星である西城秀樹さんが16日午後11時53分、急性心不全のため亡くなりました。まだ63歳でした。
高校時代にスカウトされて上京。
1972年3月に「恋する季節」でデビューしました。
郷ひろみさん、野口五郎さんとともに「新御三家」と呼ばれるトップアイドルでした。顔もスタイルも歌唱力も優れていて、運動神経も抜群、カッコいいヒデキさんでした。
テレビドラマ「寺内貫太郎一家」(74年、TBS)では小林亜星さんと親子を演じ、突き飛ばされて骨折するほどの熱演でしたが、小林さんは高齢ながらご健在、まさか若い秀樹さんが先に逝くとは意外でしょう。
ハウス食品「バーモントカレー」のCMには73年から12年間出演、「ヒデキ、感激!」のキャッチフレーズは今でも多くの人の記憶に残っているはずです。
外国曲のアレンジとなった「YOUNG MAN」では両腕を使って「Y.M.C.A.」を表現する振り付けが流行し、TBS「ザ・ベストテン」では2週連続「9999点」の満点という唯一の記録を打ち立てました。
03年に韓国でのディナーショーの後、脳梗塞を発症。言葉をうまく発音できないなどの障害に見舞われながらリハビリで復帰し「あきらめない 脳梗塞からの挑戦」を出版。しばしばステージにも立ちましたが11年に再発。右半身麻痺の後遺症と戦っていました。
拙者が西城さんをテレビで初めて見たのは45年前のNET「桂小金治アフタヌーンショー」。曲がヒットし始めた頃です。
それからはたちまち大スターになり、毎日テレビで見ない日はありませんでした。
病気さえなければと思います。つくづく残念です。合掌。
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