巨人史上未知の12連敗
2017年6月7日、巨人は西武に完封負けし、球団ワーストを更新する12連敗を喫しました。
巨人の連敗記録は長嶋監督就任1年目の1975年9月に記録した11連敗(1分け挟む)でしたが、これを不名誉に更新しました。
セ・リーグの連敗記録は1970年のヤクルトの16連敗で、プロ野球記録は1998年のロッテの18連敗(1分け挟む)。
先日8連敗の時にも書きましたが、采配もナインの動きも裏目でガタガタ。これでは勝てないと思ったが、ワーストの12連敗まで来るとは思いませんでした。
見ていると、焦っているため勝負どころで、打者は悪球に手を出して凡退、投手は甘い球がいったり、外れてボールになって墓穴を掘る結果になって、ますますドツボにはまってしまっています。
ここは開き直りドッシリ構えて基本に忠実にやらないと勝てません。
スタメンが貧弱、リリーフが頼りない、など言い出したらキリがないが、昭和50年の長嶋巨人最下位の年よりははるかにマシなメンバーです。
あの年はとにかく弱くてこれでもか、これでもかと負けました。何せ4番の王がホームラン王を逃し、エースの堀内は10勝したものの負け数の方が多かった。久しぶりに取った外人のジョンソンは三振が目立ち、長嶋、黒江、森の抜けた穴は大きく、新浦を打たれても打たれても出して顰蹙を買いました。
翌51年に優勝できたのは、張本、加藤をトレードで取って活躍、新浦が開眼、ライト、小林など勝てる投手が出てきたからでした。
やはり連敗脱出の鍵は投手でしょう。
好調時の菅野のように完封し、打線はビッグイニングを作って先行し逃げ切るしかなさそうです。競ったらまた負けるのではないかと萎縮して、その通りまた負けてしまいます。
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